コンビニのバイト経験を、就活で自己PRに使う方法

面接の不安を解消する

 

就職する時の自己PRには、過去の職業経験から掘り起こしたものを磨いて使います。

 

わたしがネット広告業界に就職する際、数あるバイト歴の中に現像所でフィルムの集配をする仕事があり、ルートに出版社も含まれていたので

 

『マスメディアに興味があってやっていた』

というPRにつなげました。

 

それで採用です。

これから志望する職種に、過去の職歴を関連付けて自己PRを作ってください。

 

自己PRに使えるバイト経験で最強のものが、コンビニのバイトです。

具体的に活用する方法を書いていきます。

 

スポンサーリンク

コンビニのバイト経験を、どうやって就活に活かすのか?

 

コンビニは、ただの接客業ではありません。

 

バイトとして選んだ時点で大当たりです。

あなたが志望する職種と、コンビニのバイト経験を関連付けてください。

 

コンビニで経験できる事は、ざっくりと

 

①幅広い層への接客

②クレーム対応

③人員マネージメント

④マーケティングリサーチ

⑤システム設計

⑥完成された物流

 

こんな感じです。

コンビニのバイト経験は、世の中の職の多くに関連付ける事ができます。

 

これが、コンビニバイトが最強の理由です。

 

コンビニは世界一の業種

 

コンビニの原型を作ったのは、フランチャイズ大国のアメリカです。

 

ミニスーパーのようなものでしたが、システムっぽいものと言えば、アルバイトの作業手順のマニュアルだけでした。

 

掃除のモップの絞り方とか、販売とは無関係のものです。

現在のコンビニのように、商品の販売情報を一品ずつ集計し、売る技術を練り上げていったのは日本です。

 

売る技術とは、今ならAmazonがやっていますが、それを実店舗で完成させたのがセブンイレブンです。

 

結果、アメリカにライセンス料を払って始めた日本のセブンイレブンが、アメリカのセブンイレブンの運営元を買うまでになりました。

 

セブンイレブンではないコンビニのバイト経験は、活用できないのでしょうか?

 

ここは工夫のしどころで、自己PRでナンバーワンではないコンビニをあえて選んだ事にしてください。

 

「後を追う会社が、業界トップに対してどのような独自性を出すのかが知りたく・・・」

このような感じです。

 

就活では、優秀な弁護士のように自分の選択を擁護(ようご)してください。

 

自分が優位に立たない

 

コンビニは世界一の業種なので、それに携わっていた事を説明すれば、面接では強いPRになります。

 

ですが気を付けるのは、説明する時に自分が優位に立たないようにする事です。

面接官が『自分の眼力で逸材を発見した』と思わせる流れにしたいところです。

 

PRだからといって、自分がよく見えるように言うと、

 

『鼻もちならないな・・・』

という悪印象を与えます。

 

面接官がついてこられる位の情報量にして、彼らの自尊心を砕かないようにしてください。

 

スゴイと言わないで、コンビニのスゴさを説明する

 

コンビニの説明に限らず、就活ではできる限り

 

『スゴい』

という言葉を使わないようにします。

 

他の人が使っているのを聞くとわかりますが、『スゴい』という言葉はそこで終わってしまうし、陳腐な表現です。

 

例えば相撲取りをコメンテーターに起用すると、何のVTRを見せても

 

『スゴいねぇ』

しか言いません。

 

彼らは相撲を取るのが本業なので、コメントが上手くなくても大丈夫ですが、面接では『スゴい』を避けましょう。

 

 

コンビニの『幅広い層への接客』

 

コンビニという業種は、代官山のレストランと違って、あらゆる客層が来ます。

 

つまり社会性のない人間も来るので、チューニングを合わせるのが大変という事です。

嫌な客との遭遇体験は、就活の時に糧として使用する事で、嫌な気持ちを成仏させられます。

 

コンビニのバイトを選んだ理由として

 

「自分の幅を広げるために、あらゆる層のお客様がくるコンビニのアルバイトを選びました。
年齢も職業も全く異なるお客様が、どのようなサービスを求めているのか・・・」

 

こんな風に、自分の向上心を散りばめてアピールしてください。

 

間違っても

「コンビニは人間動物園なので、獣みたいな客も来ます」

とかは言わないで下さい。

 

強烈なインパクトを混ぜる

 

面接官を揺さぶるために、バイト中にあった強烈なエピソードをかませてください。

 

わたしがコンビニで客として見た光景ですが、コンビニにミニポストがあるためか、初老の男性が

 

「そこの(休日で閉まっている郵便局) 局留めで郵便が届いているんだけど、こっちで受け取りたい」

 

と店員に要求していました。

 

断られても、コンビニ店員が郵便局の合鍵を持っていると思っているのか、初老の客はずっと粘着して離れません。

 

コンビニが何でも叶えれくれると思っているのか、予想外の行動をとる客がいます。

 

この非常識な客の応対をした話の後で、あなたが

 

「要望が応えられなかった時に、どうやってお客様に納得してもらえるのか考えられなかったので、反省材料として今も記憶にとどめています」

 

というような聖人っぽい事を言って、非常識な客とのコントラストをハッキリさせてください。

嫌な人間を、あなたの引き立て役にするために使います。

 

役になりきる

 

ここまで、まるで自己PRを腹黒い企みのように感じている方もいるかと思います。

 

内心で腹黒く思っていたら、それが表に出てしまいます。

本番の面接までに、作り上げたシナリオを自分の本心だと思えるまで、練習や自己暗示を重ねてください。

 

曇りない目になるまで、ひたすら役作りを仕上げていってください。

映画を観て、好かれるキャラクターに成りきるのも有効です。

 

わたしは、タイタニックのディカプリオを参考にしました。

 

『クレーム対応』

 

コンビニのクレーム対応は、企業のカスタマーサポートの仕事などに使えます。

 

専門の部署だけでなくとも、人間の問題を解決する能力は重宝されます。

クレーム対応は、基本的に『幅広い層への接客』と同じ手法で説明してください。

 

怒られることは、面接官だって嫌な経験をしているので、共感が得られやすいです。

 

客に責められた話を

 

「感情的なクレームの中でも、何かしら仕事の改善になるヒントを与えて頂いているのではないかと・・・」

と受け止めたことにして、これでまた聖人のアピールをします。

 

面接官も人の子なので、よく知らないあなたの事を、どこかで怖がっている節があります。

だからあなたは事あるごとに、非常識な客のように噛みつく人間ではないことを、アピールしてください。

 

人員マネージメント

 

苦労した事を、いい経験になったという話にします。

 

コンビニのアルバイトでは、人員の入れ替えが早いので、すぐに仕事を教える立場になります。

あなたは指示を出したり、質問に答えたりします。

 

これを就活では『人員マネージメント』と言ってしまいましょう。

 

実際、小さい会社では

部長・部下一人

みたいな冗談のような構成もあるので、自分の下にアルバイトが入ったことを、マネージメントと言ってもいいでしょう。

 

ただ、一つだけ気を付ける事があります。

面接官に生意気と思われないようにする事です。

 

アルバイトのイメージを受け入れる

 

わたしはフリーターと無職を6年ほどやりました。

 

フリーターをあがるキッカケは、交番で電車賃を借りる時に、身分を言ったら不審者扱いをされたためです。

(寸借詐欺が多いので仕方がない)

 

そのうっぷんを原動力に、就活をしました。

アルバイトは軽く見られるという事を意識して、自己PRを作っていきます。

 

『人員マネージメント』

をそのまま使ったら、社員の面接官はきっと、(バイトレベルで何を語っているんだ?)と思うはずです。

 

だから

「社員の方のマネージメントとは質が違いますが」

という言葉を挟みます。

 

屈辱かも知れませんが、これを飲み込む事でステップアップにつながります。

うっぷんは、入社してから晴らせばいいのです。

 

教育のネタは共感を得られやすい

 

面接官は人事ではなく現場の社員だったり、紆余曲折を経て人事に入った人間が多いです。

 

つまり、彼ら自身が部下や後輩を教育した経験があります。

その時にかなりの確率で、苦労をしています。

 

部下に同じ事を何度教えても、忘れる上に本人はメモをとらないとか。

実際、どう教えても向上しない人はいます。

 

その話に面接官を巻き込み、共感させてしまいましょう。

 

「メモを取らない人に、店のノートとペンを買い取って与えました。

わたしが教えるのが至らない分、そういった姿勢を見てもらって、本人に意識を・・・」

こんな風に、涙ぐましい努力を訴えます。

 

もし現役でコンビニのバイトをしている人は、本当にこういう事をしてエピソードを作ってください。

最終、どうにも改善しない部下がいたら

 

「わたしの教育が至らず、残念ながらその人はオーナーに解雇されてしまい(中略)
人員の教育に関して悔いが残っているので、いつか機会があれば・・・」

 

と、次につなげる前向きな発言をします。

 

 

会社は上に立つ人が欲しい

 

会社が欲しいのは作業をするだけの人より、課長・リーダー職になれる人です。

 

人材の確保にいつも苦労をしています。

わたしはリーダータイプの人間ではないですが、仕事を組み立てる事が得意だったために、必要とされました。

 

少しでも人の上に立つ経験があれば、それをアピールしましょう。

新人に教育したというエピソードを、人員マネージメントとして紹介してください。

 

『マーケティングリサーチ』をPRする

 

『マーケティングリサーチ』というと仰々しく感じますが、コンビニで常日頃やっている事です。

 

商品がどの層に、どれくらい売れているのかをリサーチするために、レジでやっている事です。

レジというただの料金計算を、マーケティングリサーチに変えたところに、コンビニのレベルの高さが出ています。

 

普通の会社なら余計な手間をかけて、ぼんやりとしたデータを作ってマーケティングをやったつもりになります。

 

コンビニは得たデータを商品開発にまで使って、自社商品の開発までやっています。

 

単品管理を説明する

 

かつての店は家庭のトイレットペーパーのように、残りが少なくなってから買うという事をしていました。

 

店では、在庫の箱が少なくなったから発注しようなど、大きな保管場所を必要としました。

コンビニではマーケティングリサーチで売れる予測を立てて、最適な量を発注するようになりました。

 

箱の単位ではなく、商品一品で管理をしているので、単品管理と言います。

ただ、これをそのまま面接で説明しても、面接官には難しすぎます。

 

単品管理の説明の例

 

「個数や金額で見るだけでは、正確に売れ行きは予想できません。

例えば豚の生姜焼きの売り上げが高いからと言って、単に豚の生姜焼きを増やしても売れません。

一緒に買われるものを調べて、それも合わせて増やさないと売り上げは増えません。

例えばキャベツの千切りが一緒に売れているなら、ユーザーはおかずとして完結する組み合わせを買っている事になります。

この事から、ユーザーの食生活が見えてきて・・・」

こんな風に、身近な商品を例に持ってくると、面接官は何となくわかった気になります。

 

最初は手作業でリサーチ

 

単品管理はレジのPOSシステムを導入する前から、手作業で行われていました。

 

そういう泥臭くて大変な作業があったから、世界で初めてPOSシステムをマーケティングリサーチに使う発想に繋がりました。

 

POSシステムとは(Point of sale)と言って、商品一品ずつをレジで記録していくものです。

こんな用語で覚えるより、実地でレジを扱っていたら、常日頃体感していると思います。

 

コンビニのアルバイトで、実は世界一のシステムに触れていたのです。

 

コンビニのバイトを選んだ理由として

 

「マーケティングリサーチのオン・ジョブ・トレーニングとして、現場を知るのが最も(中略)

データになる前の、現実の人間の行動を・・・」

 

と説明します。

オン・ジョブ・トレーニングと言っておけば大体OKです。

 

システム設計をPR

 

コンビニのシステム設計は広くPRに使えます。

 

システムエンジニアを目指す人や、普通の会社でもシステムを発注する立場になるかも知れないです。

優れた設計思想に触れると、論理性が触発されます。

 

マーケティングリサーチの説明と被りますが、レジで一度入力した販売データを、様々な切り口で加工して活かしています。

 

完成されたシステムは、作業の手数が少なくデータを活用する事に集中できます。

 

学ぶべきはデータベース

 

わたしはセブンイレブンのPOSシステムの利用方法を参考に、ネット広告業でデータベースを作りました。

 

ネット広告にはコンビニ商品のバーコードのような、アドコードというものがあります。

これにより、広告の効果が追えるようになっています。

 

システムに関しては長くなるので、興味がある方は別のページを読んでください。

 

SEが稼ぐには、責任の引き取りが有効

業務改善で給料を上げる方法

プログラミングで稼ぐコツ

 

他にもコンビニのシステムを参考にして年収を上げた顛末があるので、いろいろと読んでみてください。

 

データベースは難しくない

 

例えば商品のデータベースにフライドチキンがあったとします。

 

このフライドチキンに付随する要素として、『鶏肉』『揚げ物』があります。

鶏肉というくくりで集計すると、『焼き鳥』『からあげ棒』と比較ができます。

 

データベースに関しては、専門機関に就職するのでない限り、こんな認識で大丈夫です。

興味があれば、もう少し勉強してみてください。

 

コンビニは物流も一流

 

かつて商品の納入は、メーカー別々にお店に接持って来ていたため、膨大な数のトラックがやってきました。

 

その度に店舗は対応が必要で、非常に効率が悪かったです。

そこでコンビニは独自の物流システムを構築し、今のようにきめ細かな商品の納入になりました。

 

常に商品を切らさず、かつ売れ残りを出さないために、ハンバーグ弁当2個とか細かい発注に応えるには、物流システムが必要でした。

 

物流に関しては意識が回っていない企業が多く、無駄が放置されていたりします。

なのでコンビニで目の当たりにした物流は、就活でPRに使えます。

 

出店にも関係している

 

物流は後回しにされて、とりあえず店舗の都合が優先されがちです。

 

しかしセブンイレブンがドミナント戦略(同じエリアに集中して出店)は、物流を考慮している面も大きいです。

 

客の取り合いのリスクがありながら、効率のいい物流で欠品を減らしています。

物流から考える出店により、客はコンビニを自分の冷蔵庫のように感じ、通うようになります。

 

コンビニの物流に自分を絡ませる

 

面接官が食いつきやすい話をして、そこに自分を織り交ぜる事で、優秀な人物に見せます。

 

単に物流の戦略性を説いたとしても、難しい話に思われます。

そこで用意するのが、セブンイレブンの配送ルートが、右折をなるべくしないように決められている話です。

 

面接官が絵をイメージしやすいので、エピソードにはもってこいです。

配送はドライバーの気まぐれで道を走っているのではなく、計算されているのです。

 

この話に自分を混ぜて、アピールを組み立てます。

 

「セブンイレブンでは、右折の回数が少なくて済むように配送ルートが組まれています。

企業が利益を上げる時には、極限まで無駄を省かないといけないのだと、店舗で働くわたしも気が引き締まりました。

そこまでギリギリでも、雨天や工事で配送が遅れることがあるので、それを予測して店舗側で時間を穴埋めできるよう工夫を・・・」

 

と言って配送の見事さと、それをカバーする自分をPRします。

 

 

自己PRの仕方

 

自己PRは、いかに自分の優秀性を直接的にアピールしないかです。

 

『わたし、優秀でしょ?』

というのが出てしまうと、途端に嫌なヤツになってしまいます。

 

悪い見本になるのが、経済番組です。

アナリストと呼ばれる人は、横文字を多用して、いかに自分が用語を知っているかをアピールします。

 

傲慢な感じで、情報を伝わるようにしようという感じが一切ありません。

似た例として、ワインのうんちくを憑りつかれたように言う人がいます。

 

これも情報を伝えるのではなく、いかに自分が物知りかをアピールしようとするので、皆が鼻白み(興ざめ)ます。

 

過去をどの程度、美化するのか?

 

わたしは基本的に、ウソをつくのが苦手です。

 

ウソの罪悪感でギクシャクしてしまい、面接で重要な余裕のある人物になり切れないからです。

なので美化をするとしても、事実に基づいて拡大解釈のレベルです。

 

就活は他の人との比較されますが、他の人達はどのくらい美化しているでしょうか?

これは追いきれない所がありますが、わたしが採用側で書類を見た時、やたらと『社長賞』が目につきました。

 

『社長賞』は公的な制度でもないし、確認がしにくいものです。

 

『前年度〇%を達成し、社長賞を受賞』

といった似たような文言が、いろいろな人の書類に書いてありました。

 

入社後の実際の能力等から判断しても、過去を割と美化している人は多くいました。

 

基本、欠点は無視

 

商品を売る時に、わざわざ欠点を並べる事はありません。

 

正直で心配性な人ほど、自分から欠点を言ってしまいがちです。

他の人と較べられて、単にマイナス評価をもらうだけです。

 

欠点を言う場合は、裏返すと長所になるような事を言ってください。

 

例えばわたしは小心者なので

 

「気が小さいのですが、そういう性格なので仕事では失敗しないよう、起こりえる事を想定しながら進めます」

みたいな事を面接で言いました。

 

準備したネタを全て言おうとしない

 

コンビニでバイトをしたら、相当数のネタが出来ると思います。

 

中には会心のネタがあって

 

「絶対に面接で言おう!」

というものもあるでしょう。

 

ですが、ムリに言おうとすると面接官との話の流れを切る事にもなるし、質問に答えるのが疎かになったりします。

 

準備したネタは、自然に使える時に出す余裕が欲しいです。

こういう方法で、6年くらい無職やフリーターの経歴をありながら就職する事ができました。

 

正社員になってからも無職期間を挟んだりしましたが、30代で年収1000万円を超えて、お金を貯めて40代で早期リタイアができました。

 

人生は、割と失敗しても軌道修正が可能でした。

そういった事を色々と書いているので、よければ他の記事も読んでみてください。