人間関係がめんどうくさい会社は、お金の流れがよどんだ会社です。
経済活動が停滞している会社・部署なので、その分のエネルギーが内に向かって人間関係がめんどうくさいものになります。
密度が濃くなった人間関係で、合わないと感じるのは人のレベルが違うからです。
あなたが一段上に行ったから、低レベルな人間関係が耐え難くなってくるのです。
人間関係に悩む時間を浪費する代わりに自分を高めて、それを給与として評価してくれる会社への転職を考えるキッカケになります。
職場でうまれる不満のストレスは、次への行動の原動力にしないともったいないです。
わたしは年収150万円~1000万円の職場まで経験しましたが、嫌な人と遭遇したのは圧倒的に収入が低い職場でした。
人間関係が嫌だと思ったら、感情がその場にいてはいけないと教えてくれているのかも知れません。
人間関係がめんどうなのは、レベルが合わないから
人間関係がめんどうくさいと感じるのは、あなたのレベルと周囲が合わないからです。
仕事をする場所に嫁姑のような感情的な関係を持ち込む人は、レベルが低い人です。
同じレベルなら陰口のたたき合いとかに没頭できるかも知れませんが、レベルが違うとめんどうとしか思いません。
レベルが上がったら、一つ上の会社に移る事をオススメします。
動物の生息域が異なるように、収入によって職場の人の質は変わってきます。
偏差値の低い学校が荒れているのと同じ理由で、給料の安い会社は荒れています。
能力の評価ができない会社は人間関係がめんどうくさい
飲み会に参加するとコミュニケーション能力があるとか、どこの村の集会の常識を持ってきているのかと思ってしまいます。
能力は仕事の端々や、日々の行動に点となってあらわれ、それらの点をつなげば人物の能力が浮き彫りになります。
例えばコミュニケーション能力について、飲み会に参加しても日々の仕事のメールが自分本位で、受け手が意味不明なら能力がないと判断できます。
端的な能力の評価が出来ない会社は、べったりとした人間関係で加点を競うので、能力のある人から辞めていきます。
お金の流れがよどんだ会社は人間関係が悪い
フリーター時代に覗いた会社で、省庁の天下り施設を2つ見た事があります。
仕事は割り振られるようにして与えられ、職員はそれをこなすだけなのでお金を稼ぐという雰囲気ではないです。
そうなると職員たちの意識は内部に向けられ、人間関係が濃厚になっていきます。
職場で赤の他人が密度の濃い関係になると、めんどうくさい事しか起こりません。
ただ、非営利団体は濃い人間関係ありきで考えないといけないのかも知れません。
普通の会社のように、上を目指すという行動がない組織でも存続できるというのは、それ自体が会社の特典になっています。
その代償として人間関係がめんどうくさいのです。
この辺りが転職をするか思いとどまるか悩むところです。
単に給料が安くて人間関係が悪いだけの会社だったら、いつ脱出をするのか考えるだけです。
内向的な人は人間関係に疲れやすい
外交的な人の休憩は他人と一緒にいる事で回復しますが、内向的な人は一人で静かな方が回復します。
休憩時間に皆でワイワイとお茶を飲んだりというのは、非常に疲れます。
外交的な人たちは休憩でワイワイとするのが正しい事だと信じているので、異質な人を受け入れません。
それだけならいいのですが、排除しようします。
みんなでお茶会が必要な会社は、仕事の面でもアナログです。
アナログな会社は、あまり内向的な人に向いていません。
他人に遠慮しても、相手が同じように配慮してくれるとは限らない
人間関係では基本的に自分が遠慮していれば上手くいくと思いがちです。
こちらが遠慮すればあちらも遠慮して、譲り合いでうまくいくと。
しかしそれは、双方が同じような意識を持っている場合に限ります。
低俗な人は、あなたが譲歩したらその分を土足で踏み込んできます。
話し合いをしようが低俗な人は変わりようがなく、レベルが高い方が立ち去った方が得策です。
レベルが低い人はそこにしか居場所がないため、絶対に動きません。
人間関係で辞める時に復讐はしない
嫌がらせを受けて、状況が改善するなら会社に言った方がいいですが、辞める時に言うのはお勧めしません。
一時はスッキリしますが、それだけで終わってしまいます。
うっぷんというのはもの凄く強いエネルギーがあり、それを新たな仕事に活用して、収入に換えた方が得です。
嫌がらせをする人というのは、自分の満たされない気持ちを他人にも味合わせる事を目的にしています。
その負のエネルギーを使って、あなたが潤う事が最大の復讐になります。