わたしは年収200万円以下のフリーターから、最高2,500万円の役員(大企業40代の平均が約600万円時)で社会人を上がったので、人生が変わった方だと思います。
貧しい人生の転換点は20代で、その頃に最初にやったことを思い起こすと、新聞・テレビの悲観的な報道を無視したのが大きかったです。
前向きな情報ばかりを取り込むようにしたら、自分には価値があると思えるなりました。
その気持ちで社会人生活を送ると、独学や仕事で本当に価値が高まっていき、収入がついてきました。
貧乏の原因は
『自分には価値がなく、お金をもらうには値しない』
と、自分で思ってしまうことです。
それを変える方法を書いていきます。
人生を変えるなら、成功した人を参考にする
料理をする時に参考にするのは下手な人の失敗談ではなく、料理上手な人のやり方ではないでしょうか。
それなのに人生に関しては悲観的な情報を集めてしまいがちです。
これは自分の漠然とした不安感を、形としてハッキリ見たい心理からです。
しかし失敗ばかりを見ることで、自分の意識に癖がついてしまいます。
こういう情報を集めている内は、人生を変えるキッカケが訪れても気が付かずにスルーしてしまいます。

成功談を取り入れる
わたしが貧乏だった頃、ブックオフの100円コーナーで買い漁っていたのは、発明家や事業家など成功した人の本が多かったです。
彼らはトラブルに遭っても、それを後の成功につなげる考えが共通していました。
こういう考えに触れ続けたおかげで、わたしは例え連敗が続いたとしても、成功に近づいていると考えられるようになりました。
成功することを意識してからも就職などで失敗しましたが、成功するまで10連敗もしなかったと思います。
けど50連敗くらいしても、人生を変える前向きな気持ちは折れなかったと思います。
他人を羨まなくなった
自分に価値があると思うようになってからは、他人を羨むような事はなくなりました。
羨む感情って、それが自分には起こらないと思っているからではないでしょうか?
わたしは収入が少なくても豊かな気分でいたので、特に誰かを羨むことはありませんでした。
30代で年収が1000万円の大台に乗った時(35歳の大企業平均が約500万円の頃)、特に感動や驚きはありませんでした。
その前から豊かな気持ちだったので、『キリが良くなった』くらいの感じでした。
他人を妬むのはもっと悪く、自分が富むのを否定する事になってしまいます。

正解のルートは自分の中から浮かぶ
昔の偉人などの本を読んでいると、彼らを身近に感じて自分も価値ある人物であるような錯覚をしました。
そうすると人生の歩みでも、正解のルートに導かれるように進むことができました。
例えば昔はIT系はオタクの仕事という感じで、誰も
『IT業種が今後は発展するので、そちらに就職するのもアリ』
なんて言っていませんでした。
広告の世界でもザコ扱いでしたが、わたしはネット広告に進みました。

雑誌裏の開運グッズの広告業も、初任給が高かったので一瞬迷いましたが、ネットに進みました。
こういう分かれ道の選択で安易にお金に飛びつかなかったのは、成功者たちの価値観がしみついていたからです。
その後、ネット広告は右肩上がりでテレビ広告を抜くまでになり、わたしの年収も相当上がりました。
ITはわたしにとって最適解でしたが、皆さんには別のルートが正解かもしれません。
いずれにせよ自分には価値があるという気持ちでいなければ、人生は良い方向に向かっていきません。
マスコミは不幸な人生の暗示をかける
悲観的な情報の方が耳目を集めやすいので、マスコミは悲観的なものばかり流します。
例えば就職氷河期の頃に情報収集のため夜の報道番組を観ると、就活で採用されない人ばかり特集されていました。
こんな情報を浴び続けて就活したら、2~3社落ちただけで
「ああ、やっぱり氷河期だから採用されない」
と諦めてしまいます。
やっぱりダメだというのを確認するために、就活するようなものです。
わたしは新卒の時には最初から諦めて、逃亡してしまいました。

ニュースは客観的な事実だけを拾って、解説は一切無視するのが正しい使い方です。
不景気と言い続ける
わたしが社会に出てから、新聞・テレビは不景気と言い続けています。
しかしわたしは悪い暗示を無視していたら、転職に大して苦労しなかったし、給料もバンバン上がりました。
新聞とテレビは右肩下がりですが、社会全体が沈んでいるわけではありません。
沈んでいく人たちは、呪いの言葉を吐きながら周りを道連れにしようとするものです。
地縛霊みたいなものです。
わたしが参考にしたのは、いかなる状況でも人生を好転させられる人たちでした。

失われた20年のウソ
平成バブル崩壊後、失われた20年(最近30年に延びてました)と言われていました。
これって株で財産を失った人が、自分の資産が回復しないから『失われた20年』とか騒いでいるだけです。
わたしはこの間に資産を築いたし、株でも8年で800万円の利益を上げました。
今は売買益より配当目当てで長期保有していて、株価が下がっても破産しない配分でやっています。
バブルで資産を失った人は、借金をして株でもやっていたのでしょう。
わたしは大して株は得意ではないですが、ほどほどに利益があがりました。

政治で人生は変わらない
わたしの親は、ある『庶民の味方の党』の選挙運動とかに参加をしています。
子供のころから数十年観察していますが、無料の運動員として党に都合よくつかわれているだけで、
生活が向上するようなことはありませんでした。
それでも本人は何かをやったような気になるので、新興宗教みたいなものだと思っています。
この反動か、わたしは一度も投票に行ったことがありません。
不満を持って生きている人に、
『政治さえ変わればあなたの人生は変わる』
みたいな暗示をかけるのは、インチキ霊媒師の手口です。
わたしは政治に自分の人生の向上を期待するのではなく、独学や仕事でひたすら自分の価値を高めました。
政治に参加しないと社会のことを考えていないと言われがちですが、わたしの赤十字や育英会への寄付金は累計で3桁を超えています。
寄付することで、自分は富むに足る人間だと思えました。

失敗談を聞いても人生は変わらない
オールドメディアが創作した架空の人物か知りませんが、新聞系のメディアにはやたらと失敗した人が出てきます。
それで大体は
『政治が悪い』
という結論になります。
『あなたもいつ、こうなるかわかりません』
と不安を煽って、読者を獲得する手口です。
こういうのを信じて自滅しない限り、大丈夫です。

ウソくさい転落人生
最近見たニュースメディアの記事で、ウソくさい転落話がありました。
年収1千万円代だったという50代の男性が、所持金600円にまでなった話です。
営業成績1位だったものの、40代後半で心がブツッと切れたとかで会社を辞めたそうです。
傷病手当がもらえそうなのにもらわず、失業手当は手続きが苦痛とかで申請してないのだとか。
冷たい会社だとしても、営利で考えて営業成績1位の人間に何もケアしないのは不自然です。
失業手当の書類手続きができない状態の割に、知り合いに会って750万円を貸して、お金が無くなったというのが不可解です。
真っ当な仕事でコツコツ年収1千万円にするには、相応の能力が必要です。
ですがこの人物はビンゴ大会で、たまたま1千万円が当たったかのように、能力の裏付けが感じられません。
例え本当の話だとしても、ここまでの転落は誰にでも起こるようなものではありません。
人生を変えた方法
1.高い年収をもらっている気分になる(自分には価値がある)
2.寝る前にウソでもいいから幸福感を味わう
3.目の前の仕事に注力する
2の『ウソでもいいから幸福感を』というのは、例えば作り笑顔をするだけでも構いません。
脳というのは顔が笑顔だと楽しい気分だと思って、脳に幸福ホルモンが分泌されます。
それを習慣にしていると、細かな選択肢でも幸福になれる方を選べるようになります。
わたしが独身で不幸そうに思われる方がいるかもしれませんが、わたしは自分らしい人生を送る方が合っているので、独身を選択しました。

3の『目の前の仕事に注力』というのは、割とおろそかにされがちだからです。
コツコツと1日1日の積み重ねが10年後になるので、小さい事でもおろそかにしない事が肝要です。
そうやって築いた土台は、マスコミが紹介する転落人生みたいに簡単に崩れることはありません。
わたしの人生が変わった方法は、少なくとも経済的な面では効果があったので、読んでいる方の参考になれば幸いです。