貧乏から抜け出す方法

お金の不安をなくす

わたしは社保ナシ(昔は合法)で手取り15万以下のバイト生活をしたり、無職の期間が年単位であったので20代は貧乏でした。

 

貯金であと1ヵ月しか暮らせないところまできて次の就職が決まるなど、綱渡りが続きました。

 

その状態から貧乏と縁を切って、転職を繰り返して30代に入ってからは給料の半分以上を貯金に回せるようになりました。

その資産で早期リタイアをして、お金の心配なくこのブログを書いています。 ⇒ 経歴

 

将来ホームレスかもと思っていたわたしが、貧乏から抜け出せた方法を書いていきたいと思います。

多分、誰でも出来ると思います。

 

貧乏から抜け出す最初の一歩

 

まず貧乏から抜け出すには、それまでの思い込みを捨てる事です。

 

 

例えばわたしはフリーターの頃、資格さえ取れば楽に就職できると思っていました。

しかし時間をかけて勉強して情報処理の資格を受けましたが、サッパリでした。

 

一瞬途方にくれましたがすぐに頭を切り替えて、一回の挑戦で諦めました。

自分の頭では多岐にわたる資格の試験範囲は覚えられないので、興味のある実技に力を入れました。

 

実務ではいかに業務をシステム化するかという設計が重要で、それを見せるため面接にノートPCを持ち込んでプログラムをガシガシ動かして採用されました。

 

『資格がなければ就職できない』

という間違った認識を捨て、自分の得意な方法でアピールしました。

 

プログラムは難しいように思えて、エクセルがあれば簡単に動かせます。

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貧乏になるルールに従わない

 

わたしが貧乏だった頃、誰でも採用されるバイトでしか働けないと思っていました。

自分が豊かになるルールは信じない割りに、貧乏になるルールにはすぐに従ってしまいがちです。

 

この不幸を選ぶ脳のスイッチを変える事で、行動も変わっていきます。

 

 

『自分はお金をもらうに値する』

という考えを刷り込むことで、行動が伴ってきてお金が入ってくるようになります。

 

お金をもらってもいいんだと思えるようになってから、転職で選ぶ会社が変わりました。

結局、貧乏くじを引いていたのは自分の意識からでした。

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資格ではなく自分を見せる

 

資格が取得できるならそれに越したことはないですが、膨大な勉強時間と年に二回しかない試験にこだわるのをやめました。

 

それに資格を取っても就職できるとは限りません。

だから勉強の中で興味が持てたプログラミングを中心に、面接でパソコンを使って能力を見せました。

 

資格は能力の証明書ですが、能力そのものを見せれば資格よりも説得力があります。

学校の試験と違って就活は、自分に不利なルールをコッソリと無視する事ができます。

 

貧乏な思考から抜ける

貧乏な思考というのは、生きている内に刷り込まれていきます。

 

わたしの頃はネット掲示板に

『就職氷河期だから何をやってもダメ』

という感じの投稿が多かったですが、一切無視しました。

 

自分が貧乏になる考えを受け入れても、良い事は一つもありません。

 

 

貧乏に染まらない

 

貧乏に染まらないのは簡単で、貧乏な人が言ってることや行動を見て反面教師にする事です。

 

例えば

『社会のせいで貧しい』

と言っている人は、わたしが社会人になった頃からいましたが、言い続けて豊かになった人を知りません。

 

上手くいかない時は社会にツバでも吐きたくなるものですが、これをこらえるか否かで人生が変わります。

 

貧乏くささを消す

 

就活で貧乏くささが漂っていると、安っぽく見られてしまうので採用の確率が下がります。

 

タイタニックという映画でディカプリオは、売れない画家だけど自信があって、借りたタキシードを着ただけで見違えました。

 

これと同じで頭の中だけは自分が貧乏と思わず、収入が少ない事も一時的なものと思い込むことが有効です。

わたしは就活の時にプログラムのデモを披露しましたが、今思うと大したプログラムではなかったと思います。

 

しかし自信に溢れた態度だったので、実際より良く見えたのでしょう。

堂々としていたので無職期間を作家志望だったと言っても、信じてもらえたようです。

 

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成功した人の話に触れる

 

わたしが無職時代に読んだ本の1ジャンルが、何かを成し遂げた人たちの話でした。

 

彼らにもさえない時期があって、その時に腐らずに行動した人が成功するという共通項がありました。

本が面倒なら漫画の『栄光なき天才たち』をオススメします。

 

栄光なき天才たち 伊藤智義・森田信吾著

 

逆に転職の失敗談は読まない方がいいかなと思います。

昔はわたしも読んでいましたが、どうしても失敗の方に思考が引きずられてしまって建設的な努力が出来ませんでした。

 

貧乏を無視する

 

貧乏を自分の意識から遠ざけます。

 

 

憎むと強く意識する事になってしまうので、貧乏は自分とは無縁だとして無視をします。

精神論はくだらないと思うかもしれませんが、全ての選択には本人の精神が関わっています。

 

もしわたしが『無職期間があるから就職できない』と考えていたら、今頃はニートで日本を呪う日々を過ごしていたでしょう。

 

自分の価値を上げる

 

わたしは貧乏から脱出する時に、自分の価値を上げるために体を仕上げました。

 

何はなくとも体の線がよくなってくると、理屈抜きに自信がみなぎってきます。

その上で読書や勉強をすると、自分が有能な人材に思えてきます。

 

それら建設的な努力を続けて一定のラインに達すると、一気に変化が訪れます。

その手前あたりがくじけやすく、そうなるとネガティブな方向にエネルギーが向かいます。

これはSNSである有名人のポジティブな発言に噛みついた人の投稿です。

 

 

こういう方向にエネルギーを注いで、心身が豊かになった人はいません。

誰かを憎むために生きるのは、どういう経済状態でも辛いのではないでしょうか。

 

高額の報酬を受け取って悟りましたが、金額が少なくとも心的な部分で満たされる仕事もまた豊かと言えます。

 

 

失敗しても負け癖をつけない方法

貧乏から抜け出す時には、地球の成層圏みたいに抵抗を強く感じる場面があります。

その一つが不採用通知をもらう日々です。

 

こんな面接官に落とされたことも

 

この時に原因を究明する作業をすれば失敗のルートを一つ潰したことになり、負け癖がつかずに済みます。

ネガティブな出来事をポジティブに変換する事ができるようになれば、後は自然と貧乏から抜け出せていきます。

 

書類や面接での失敗から改善したポイントを他のカテゴリに書いているので、よければ色々と読んでみてください。

全て自分で実験して効果があった方法です。

 

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貯金には慣れが必要で、最初のうちはなかなか貯まりません。

わたしが最も大変だった貯金額は100万円の壁で、超えたと思っては何度も引きずり戻されるということが続きました。

 

こういう時に100万円でこれだけ大変なら、もっと貯めるのは無理かもしれないと思ってしまいがちです。

しかしお金は焦ると逃げる習性があるので、目標額のことだけを思い浮かべて貯金を続けてください。

 

わたしは目標を達成するごとに新しい額を目標にして、その繰り返しで余裕を持って早期リタイアできる額を貯めました。

お金は一定以上貯めると、お金がお金を呼んで減りにくくなります。

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わたしの能力レベル

貧乏から脱出するには才能が必要と思われるかも知れません。

 

しかしわたしのレベルはフリーターの頃セブンイレブンのシステムを勉強し、店舗で経験したいと思いましたが接客業務が複雑に見えてバイトするのを諦めたというレベルです。

 

それでも自分が有利になるフィールドを探し続けて、収入を得る事ができました。

途中で腐らなければ、皆さんにも有利な場所がきっと見つかると思います。