給料が安い会社の特徴は、離婚率の高さ

会社の選び方

 

人生に二周目はないので、給料が安い会社の特徴をわたしが知っていても、意味はありません。

 

わたしの経験を、読んでいる方に活かしてもらうために書きます。

給料が安い会社の特徴は、離婚率が異常に高いことでした。

 

世の中の離婚率が3割ちょっとの時代に、8割近い離婚率でした。

お金がないから離婚するのではなく、人間性の問題でした。

給料が安い会社に入ったら、離婚者ばかりだった

 

離婚は一定の確率で起こるものですが、それが極端に高い場合は会社に偏りがあるという事です。

 

わたしがハロワ経由で入った会社では、結婚した10人中7人が離婚・別居中でした。

わたしはそんな会社で起こる毎日の事を、異常だと思っていませんでした。

 

給料が安いのに、たまに飲み会でカニが出てくるという、いびつな会社でした。

給料が安い会社では、カニが通貨なのでしょうか?

 

 

離婚率が高い理由

 

結婚というのは権利関係が発生する、契約のようなものです。

 

しかしその会社では、契約の観念が低い人ばかりでした。

問題が起こるとウソで乗り切ろうとしたり、外回りに空白の時間があったりしました。

 

結婚も軽い

 

結婚というと家族を養ってとか、家の確保など、責任を考えた上で行うものです。

 

しかし給料が安い会社の人達は、

 

『ドライブスルーで結婚しちゃう』

くらいの軽いノリで結婚するので、すぐに離婚してしまいます。

 

どこかに子供がいる

 

離婚をした男性社員たちは、子供がどこかにいると言います。

 

これ、野良猫の話じゃなくて、人間の子供の話です。

野良猫のオスってメス猫をはらませると、またどこかに行ってしまいますが、それと同じ生態です。

 

あまり働かない

 

基本的に、一日をどうサボって乗り切るかを考える人たちなので、結婚して相手の生活費で暮らせるなら、働かなくなります。

 

先輩社員は、給料日前になると質屋に時計を入れていました。

これ、昭和じゃなくて平成の話です。

 

だから収入に似合わず、ブランド物の時計をつけていたりしました。

一時、良い時があるとブランドを買ってしまうのって、彼らなりの生きる知恵でしょうか?

 

 

給料が安い会社と離婚率が相関するワケ

 

よく言われる

『給料が安いとお金でイガみ合うから、離婚をしやすい』

 

というのは、表面的な見方です。

 

・契約観念が低い
・無責任
・不勉強

 

という性質があり、その結果として給料が安い会社にしか居場所がありません。

 

お金を借りちゃうから離婚する

 

給料日までのお金の管理ができない人達ばかりなので、借金をします。

 

それが普通の光景ですが、中には金融関係者が会社まできて、本人に会おうとします。

何も言わずに知らない人が、会社の中に入ってきます。

 

結婚したら、こんなことが日常的に起こるので、嫌になって離婚します。

勉強するところを見たことがない

 

『おっ、教養あるな』

 

というレベルが、スポーツ新聞を読む人です。

彼らのノリがすごくよくて陽気なのは、何も知識が溜まっていないからです。

 

反射神経だけで受け答えをして、生きているようです。

その場しのぎの繰り返しで人生を進めているので、10年経っても変わりません。

 

劣化する分、生活は苦しくなるので、建設的な結婚生活など送れません。

 

給料が安い会社の二次会は・・・

 

飲み会は、二次会まであります。

 

彼らは努力をしないので、単体だと非力な事を知っています。

そのために、一人になる時間を減らそうとします。

 

決起会か何か忘れましたが、何かの会があると、必ず二次会もありました。

 

水商売の店

 

一次会から帰る道の途中で、先輩社員が客引きの男と交渉して、一人いくらという料金にさせます。

 

それで喜んで店に入っていきます。

相手は商売で話すわけで、その時点で冷めます。

 

ですが先輩らは、お祭りのくじ引きをやるかのように、心底うかれます。

たまに、良い目に合う事もあるのでしょう。

 

目の色を変えて、水商売の店に入っていきます。

生活力がないのに、自分の種を残そうと言う本能は、すごく強い人達でした。

 

生存戦略が違う

 

進化心理学の本で読みましたが、ヤンキー系の結婚・出産・離婚が速いのは、タイプによるものだそうです。

 

人を乗り物として考えている遺伝子は、次の代の人間に乗り換えていくため、最適な生存戦略をとろうとします。

 

遺伝子の判断で長期的な戦略だと不利になる男女は、腕力や外見的魅力が優れた若いうちに、結婚するよう仕向けられます。

 

そうやって遺伝子を繋いできたタイプです。

 

パチンコも常識

 

パチンコの店が儲かるのは、客が損をするからです。

 

ですが水商売の構図と同じく、たまに当たる事に先輩社員らは目の色を変えます。

こういう習性があるから、仕事みたいに堅実に成果を上げる事を嫌うのです。

 

彼らから得たプラスの影響って、たぶん無いです。

いたずらに他人と一緒にいても、自分の糧にはなりません。

 

ストレスを溜めないから、給料が安い

 

不誠実な上に、非論理的な思考の人が多かったので、会社は低空飛行でした。

 

それに離婚率の高さをうかがわせるのが、先輩社員たちのストレスを溜めない姿勢です。

ストレスは溜め過ぎの弊害ばかりが取りざたされますが、それは真面目な人達の問題です。

 

不真面目な人はストレスを解消しすぎて、現状を変える原動力が何もありません。

 

ダメな人が集まっても能力は低い

 

河原に石を積むとか、人海戦術の仕事でない限り、ダメな人が集まっても無意味です。

 

ドキュメンタリーでダメな家族は、しょっちゅう家族会議をする割に、解決策が浮ばないのと一緒です。

 

論理性は、人数分の足し算で増えるものではありません。

だれか論理性の高さを発揮できる人がいないと、ゾンビの集団みたいな会社にしかなりません。

 

ストレスは溜めて使う

 

家康がうっぷんを溜める事を、糧と表現している場面です。

 

宮下英樹著 センゴク権兵衛 講談社

 

内向的な人は周囲に合わせる事ができますが、自分の核は強固なので、ギャップからストレスが溜まりやすいです。

 

これを現状打破のための努力に使う事で、変な人達が多い環境から抜け脱せます。

一時的に彼らのような人と一緒の環境にいても、ストレスを溜められる人は抜け出す事ができます。

 

各種の勉強が一定量を超えると、知識が横に並びついて、急に覚醒するポイントがあります。

そこまで到達できるのが、ストレスを溜められる人です。

 

ダメな人たちと一線を画す

 

電車や街中で何かあると騒ぐ人は、ストレスを溜めないタイプです。

 

彼らはストレスを溜める袋が小さいので、その場で解消します。

我慢をすると、ストレスを溜める袋が大きくなります。

 

大食漢の胃袋が大きくなるように、溜める習慣でストレスを大量に抱えられるようになります。

それをエネルギーとして消費する事で、延々と積み重ねの行動ができます。

 

この勤勉さがある人は、ダメな環境に居たとしても10年後には大きく違っています。

わたしは、この会社の10年後には年収が5倍くらいになっていました。

 

老齢の嘱託社員

 

ある業務で老人もいましたが、元反社の外見的特徴が残っていました。

 

ちょっと濁しますが、この老人は社内で社員相手に変な仲介をしようと声をかけて回っていました。

それが全く問題にならないというのが、会社のレベルをあらわしています。

 

お年寄りが無条件に弱者・善人に扱われる時代でしたが、そんな風潮関係なく、わたしは悪党の類だと思いました。

社会の上辺だけでは見えなかった事が、この会社の経験で知る事ができました。

 

身をもって視野を広げる事が出来たのは収穫でした。

 

 

会社選びの失敗に意味を与える

 

わたしの人生では、ハロワはもう使わないです。

 

この会社以降は、民間の転職サイトを使いました。

失敗に意味を与えるのは、その後の選択です。

 

マイナスの度合いが大きいほど、学びは大きいです。