なぜ給料が安い仕事ほど大変なのか?

安い給料の仕事 会社の選び方
給料が高い仕事ほど大変という誤解

 

社保なしフリーターで年収200万円以下の経験と、正社員で年収が1000万円超になるまで、様々な経験をしてきました。

 

その経験から言えるのは、給料が安い仕事の方が大変でした。

 

給料が安い仕事やフリーターをしていると

『今がこんなに大変なんだから、倍の給料はどれだけ大変なんだろう?』

と思いがちです。

 

しかし実際は給料が上がるほど、大変ではなくなっていきます。

給料が安い頃の方が大変な仕事をさせられます。

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なぜ給料が安い仕事ほど大変なのか?

 

給料が安い仕事は、単価が安い仕事を大量にこなすようなものばかりなので、仕事量が多いので大変です。

 

こういう仕事を組み立てる上司なり社長が、人力で大量にこなすような仕事の仕方しか知りません。

キャパオーバー気味に仕事を回すので、定期的にミスが起こります。

 

内向型の人はミスを気にして次に発生しないよう心を砕くので、こういう仕事に就いていると疲れます。

 

こういう仕事は3歩あるいたら忘れるくらいの人が向いている仕事です。

 

給料が安い仕事は客層も悪い

 

単価が安い仕事は客層が悪いので、応対がとても大変です。

 

物の値段はフィルターのような機能があり、高いほど変な人を寄せ付けません。

 

変な人がクレーマートラブルを起こすのは、コンビニや安い衣料品店などです。

誰でも行けるお店には、欲求不満を抱いた人でも入りやすいので、遭遇率が高いです。

 

彼らはどこかで自分の不満を解消する場を探しています。

 

だからすぐに他人に土下座や謝罪を要求します。

 

 

安い居酒屋でゴネる客

 

ハローワーク経由で入った会社で働いていた頃、職場の忘年会で安い居酒屋を使いました。

 

ある男性社員に間違ったオーダーが届き、店員はセットのライスも一緒に下げました。

 

改めてオーダーが届きましたが、セットのライスが冷たいだとかクレームを言って、新しい物を持ってこさせました。

 

会計の時にその社員が店員とライスの件で話をしていて

 

「〇△× 気分が悪りぃだろ ;:@/」

 

ゴチャゴチャ言って、全体の会計を3000円くらい負けさせていました。

他の社員も宥めるのではなく、『得した』みたいなリアクションでした。

 

たかが3000円のために、ここまで浅ましいことができる人も居ます。

 

日本は安い客も平等に扱うので、仕事が大変

 

経験上、安い客は質の悪い人間が多いです。

 

性格も悪いですが仕事の質も低く、相手にすると時間と労力を消耗します。

 

日本ではクレームにしても、300円の客と3万円の客に平等に応対します。

皆がちゃんとした人なら正しい対応ですが、実際は悪質な人間を増長させてしまっています。

 

アメリカのIT企業は、利用額が安い相手には最小限の労力しかかけません。

何らかのトラブルがあっても問い合わせフォームしかなく、どこかの国にあるサポートセンターに内容が送られます。

 

そこからの返信で大抵の問題は

『これが最終回答です』

と言って打ち切ります。

 

利用額が数千万円レベルになって、ようやく日本法人の担当がつくといった合理的な手法です。

 

仕事で取引額の少ない会社を切った結果

 

前任者の下に就いている時に、取引額が少ない会社とも取引があり、かなりの会社の数にのぼりました。

 

それぞれの会社とやり取りをしなければならず、非常に時間がかかりました。

無駄に忙しくしているようにしか見えませんでした。

 

同じ商品でも、ある会社から買えば安くなるという理由で、取引先が分散していました。

自分の裁量で仕事ができるようになって、多少高くても他の会社から買うようにして、取引先を集約しました。

 

その結果、全体の取引が増えて粗利も数倍に増やせました。

 

 

給料が安い仕事は搾取の構造

 

フリーター時代に休日の会社の照明器具の清掃をした事があります。

 

バイト先は孫請けとかそれより下の感じで、現場には元請けの社員が一人来ていました。

この社員は作業を一切しないで、ずっとソファで座ったままでした。

 

給料が安い仕事は、まるでピラミッドの建設現場でありそうな構図が未だに続いています。

こういう程度が低い人間がいるのも、給料が安い仕事がつらい要因です。

 

給料が上がるにつれて、上の人間は実務をする人たちがやりやすい環境を作り、仕事全体の効率を上げようとします。

 

ダンボールで寝るって、共通なの?

 

運送会社の物流センターで夜中バイトをした時、休憩で床にダンボールを敷いて寝ました。

 

休憩所みたいなものはなく、学校の床に似た材質の所で寝ます。

 

他の人の話でも、ダンボールで寝る話が出てきます。

親会社や先輩が車の中で寝るのに、他は寒い場所でダンボールで寝るのですが、寒くて眠れないのだと。

 

上の人が下の人を虐げるのは、余裕がない職場だからではありません。

こういう職場では上の人のレベルも低いため、全体にとって最適な事を考えられる人がいないのです。

 

 

安くて大変な仕事は、次への行動の原動力になる

 

給料が安い上に屈辱的な事が多い仕事は、働いている人が一段上に登る時の原動力になるために存在しています。

 

ひどい仕事に就いていると、自尊心や自己評価が低いマインドになっているので、

『転職してもどうせ上手くいかない』

と考えてしまいがちです。

 

実際は努力の末の転職で道が開けます。

自分の半生を振り返ると、適性が見えてきます。

 

何度も採用で落ちても、途中経過だと思えば希望が持てて、自信を持ち続けられます。

今の仕事に理不尽さを感じていたら、それを原動力に一段上にあがってください。

 

フリーターの時の方が大変

 

給料が安い会社は変な人が多いから大変

 

給料が安い会社は、変な人ばかりになっていく構造があります。

 

仕事の選択肢がある人は、給料を比較して他へ移っていきますが、変な人は給料が安い会社にしか入れず、他で採用されないので辞める事もありません。

 

どんどん変な人の濃度が強くなっていきます。

 

わたしも低レベルな会社にしか入れなかった時は、変な人に絡まれました。

例えば和ませようと気を使った事を言っても、性格がひねくれていて嫌な返ししかできない人がいました。

 

その人が口を開くと、こちらのバイタリティはかなり削られます。

こういう対人ストレスって、毎日積み重なっていくものです。

 

他人は変えられない

 

人格が固まった大人は変わらないので、変な人の問題は続きます。

 

少なくともわたしの場合は、対人ストレスはどちらかが会社を去らない限り、解決しませんでした。

いつもわたしが辞める事で、ストレスから解放されてきました。

 

もしも嫌な人がいたら、

 

『自分はこんな人たちのレベルとは違う』

と強く思う事です。

 

その気持ちをもって就活をすると、一段上の会社に移る原動力になります。

給料が上がるにつれて、生き物の生息域が違うかのように、変な人が減っていきました。

 

給料が上がることより、嫌な人が減った事が何よりもうれしかったです。