交通誘導のバイトの辛い所

光る棒を振ってました アルバイトについて
・・・・
楽そうだと思って、交通誘導のバイトをしようと思っていませんか?
何故それを?!
楽そうに思えるアルバイトほど、キツくて実りが少ないものです

わたしが交通誘導のバイトを選んだのは『楽そう』・『報酬が高い』が志望動機でした。

 

しかし、そういう選び方の仕事は、実際には真逆の結果に終わります。

このバイトに直接的な興味がない人も読んでみてください。

 

後半は交通誘導のバイトを辞めて、何回かの転職をして年収1000万円(賞与は別)になっていった経緯を書いています。

 

交通誘導で変な人に遭遇して疲れたので、あまり不特定多数の人と接しない仕事を選択しました。

後半:交通誘導のバイトを辞めて

 

適職って、自分が苦手な事の反対側にあります。

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交通誘導のバイトの辛い所【楽だと思ったのに】

アルバイトの高収入という条件で探すと、交通誘導が出てきます。

そこで目についたのが交通誘導でした。

 

中でも工事現場の交通誘導の報酬が高かったので、何の疑いもなく選びました。

ただボーッと立っているだけで、楽そうに思えました。

 

交通誘導は警備会社がやっている

あれ?会社といってもかなり雰囲気が緩いんですが・・・

誘導員は警備員として分類されていて、施設警備と同じく警備会社がやっています。

日給は確か夜中1日で1万円だか1.2万円だったと思います。

 

20時~5時が定時でしたが、残業になる事もありました。

 

1ヶ月フルで出勤すれば、大卒初任給を超える計算です。

ただしこれは、皮算用に過ぎません。

 

バイト誌を読む

石油王と同じ発想をする小市民

 

交通誘導のバイト募集はたくさん掲載されており、その中で通勤しやすい会社を選びました。

 

書類審査と面接でしたが、一応は警備会社なので犯罪の有無が問われました

若かったし、特に犯罪歴もないのですんなりと採用されました。

 

当時も人手不足の業種だったので、よほど問題がない限りは採用される雰囲気です。

 

採用されてから数日間の研修があります。

入れ替わりが激しいので多めに採用していて、同期が10人くらいいました。

 

警備会社の一室で法律や誘導の仕方のビデオを見せられます。

その時に会社の事務所を通るわけなんですが、経理っぽい人や社員がだらしない雰囲気でした。

 

警備会社と聞いて、指令センターのように厳格な雰囲気を想像していました。

 

工事

 

しかし、その会社が交通誘導主体の会社のためか、部活の部室みたいな雰囲気でした

 

内心 (あれ? 会社ってこんなモノでいいの?) という感じでした。

印象的だったのが、やたら豪華な仕出し弁当です。

 

これは、研修期間の途中で来なくなる人を防ぐ為のものです。

実際に、来なくなる人がいました。

 

当時は初めて研修のあるバイトだったので、他に比較の対象がなかったわたしは、特に不満もなく研修を受けました。

 

室内での研修の後は、屋外で交通誘導の実技となります。

交通誘導に使う光る棒を持たされ、(ライトセーバーみたいだな)と喜ぶのが若いバイト誘導員あるあるです。

 

当時はリストラという言葉が日本に流行しはじめた頃でした。

実技の研修を受ける中で、父親と同年代くらいの人もいました。

 

会社と言っても、ちゃんとした大人が運営していないと緩いものになります。

交通誘導はあまりお金にならない

交通誘導のバイトは、日給で高収入の部類に入っても、月で考えるとあまりお金になりません。

工事現場は雨天で中止の所が多いです。

 

しかも、当日のギリギリまで工事が中止かわかりません。

遠い現場だと、移動をしている途中で中止と決まる事があるので、半分勤務した気分です。

 

雨が多い季節だと、収入が15万円を下回る事もありました。

誰でもすぐに覚えられる仕事なので、日給は伸びにくいです。

 

それでいて仕事の内容は、公道ということで精神性の低い人間も相手にする大変さがあります。

 

この仕事は、年齢を重ねてこれ以上のスキルアップを目指す必要がない人にオススメします。

 

低学歴でフリーターだったわたしは、不安を感じやすい性格を仕事に活かすコツを見つけて、転職に成功しました。

 

 

この仕事で生活の糧を得ている人を嘲笑する意図はありません。

ただ、収入と苦労の度合いが合わない仕事だったと思います。

 

熟練しても仕事を楽にこなせるわけでもなく、往来の車の民度に左右されます。

 

社員の質が悪い

雰囲気が緩いだけじゃなくて、職場でいじめとか社会人ですか?

その警備会社が特に低レベルだったのだと思いますが、ものすごく印象が悪かったです。

ダメな会社は色々と緩く、社内でイジメがありました。

 

オラつく若者

仕事じゃなくて部活

アルバイトが接する社員は若い者が4~5人で、その中に眼鏡をかけて小さめの人が一人。

その人がイジメられていました。

 

そんな姿を、研修中のバイト皆に見せているわけです。

研修中、彼らの上司を見る事はありませんでした

 

彼らの仕事を垣間見るとバイトに現場を割り振ったりしていましたが、ペンを手に適当な感じでやっていました。

 

人手が足りないと、社員もバイトと同じ交通誘導をします。

他に、バイトからの出勤・終了の報告も電話で受けていましたが、その対応もひどいものでした。

 

交通誘導員の仕事自体を否定しているわけではありません

彼らの仕事への姿勢が見苦しかったのです。

 

こういう、他人を落として相対的に自分の地位が上がると考える人は、絶対的な位置は変わらないので人生が向上する見込みはありません。

 

そういう人と一緒の環境に居ても、相乗効果は見込めません。

あまり環境が良くないと思ったら他の仕事に挑戦し、ダメだったらまた戻れば良いだけです。

 

経歴がなくても大丈夫な理由

 

社員が巡回で誘導の現場に来る

社員だから、業務に慣れているんだろうなぁ

工事

社員が夜中の現場に、スクーターで来ることがあります。

目的はバイトの仕事ぶりを見たり、休憩のための交代要員としてです。

 

仕事ぶりは何を見るのかというと、誘導が教育通りに行われているかです。

例えば、誘導する際の立ち位置についてです。

 

ドライバーに見えて、かつ自分の安全を守れる場所が基本です。

ドライバーに見えるように工事現場のライトと誘導棒が被らない位置に立たなければなりません。

 

ある時、それらの基本パターンに照らし合わせても、工事現場のライトと誘導棒が重なってしまう場所しかなかった事があります。

 

せいぜい、自分の身体を陰にして誘導棒を見やすくするくらいです。

スクーターで巡回に来た社員が

 

「ライトと重なってるよ」

 

と注意してスクーターを止めました。

 

私の知らない正解パターンがあるのかと思い、休憩に入って社員の仕事ぶりを観察しました。

ところが、その社員は私が立ったのと同じ場所で始めました。

 

結局は他にやりようがない事を、社員はわからなかったのです

 

経験を知識にしていれば、状況判断ができるはずですが、この社員は学習の習慣がないタイプでした。

誘導自体は、経験による技能の差が生まれにくい業務です。

継続して従事すると給料が上がる仕事とは違って、早めに給料の上限を迎えてしまいます。

 

現場の業務は、アルバイトも社員もあまり差がありません

実際の交通誘導業務

研修が終わると、実際に街で誘導業務に従事します。

路上で遭遇する人の中には、好ましくない人々もいます。

 

嫌な事はどの仕事にもあります。

嫌な経験ほど、人生で原動力になります

 

道路工事の現場

実際の道路に出るのは緊張するなぁ~

道路工事の際、道路の片側を止めるために光る棒を持って交通誘導を行います。

単純な片側交互通行の場合、誘導員二人で単純に交互に一定間隔で車を通すだけです。

 

間にT字路があったりすると三人に増えたりします。

 

止めてる自分の方の車が溜まってくると、通している側の誘導員に棒をチラチラ降って、そちらを止めてと催促をします。

 

合図された方は、合図に気が付いた事を知らせるために棒を高く掲げます。

そして車を止める動作をし、車が止まったら反対側の誘導員に棒で丸を描きます。

 

この合図を見て、止める催促をした側の誘導員は自分側の車を通します。

 

基本的には単純な作業の繰り返しです。

片方の誘導員が合図に気が付かない場合、一人で対抗の車が止まっている事を確認して、通す事がありました。

 

夜中の作業だったので、相手が寝ているんじゃないかと思った事もありました。

夜の方が日給が高かったので、私は夜の現場に入っていました。

 

20時~5時が定時でしたが、現場が早く終われば帰って良いのが日給制のメリットです。

とはいえ、早朝5時より前に終わっても電車が動いていないのですが。

 

休憩はとれたり、とれなかったりだったと思います。

残業代はもらえます。

 

夜勤からの残業の場合、朝7時とか8時になる場合があります。

そうすると通勤客のバスが遅れたりして、誘導員が文句を言われます

 

工事の段取りが悪くて時間が延びるわけですが、わかりやすい誘導員に文句がきます。

そのために配置されているようなものです。

 

こういう構図は、複雑な契約形態で儲ける通信会社とケータイショップ店員の構図にも似ています。

怒られるための要員として、配置されています。

 

客は通信会社ではなく、ショップ店員を罵倒します。

 

NHKも、一番文句を言われる、契約・受信料徴収は外部委託だったりします。

スキルがあまり身に付かず、罵倒を浴びる。

 

これも私が、「楽そう」「お金もらえそう」という基準で選択した結果です。

二択で迷ったら、困難に思える方向へ向かうのが正解です。

 

誘導員は、工事作業員の代わりに怒られるのも仕事の内です

 

交通誘導の服装

 

警備員の制服にヘルメットなど、荷物は多いです。

冬服にはジャケットの上に着る防寒着もありますが、綿がスカスカであまり暖かくなかったです。

 

電車の時には大きめのバッグが必要で、着替えは物陰で行いました。

服装で一番キツいのは安全靴です。

 

大げさに言うと、オランダの木靴みたいな感じです。

工事車両に踏まれても大丈夫なよう、靴の上部にも鉄板が入っていて、足の形が悪いのか肉に食い込みました。

 

足形が合っても、靴底が硬くて痛くなってきます。

クッションを入れていましたが、走り回るような現場が辛かったです。

 

 

交通誘導なのにドライバーから迷惑がられる

 

公共性のある工事のはずなのに、感謝されない・・・

交通誘導員は車を止めるため、ドライバーにとっては障害物のように映ります。

無機質の信号にとめられるのさえ煩わしいと感じるのに、人間に止められるとなおさらです。

 

クラクションを鳴らされたり、罵声を浴びせられる事もあります。

 

では、雇い主である工事現場側はどうか。

工事の際、誘導員をつける事が義務付けられています。

 

誘導員が居なくても構わないと思われる場所でも、行政によって決められているのでつけなければなりません。

 

ごく稀に、工事の段取りが悪い時に、八つ当たりで誘導員への当たりが強い監督がいる事があります。

作業員の中には、誘導員をカカシのように思っている人もいるでしょう。

 

実際、田舎の方では誘導員の代わりに交互通行用の仮説信号が設置されていたりします。

工事会社と警備会社の上の方がつながりがあっても、作業員にとっては誘導員はどれも一緒です。

 

車に乗る人にとっては、工事は障害物扱いです

底辺の意味を知る

深夜の道路には、社会からあぶれた人が結構いますね

 

夜中の誘導では、底辺と遭遇する事があります。

私が定義する底辺とは、収入が少ないという事ではありません。

 

収入や自分の能力に不満を持ち、その不満を他人にぶつけて紛らわせる者の事です。

 

そういうのに多いのが、型落ちの車にパーツを取り付けたものや、軽自動車を黒く塗りかえパーツをつけたものでした。

 

少ない収入に反し、人一倍の自己顕示欲が車に出ています。

誘導員を罵倒する事で、相対的に自分の地位が高いと思いたい人たちです。

 

 

当時の私も低収入だったので、一般的な定義では底辺の部類です。

だからこそ偏見などではなく、彼らの事を分類できます。

 

こういう経験が、底辺の彼らより弱い立場には、二度となるまいという、人生の原動力になりました。

 

嫌な経験は、糧にしなければもったいないです。

嫌な事ほど教えがつまっているので、よく観察してみてください。

 

嫌な人と遭遇しても、そのストレスを原動力に人生を向上させましょう

 

 

交通誘導が主体の警備会社

施設警備が主体の会社と交通誘導が主体の会社は、雰囲気が異なります。

交通誘導が主体の会社は、建設会社の孫請け事業所といった雰囲気です。

 

わたしがバイトした会社は交通誘導が主体で、施設警備は全くありませんでした。

施設警備主体と交通誘導主体の会社は、別物と考えた方が良いです。

 

交通誘導以外の仕事もある

交通誘導以外では、交通量調査がありました。

夜中に12時間くらい、道端に放置されます。

 

パイプ椅子に座って、カウンターで自動車の数を数えます。

 

禅をしているみたいに頭を空にしないと苦痛ですが、車が通ったらカチッとカウントしないとなのでボンヤリできません。

 

若い内は経験を糧にしないと人生の後半でキツくなりますが、このバイトは時間の経過を待つだけの仕事でした。

 

祭り前夜の夜間警備

祭りの準備がされた公園に、翌朝まで放置されます。

発電機と照明灯の下のテントに、2人でパイプ椅子に座って警備をします。

決まった時間に一人で公園内を巡回します。

 

いつもの交通誘導よりは楽ですが、時間の経過を待つのは苦痛です。

後は警備会社の名を冠しているので、会社の地元の商店街が勘違いして発注してきた、防犯運動の冊子配りもありました。

 

いつもは交通誘導のヘルメットしかしていなかったので、この時はじめて、会社に帽子があるのを知りました。

 

交通誘導のバイトを辞めて

いくつかの転職を繰り返して、ITベンチャーが自分に合っている事に気がつきました。

適職だと仕事の経験が自分に蓄積され、それを上手に組み合わせる事ができます。

 

30代で年収1,000万円に到達できたのは、時間経過を待つ仕事に見切りをつけたためです。

 

方向性を変えて、更に一つ上にステップアップするには勉強が必要です。

学校の勉強が得意な方ではなかったですが、社会人になってからの勉強は自分でやる事を決められるので、割と簡単に感じました。

 

プログラミングは難しいと思われがちですが、わたしがやって効果があった一番簡単な言語などを下記のページにまとめました。

 

 

直接プログラミングを使わない仕事でも、論理的な思考力を養うと仕事の質が上がります。

 

交通誘導のバイトを続けていたとしたら

今になって思えば交通誘導でもノウハウを吸収し、顧客の不満を解消する視点で会社を起ち上げる道もあったと思います。

 

交通誘導の仕事をしている方は、自分がちゃんとした会社を作るという目的を持つと、モチベーションが維持できるのではないでしょうか。

 

交通誘導のバイトを経て一つ言えるのは、仕事の辛さと収入は比例しないということです。

 

辛いバイトで8000円を貰っていると、1万円もらうにはもっと辛い思いをしないといけない思いがちですが、適職を見つけると楽になって1万円を貰えるようになります。

 

経歴に自信がなくても、気にしないで図太く仕事を探される事をオススメします。

交通誘導のバイトの経験があったら、大概の事は楽に感じます。