ブックオフに通って、無職・フリーターを抜け出した体験談

アルバイトについて

人生のターニング・ポイントはいくつかありますが、無職・フリーター時代に通っていたブックオフの100円コーナーは大きな分岐点です。

 

わたしは学歴がなくて職歴もフリーター・時々無職だったので、這い上がる要素が一つも無かったです。

ただ娯楽として読書が好きだったので、本は読んでいました。

 

読書量が一定を超えたら、人生の問題がクリアしやすくなっていきました。

年収1000万円を超える基礎になったのは、間違いなく読書のおかげです。

本を大量に読むと、フリーターから抜け出せる理由

 

後々に管理職となって同じ失敗を繰り返す人をみると、不勉強という共通点がありました。

問題に対して今ある知識だけで対応するので、失敗をします。

 

失敗をした後も新たな情報を入れないので、同じ失敗をします。

毎回が運任せのように仕事をしているので、非常に不安定でした。

 

読書というのは新たな知識をインプットする作業で、着実に成長ができるアイテムです。

読む作業自体に頭を働かせる効果があります。

 

 

大量に読むと一気に知識がつながる

具体的に何冊くらい読んだら変化したか覚えていませんが、一定量を超えると知識が一気につながります。

 

ある分野の本を一冊読み終えても、なかなか実戦で使えるような知識ではなかったです。

 

 

使用できる範囲がとても狭くて、使わない内に知識を忘れてしまい、もどかしい状態が続きました。

 

この時に本を読んでも無駄だと思ってやめずに、歴史小説とか本に娯楽を求めたりして継続したら、ある時に一気に別々の分野の本の知識が結びつくようになりました。

 

 

例えば歴史小説とバイオの分野の本などの間に、脳の仕組みの本が入る事で全てが繋がったりします。

脳の中で知識同士がインターネット回線のように網目状に結び付く事で、実際の仕事の現場で応用範囲が広い使える知識になりました。

 

わたしはこの問題解決力で、高い年収がもらえるようになりました。

社会に出てから資格はとっておらず、本の知識だけです。

 

幅広い分野の本を読んだ方が、問題解決のアプローチが広がります。

たまに自分がまったく興味のない分野の本を読んでみるのもオススメです。

 

好きな本を読めばいい

つまらない本は読んでいて苦痛なので、すぐにやめてしまいました。

翻訳本なんかは、機械で直訳したかのように、読みにくい本が多くありました。

 

娯楽として小説を読んで、同時に心理学の本なんかも読むと、相乗効果で両方が深く理解できます。

ここに実用本や自己啓発系の本を織り交ぜて、ローテーションで読んでいました。

 

わたしと同じ読み方をする必要はなく、皆さんの好みの本の組み合わせで効果があります。

つまらない本を読むのって、ハードモードすぎます。

 

無職の先生は本

 

無職とかフリーターの場合、周囲に手本になる人が少ないと思います。

あるいは人に相談できない性格が理由かも知れません。

 

そういう人にとっては、本が先生になります。

時代を超えて、第一級の人物の思想や生き方に触れる事ができます。

 

文字だから頭に入る

文字媒体は読みながら自分で頭にビジョンを浮かべるため、他の媒体よりも知識をモノにしやすいです。

 

youtubeはながらでも観る事ができますが、夢を見た時のように記憶に刻まれる事無く消えてしまいやすいです。

 

youtubeは、新たな知識を得るための目次のように使うものかなと思います。

 

 

無職で読んで、良かった本

わたしの性質にあっていた実用本は、セブンイレブンとトヨタの本でした。

セブンイレブンが起業してから、どうやって仕事を作っていったのかという本でした。

 

昔はホウキとか雑貨店みたいな品も置いていましたが、紙とペンで集計して、客が欲しいものだけに絞っていきました。

 

客が一緒に買う物を洗い出したり、売れ筋と天気との相関関係を出したり、一つ一つの事を突き詰めていきました。

 

大きな成功もそうした小さな点の改善の積み上げかと思うと、無職からの脱出もできそうな気持にならないでしょうか?

 

トヨタの自動車工場

後に会社で仕事のフローを作る時に自然と連携を意識できたのは、トヨタの本を読んだおかげです。

 

わたしは接客などでとっさの対応ができないので、フローを完璧にする仕事に安心感をおぼえます。

なのでトヨタの本は非常に好きでした。

 

セブンイレブンでデータの効果を知って、トヨタの業務設計と合わせたものがわたしのスキルの中核になりました。

 

どれか一つだけスキルの中核を持てば、どこかに高く売れる場所があります。

 

引き寄せの本

アマゾンが無かった頃は、本を買うのは運任せに近かったです。

100円の古本コーナーでカゴ買いをしていたので、結構ハズレも引いていました。

 

そういう中にタイトルで誤解して買った、引き寄せの本が混ざっていました。

 

引き寄せとは頭に思い描いていることが現実になるという、うさんくささ100%の法則の事です。

 

わたしが買った本はリラックス法みたいなものがメインだったので、そんなに抵抗はなかったです。

 

結果、習慣になる

引き寄せはリラックスをしていいイメージを浮かべるだけなので、別にデメリットはないのでやり続けました。

 

いいことをイメージすると気分がよくなるのでやりましたが、絶対に思い通りになるとか、そんな強い気持ちは無かったです。

 

その時にイメージしていたのが、年収1000万円の気分でした。

引き寄せのリラックス法をやってから10年くらいで、実際に年収が1000万円になりました。

 

別に魔法じゃない

イメージというのを目標に置き換えると、10年で目標達成したのはそんなに不思議なことではありません。

 

一つの目標に対して10年くらい行動を積み重ねれば、現実的な願望なら叶うのではないでしょうか。

 

飽きるほど年収1000万円の気分を味わっていたので、本当に1000万円になった時は、特別な気はしなかったです。

 

どれくらい引き寄せの本の影響かはわかりませんが、キッカケは100円の本でした。

読書で、自分が思いもよらない世界を知る事ができました。

 

 

新聞は読んだ事がない

わたしの頃は、新卒の就職面接で有名新聞のコラム欄の事が出てくると言われていて、新聞の購読が必須でした。

 

就活をしないでフリーターになったし、その後も新聞を読む機会はなかったです。

好きな時に自分から読む本と違って、新聞は毎日届くのが無理強い感があります。

 

今は当事者が発信できる時代になったので、読書と同じく自分本位で情報を探せるようになりました。

 

これも読書経験で身につくスキルです。