SEが稼ぐには、責任の引き取りが有効

年収アップの方法

 

SEが稼ぐには、エンジニアリング以外の部分が重要です。

 

コンピュータとは正反対の、会社内の人間心理に、楽に稼げる宝が埋まっています。

会社の無駄は主に、

 

『責任回避』

の心理で作られています。

 

この責任を引き取る事で、あなたの評価は高まります。

『責任』と言っても、ぜんぜん大した事ではありません。

 

臆病なわたしでも、機械にフォローしてもらって余裕でした。

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SEが責任を引き取る方法

 

まず責任というと、負担がかかるだけと思われますが、これは違います。

 

自分の裁量が増えるという事は、自分の自由度が上がる事です。

与えられた仕事って、無駄が多くて人生を浪費するようで、虚しくならないでしょうか?

 

自分の裁量が増えるというのは、楽しい事です。

 

『責任』はそこら中に余っている

 

非効率な仕事を観察すると、多くは責任を分散させるための儀式が多いです。

 

誰もが、自分が責任追及されないようにしています。

だから責任を拾って引き取るのは簡単です。

 

今の時代、責任から逃げ続けても、生き残る事は困難です。

自分から拾いにいって、周囲からの評価を上げた方が、生き残れるしスキルも上がります。

 

ミスの責任でクビ?

 

わたしは失敗をした事がありますが、それでクビになった事はありません。

 

あなたが経営者で、有能な人材が積極的な改革でコケたとして、クビにするでしょうか?

むしろミスがあった方が、核心的な改革をしている証になります。

織田信長が古参の家臣である、佐久間信盛を追放した理由は、佐久間が責任回避の消極的な行動をしていたからでした。

 

 

SEが責任を引き取り稼ぐ具体例

 

責任が転がっているのは、お金関係の部分です。

 

その中で請求書(こちらがお金をもらう側)の発行について考えてみましょう。

この請求書を、契約書ばりに大げさに手作りしている会社があったら、責任回避だと思ってください。

 

大抵、経理関係の人が発行業務をやっていますが、何年も方法を変えようとせず、人力でやっています。

これをSEが引き取り、システム化してしまいます。

 

どうやってシステム化する?

 

まず請求書をどうやって作っているのか、観察します。

 

営業の売買記録から、経理が手作りしているとか、売買のデータベースから引っ張り出したデータとかでしょう。

正確に請求書をつくるために、この部分をシステム化します。

 

会社ごとに販売した案件を請求書に転載するシステムは、さほど難しいものではありません。

分類って、システムが一番好む単純作業です。

 

分類は簡単ですが、売買記録が会社ごとの分類に適していないとかがあるので、そこからの対応が必要になりがちです。

 

印鑑の問題

 

請求書をプリントアウトしたら、会社の角印を押す儀式があるでしょう。

 

契約書に使う丸印と違って、角印は認印みたいな意味合いのものです。

ですが、会社設立時に丸印と角印をセットで作るので、両方揃って厳重保管されている事が多いです。

 

角印を使える人が限られているから、この押印待ちが数時間とか1日あります。

一つのタスクに間延びした時間があると、全体のリズムが狂います。

 

 

請求書をシステム化する際、印鑑をデジタル化

 

・角印は認印
・請求書に印鑑は必須ではない
・商習慣として、押印されている

 

押印作業はすでに無意味なので、デジタル化してしまいます。

 

印鑑をデジタル化する手順は、

 

白紙に押印してスキャン

欠けた部分をフォトショップで補正

 

SEでも、フォトショップのようにSEから縁遠いものを知っていると、掛け算的に自己完結力が上がります。

 

わたしのこだわわりは、手押しした時のような微妙な印鑑のカスレ感を残した事です。

請求書の受取側の人は、角印を神聖化している人もいるので、手押しに見えるカスレ感は重要です。

 

印鑑のサイズ補正

 

フォトショップで画像サイズを合わせても、印刷すると微妙にサイズが変わります。

 

なので調整しながら印刷して、手押ししたものに透かしてサイズを確認します。

上場企業で1社だけ、請求書の印鑑を照合してチェックしている会社があったので、サイズを完璧にしました。

 

 

その画像を、請求書を自動作成する時にプログラムから呼び出し、所定の位置に配置してPDFの請求書は完成です。

 

これが請求書の原本なのですが、外の会社は郵便で送られたものを欲しがるので、印刷して封筒につめて送る必要がありました。

 

システム化した部分は、自動で瞬時に終わるようにしたのに、封筒の作業の無駄は残ります。

郵便で欲しがる人は、自分の業務を突き詰めて考えた事はないと思います。

 

そういう人のおかげで、突き詰めて考える人が稼げます。

 

責任回避型の人の意見を無視する

 

『請求書は原本じゃなきゃダメだ』

 

と言っている人は、本質を考えずに責任回避だけ考えている人です。

請求書は単に、お金を受け取るだけの書類なので、いかに手間をかけずに発行するかが重要です。

 

こういう人に相談して主導権を与えると、物事は何も変わりません。

相談すると反対されるので、勝手に既成事実にする事で、正面衝突しなくて済みます。

 

やる時は親切心で

 

やる時には、会社の人達に利便性を提供するという気持ちが重要です。

 

責任回避で保身をする人がいたとしても、可哀そうだと思って嫌悪感を抱かないようにします。

ただ合理化の結果、業務を奪う事になったとしても、良心を痛める必要はありません。

 

合理化しなかったらやがて、会社ごと潰れるでしょう。

人に嫌悪感を抱かず、かつ同情もしないで、会社の強化を第一に考えると公平な行動がとれます。

 

SEで稼ぐには優しさが必須

 

基本的に性格は、遺伝と家庭環境で決まります。

 

しかし大人になってからも、毎日の習慣によってじんわりと変わります。

性格とは、脳がものごとを考える時の偏りなので、習慣で変わる事はありえます。

 

SEの仕事で論理や数字ばかり扱っていると、論理的な性格が強まります。

この偏りが、独りよがりの設計につながりやすいです。

 

相反する優しさが稼げる

 

論理性が発達すると、自分に損か得かで考えがちになります。

 

そこに優しさがあると、

 

論理性 + 共感性

で、周囲にも便利なシステムが浮びやすくなります。

 

エンジニアがプログラミングだけでなく、フォトショップも覚えると、掛け算式にパワーアップするのと同じです。

 

優しさを伸ばす方法

 

優しい気分でいる時間を、定期的に作ります。

 

優しい気分になれる映画や子猫の動画を観るなど、恰好から入っても効果があります。

優しさが無い人は一時的に稼げても、あまり長くは続かないものです。

 

SEの視点で、問題を突き詰める

 

ゼロから自分で作っていく時には、問題点を自分でピックアップし、それに対する解決策を考えます。

 

自問自答を繰り返す作業です。

今回の例の、請求書発行システムにおける印鑑の電子化では、請求書偽造が最大のリスクです。

 

責任回避型の人は、そのあたりを恐れています。

請求書とは少し違いますが日本の航空会社が、海外からのメールに騙されて、数千万円の支払いをする事件がありました。

 

視野を広げて問題解決

 

請求書を眺めているだけでは、問題は解決しません。

 

ニセの請求書が作られたとしても、法人口座は作りにくいです。

法人口座を作るには、銀行に登記簿を提出して、審査をされます。

 

相手の会社が振り込みの際に、銀行が口座名のチェックもします。

請求書以外に手間がかかる上に成功率が低いので、偽造される可能性は低いです。

 

偽造されるとしても、請求書電子化とは関係がありません。

 

レアケースを切り捨てる

 

レアケースを切り捨てる度胸が、責任を引き取る事です。

 

例えレアケースでエラーが起こっても、ダメージコントロールできれば良いわけです。

起こっていない事を想定できるのも、SEの強みです。

 

請求書の前段階で対処する

 

請求書が偽造される、前段階で防ぎます。

 

例えば営業数字と請求書を直結させるだけで、偽造の抑止力になります。

営業は毎月、営業目標を追っています。

 

その進捗管理は上司や同僚の目が入ります。

その数字と請求書に使う売買データを関連付けると、チェック作業を増やさずに不正対策になります。

 

権限はすぐにはもらえない

 

最近はネットバンクを使う会社が多いので、SEが改善できる部分は多くあります。

 

多数の支払い作業が一瞬で終わる、CSVインポートとかシステマティックにできます。

ですが、まず会社のネットバンクを触らせてもらうのが難しいでしょう。

 

各自の給料とか、残高とかを見ても大丈夫という信頼を得る必要があります。

ここでも、SE以外の共感力が役に立ちます。

 

 

信用を得る

 

わたしは細々と作ったものを、周囲に提供していました。

 

直接的に、何かの利益を得るつもりではありませんでした。

わたしが関わる人の仕事の向上が、自分にも良い事だという考えが、根底にありました。

 

共存共栄とか他者利益は、無職時代に大量に読書をして、心理に定着していたのだと思います。

結果として、それが自分の信用が上がっていく要因でした。

 

稼げる人を見ると、giveの行動が見られます。

まずは稼ぐに値する人になるという、心根が大切です。