一回諦めた後、やりたい仕事に就いた結果

会社の選び方

 

わたしは若い頃から諦めが早かったので、いろいろな事をやらずに来ました。

 

諦めの早さの度合いは、例えば初めての場所に行く経路を調べて、

 

『乗り換え1分』

しか猶予がないと、間に合わないと思って諦めるくらいです。

 

増してや就活は、自分のスペックぎりぎりの会社にしか入れない(と思っていた)ので、最初から諦めてレベルが低い会社ばかり選んでいました。

 

給料は安いし仕事はすぐに辞めてしまうし、人生が行き詰っていって、

 

『もう最後に、自分がやりたいと思う仕事に挑戦してみよう』

と思って、やりたい仕事を目指した結果、人生の道が開けました。

 

コピーライターの仕事をやりたい

 

無職の時に1度、シナリオ大賞に応募してみた事があります。

 

そんな風に何となく文章の仕事に憧れはありましたが、それよりも他の仕事が嫌な気持ちが強くて、コピーライターを目指しました。

 

ノルマがある営業は嫌だったし、システムエンジニアは生涯勉強が必要っぽくて気が抜けないので、コピーライターなら楽そうだなと

 

同じ理由でジャーナリストも考えましたが、接待っぽい付き合いが多いみたいなので諦めました。

若くて仕事の種類をあまり知らなかったので、とにかく楽そうなものに惹かれました。

 

 

コピーライターなら出来そう

 

ジブリ映画のもののけ姫に、有名なコピーライターがつけたのが

 

『生きろ。』

です。

これは絶対に簡単な仕事だと思って、強く志望しました。

 

小説家より楽そうだし、何よりも仕事をしていないっぽい感じに憧れました。

こんな最低な仕事の選び方でも、人生は進めることができました。

 

コピーライターを募集していた会社

 

コピーライターを募集していたのは、広告会社でした。

 

広告の売上高としてはネット広告よりも雑誌広告の方が大きい時代で、雑誌系の会社の方が難易度は高かったです。

 

雑誌系の方にも応募しましたが、いずれも書類審査で落ちました。

就活初期であまり書類の工夫もしていなかったし、当然の結果です。

 

それでネット広告の会社を目指したら、数年で雑誌業界よりネットの方が規模が大きくなりました。

 

やりたい仕事なら面倒な事も楽しい

 

ネットと雑誌との違いは広告効果が追える事です。

 

どの広告(コピー・バナー)や広告媒体が優れているのか、数値で見ることができます。

 

わたしはコピーライターで会社に入ったものの、広告の掲載結果のデータ分析も仕事に含まれていました。

データを集計する作業は他部署がやっていましたが、手元にくるまで物凄く時間がかかりました。

 

わたしは自分のコピーの効果を早く知りたくて、集計の仕事を他部署から巻き取って自動化したりデータベースを作りました。

 

プログラミングや膨大なデータの取り扱いは面倒な作業のはずですが、好きな仕事のためなので没頭できました。

 

この業務を巻き取り改善するのが、後にわたしの仕事の基礎になっていきました。

 

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やりたい事は変化していく

 

わたしはコピーライティングよりも、データ分析に興味が移っていきました。

 

データを見て仮説を立てて、その答え合わせの検証をするのが楽しくなっていきました。

会社のキャッシュフローも数字データみたいなものなので、これも後に扱いました。

 

新たに手を出す仕事でも業務改善の考え方は変わらないので、上手くやる事ができました。

そうして充分なリタイア資金を得た今は、ブログで長めの文章を書くのに慣れてから電子書籍を出そうかと思っています。

 

こんな風にやりたい事は変化するので、もし第一志望の仕事に就けなくても落胆する必要はありません。

 

ただやりたい仕事に就こうとするアクションは、自分を化学変化させるのに必要だと思います。

 

苦手な事が多い人は、やりたい仕事を目指した方がいい

 

スペックが高くない人ほど、やりたい仕事を目指した方がいいです。

 

出来る事が少ない低スペックのわたしには、好きな仕事でもない限り人並みにできませんでした。

いい会社には資格が必要とか、高学歴でなければ入れないという事はなく、挽回する方法はありました。

 

このサイトは、低スペックでも何とかなったわたしの経験を書いているので、挽回した方法などは別カテゴリーを読んでみてください。

 

誰でも再現可能な方法ばかりだと思います。

 

できる事が少ないから、没頭する

 

できる事が少ない人は、それだけ能力に偏りがあるという事です。

 

就活で強いのは、全科目が平均点以上の人です。

科目全般がダメで、1科目だけ突出しているような人は、就活に躓きやすいです。

 

ですがわたしの経験では、突出した1科目を仕事にすれば、最高到達点はかなり高い所まで届きます。

 

年収であれば、わたしは2500万円までいきました。

これは、やりたいと思う仕事に進んだ事で得られたものの一つです。

 

得たもので一番大きいのは、自分に自信が持てた事です。

 

20代はじめの頃は自信がなくて、バイトも社保なしで年収200万円くらいで、人生が全うできるか見通しが立っていませんでした。

 

 

自分のスペックは無視していい

 

わたしはデータ分析は好きですが、数字に強いわけではありません。

 

フリーター時代、難しそうで出来ないと思ったのはコンビニです。

 

レジの会計で客に後から

 

「あっ、13円ありまーす」

とか言われたら、おそらく頭が真っ白になって対応できないくらい、数字とプレッシャーに弱いです。

 

だからこそ、数字を扱う時には自動で計算するプログラムを作り込み、日々の計算量を減らしました。

 

それが効率に繋がり、成功しました。

弱点の裏には、必ずそれ以上の強みがあります。

 

ちなみにレジの話で、お笑いの有吉さんも計算に弱くて、客に後から小銭を出されると頭が『ボンッ!』となって

 

「かはぁ~~」

 

と、呆けてしまうと言っていました。

多少の欠点があっても、人生は大丈夫だと思わせてくれるエピソードです。

 

選択肢が広がる

 

わたしはコピーライターを目指して、結果としてデータ分析に接して、人生の道が開けました。

 

やりたい仕事を目指した方がいい突飛な例として、アイドルを目指したとします。

今だったら自分でyoutubeにアップすれば、人気はどうあれアイドル活動ができます。

 

その活動を通じて、自分が魅力的に映る動画の構成や、編集がスキルとして身につきます。

好きで1年もやっていれば、経験値がかなり貯まります。

 

商材を動画で見せる企画・編集が出来れば、アイドル以外の選択肢が広がります。

 

経験上、

『人生は思わぬ選択肢が出てくる』

というのが実感です。

 

やりたい仕事に就く方法

 

就きたいと思う仕事は、ハードルが高そうだと感じる事が多いのではないでしょうか。

 

ですが割と、入り込むルートは存在します。

わたしが目指したコピーライターですが、最初に入ったのは雑居ビルの一室にある会社でした。

 

初任給はそんなに高くないですが、この会社の選び方は正解でした。

いきなり給料が高い会社に入るのは難しいので、とにかく実績が積める会社に入りました。

 

その実績を持って、新たな経験を重ねるために転職をしていきましたが、最初の就職より簡単に転職できました。

 

職務経歴書にこだわる

 

わたしがコピーライターを目指して就活をしていた時、職務経歴書でもアピールしました。

 

過去の職歴の中から、少しでもコピーライターに関連のある仕事をピックアップしました。

わたしのバイト歴で、プロ用の写真フィルム現像所の、集配スタッフというものがありました。

 

バイク便っぽいもので、ルートには出版社も含まれます。

このバイトの志望動機を、

 

『マスメディアを勉強するため』

と説明し、広告と関連付けました。

 

バイク便の部分は控えめにして、編集部に出入りするという切り口にしました。

皆さんが就活する時も、過去の職歴を色々な角度から見て、次に志望する職と関連付けてみてください。

 

使えるものは、最大限使わないともったいないです。

例えばコンビニバイトだったら、接客から生のマーケティングリサーチ、データベースシステムなど、様々な説明がつけられます。

 

バイトでも契約社員でもいい

 

わたしはフリーター時代に、別に正社員にならなくてもいいと思っていました。

 

手取りが減って、責任が増しそうなイメージがあったからです。

 

ですが交番で交通費を借りた時に、フリーターだと不審者扱いだったのがショックで、正社員を目指しました。

(実際、寸借詐欺が多いので仕方がない)

 

正社員で転職を繰り返しましたが、社員のメリットはよくわかりません。

バイトでも社員に近い出勤数だと、会社は厚生年金の加入義務があります。

 

正社員は辞めさせにくいと言われていますが、それまでの業務と正反対の部署に異動させて、退職に持って行く流れがあります。

 

だから実績を積んでステップアップしていくなら、バイトや契約社員でもいいと思います。

 

実績を上げる時は、給料を無視

 

これはあくまでわたしの経験で、オススメしているわけではありません。

 

ネット広告は初めてやりたいと思える仕事だったので、給料額を無視して働きました。

会社側に強制されるのと違い、自主的に成果を上げたかったので、休日も勝手にデータベース作りをやっていました。

 

データベースが出来上がれば、精度が高い仕事ができるため、わくわくしながら作業できました。

結果、仕事が評価されて給料が上がり、実績にもなりました。

 

一時的に給料以上の仕事をしたら、利子がついて戻ってきた感覚です。

 

 

仕事選びは、誇大妄想気味でいい

 

わたしは映画もののけ姫の

 

『生きろ。』

というコピーを見て、コピーライターが自分にも出来そうだと思いました。

 

自信がなくて低レベルの会社ばかり選んでいたわたしには、やりたい仕事に関しては誇大妄想気味でちょうど良かったです。

 

後で知りましたが、『生きろ。』のコピーを考えた糸井重里さんは、ものすごく売れた歌の歌詞も書いているし、ベストセラーの本の構成もしています。

 

そういう地肩から出てきた、極限まで野暮を省いた『生きろ。』なのですが、当時のわたしはわかっていませんでした。

 

そのおかげで、図々しくコピーライターを目指して、長く続けられる仕事に就くことができました。

人生の途中で迷っていると、不安な気持ちになるかと思います。

 

ですが結構失敗しても大丈夫だという事を、ふらふらしたわたしの人生から知ってもらえればと思います。

 

色々な経験を別のページに書いているので、もしよかったら読んでみてください。