無職期間の過ごし方【卑屈になったらおしまい】

不安とストレス

無職で平日に外出する時、無職バレしないよう服装でカモフラージュしていないでしょうか?

 

無職を不審者扱いする専業主婦に対し、「こっちだって家事をしている」と、張り合おうとしていないでしょうか?

そんな卑屈な事をしていると、無職の害毒にやられて再就職どころではなくなります。

 

無職期間は現代社会に傷ついた人が、心身を保養する大事な期間です

前向きな気持ちになれるよう、正しく過ごしましょう。

休むにしても、何もする事がないと完全に廃人になります。

 

わたしは半年働いたらそれ以上の期間を無職で過ごすとか、累計で年単位の無職期間を過ごした

『プロ無職』です。

 

⇒ 経歴

 

無職がブログを書いた方がいい理由

 

無職で何も書くことがないと思うかも知れないですが、そこから生み出す事で何かが変わります。

怒りの感情でも無職に至った経緯でも何でもいいので、ブログにぶつけてください。

 

何もする事がない状態は自由ではなく、地獄です。

自分の事を無価値と思う前に、ブログを書き始めましょう。

自分でコントロールできる、適度なストレスが次への行動につながります。

無職による孤独は深く自分と向き合う機会で、その期間が終わったら確実に成長しています。

 

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就活の時に無職期間を「作家」志望と答えられる

作家

 

サイコパスでもない限り人はウソをつくときにギコちなくなったり、罪悪感を覚えます。

これを回避する方法として効果的だったのが、少しでもやれば拡大解釈をして事実にできるという事です。

 

わたしの場合はシナリオ大賞に送った事が1回あったので、無職期間を「シナリオライター」と説明しました。

そんな事を言ったら、就活の際に作品をみせろと言われないか心配になるかも知れません。

ですが、よく考えてください。

素人の書いたつまらないシナリオを読みたい人など、この世に存在しません。

 

シナリオの構成さえ聞かれませんでした。

 

毎日のグチをブログに書いたら、「表現力を養うために執筆活動」をしていたと言えます。

 

テレビを観てブログに文句を書いたら「ネットニュース」を作成していた。

政治の文句を書いたら「政治評論家」や「新聞記者」志望で大丈夫です。

 

無職ではなく、夢を追っていたことに

 

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無職は放っておくと昼夜逆転する

やる事が無い無職は、なるべく日中をやり過ごそうと眠りに入ります。

そして徐々に活動時間を昼夜逆転させていきます。

深夜のゆるい番組くらいが丁度よく、それが徐々に夜更かしにつながっていきます。

 

明け方4時くらいの通販番組を見るようになったら、もうおしまいです

皆が出勤する時間に眠りに入り、日が暮れてから目を覚まして、一日をほぼ消化できた事に安堵します。

 

こうなると日光が足りなくなって、青白いホワイトアスパラ状の人間になって、貧乏神っぽくなります。

日光が足りないと、脳は悲観的になります。

刑務所では日光浴も娯楽です。

日光さえ浴びない無職は、囚人より重い罰を受けている状態です。

 

無職はコールドスリープに入ったくらい寝る

 

無職は何故、ゲームをやるのか?

 

『無職は二度 ドラクエをやる』

 

無職は突然、何の使命感からか魔王を倒そうと思い立ちます。

しかも一度倒しているのに関わらずです。

 

クリア直前のセーブデータから再開し、レベルをコツコツ上げて、余裕で魔王を打倒します。

レベル上げは面倒な作業で、ストレスがかかりますが、コントロール可能なストレスです。

 

つまり、無職のストレスを小さなストレスに置き換えて忘れるために、ゲームをやるのです。

ゲームをOFFった時に、現実逃避したツケが回ってきます。

 

このあたり、就活を意識しだした大学生が、突然世界を救う活動を始めるのに似ています。

 

無職が倒すのは魔王でなく、面接官

 

無職に入り浸り、面接官を倒した後の人生⇒ 経歴

 

無職は異世界に迷い込む

 

朝の通勤時間帯とかに外出しない無職は、異世界の住人のようになります。

午前10時半とかは街からスッポリと人が消えて、猫の方が多かったりします。

 

 

人通りが少ないところで猫に囲まれると、心細くなります。

無職期間には置いてけぼり感がありますが、焦らずゆっくり静養してください。

 

 

わたしは英気を養ってから再就職したら、その仕事が自分に合っていてゲーム感覚で熱中できました。

実体験があるから、わたしは無職の期間を否定していません。

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人と話をしていなくても、ブログを書いていれば意思表示できる

無職になると1日に一度も話さない事は、ザラにあります。

夕方にコンビニで、お箸いるか聞かれて

「いえ、いいです」

が、その日の初めての発声の事があります。

 

喋らなさ過ぎてたんが絡んで「ゴボッ」となるかもしれません。

 

自分の考えを発信しないという事は、ちゃんと喋れるかどうか不安になります。

 

孤独な老人に捕まると、長時間話しかけられますが、あんな風に相手の事を一切考えずにしゃべるようになってしまうかも知れません。

ブログで読み手の事を考えながら書く事で、何とか社会性を保つ事ができます。

 

無職が忙しい理由

 

無職で時間が有り余ると思われていますが、当の無職は結構忙しく日々が過ぎていきます

例えば雑誌などの紙ゴミをまとめようとすると

 

やろうと決めてから手を付けるまで、2時間くらいかかります。

 

一日の時間割がないので、ナゾの時間がすぐに発生します。

あるいは科学的には証明されていませんが、無職は木星みたいに1日が10時間の異世界に住んでいるのかも知れません。

 

無職の時間の過ごし方

 

今よりネットが未発達だった頃、無職はテレビばかり観ていました。

当時は専業主婦向けの番組が多く、嫁と姑のイザコザの相談を毎日やっていました。

 

こんなテレビから得た知識は、その後の人生に何一つ役に立ちませんでした。

自分でも働く人たちが出る番組を避けていたと思います。

 

再就職に重い腰を上げたのはテレビに励まされたのではなく、預金残高が尽きそうだったからです。

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変な呼び名をつけられる

神奈川県の大和市では、「ひきこもり」のことを温かみのある「こもりびと」に変更したそうです。

現ひきこもり無職のわたしからすると、こもりびとだと水木しげる(妖怪漫画)の世界観が強すぎる気がします。

 

 

こういった外野の呼び方に左右されず、無職のひきこもりは軸をブラさずに、ひたすらにこもって心身を回復していれば良いと思います。

経験上、焦らず休んで機が熟したと思えたら、自分から外に出る行動がとれます。

 

無職期間中は公営のスポーツセンターに通う

貴族

無職貴族

 

無職の何が有害かというと、劣等感を抱くことです。

卑屈に暮らす毎日に、無職貯金がたまっていきます

無職貯金とは1日の無職生活で溜まった劣等感が、頭に溜まっていくことです。

 

考える事の全てが卑屈になっていき、気分転換に見た映画にさえ劣等感を感じるようになります。

こうなると就職活動をしても、卑屈な会社にしか入れなくなります。

これを解決するのが、公営のスポーツセンターです。

 

身体をヘトヘトに疲れさせると、何かをやった気で満たされます。

クヨクヨと悩む体力もなく、無職貯金が貯まらずに済みます。

運動をすると自信が持てる脳内物質が出るそうで、科学的にも無職と運動の有効性は証明されています。

 

平日にスポーツセンターに通うのが恥ずかしいという方もいますが、昔は貴族だって平日を持て余していました。

それでも気になるなら、火曜日に行く時は美容師っぽい(火曜休みが多い)感じで通えば大丈夫です。

 

無職期間を圧縮してしまう方法

 

無職は読書を仕事にする

読書

ほう、公定歩合はそう決まるか

 

スポーツセンターに行かない日は、読書をして過ごしました。

 

古本屋の100円コーナーでカゴいっぱいにタイトル買いをするのがオススメです。

意外な本と出会って、独りでも学が広がります。

多数の読書で知識が一定量まで溜まると、それが一気につながって無職生活を脱する天啓が浮かぶ瞬間があります

 

働き始めたら読書の時間も減るので、無職の期間は読書を仕事にしましょう。

どんな本でも、1冊読んだら成長したと思って、達成感を味わいましょう。

 

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昼のテレビは無職用ではないので観ない

お昼のテレビは無職のライバルであり天敵でもある、主婦層に向けて作られています。

夕方にやる事がある主婦が観るためのもので、予定が詰まっていない無職層が観るには苦痛が多い番組内容です。

 

終わりのない女子会に参加したような真っ平な番組構成は、毎日がすでに真っ平な無職には耐えられません。

終わりのない平地獄の中にはまり込み、余計に日中を寝てやり過ごしたくなります。

 

ちょっと変化をつけようと、お昼のロードショーにしても無駄です。

巨大ヘビや知らない役者といった、B級映画の宝庫です。

そんなものを観ていたら、C級人間まちがいなしです。

 

 

無職期間に自信回復する

無職の期間に入ると、自分に自信を失うのが常です。

自信喪失で思考回路がネガティブに変わってしまう事が、無職期間の弊害です。

 

こういう時には自分一人でできるタスクを課して、コツコツとこなしていく事です。

プログラミングは簡単で応用範囲が広いものがあり、わたしが底辺から脱出する時に役に立ったものです。

 

 

無職から復活した芸能人

 

無職期間にひきこもって、ひたすらインプットだけの生活を送って、復活した芸能人がいます。

 

有吉さんとマツコさんは、いずれも30歳前後の時にひきこもり生活を送っています。

有吉さんの場合は、『売れなくなった』と笑われるのが嫌で、アルバイトもしませんでした。

 

マツコさんも編集の仕事を辞めて実家でひきこもって、一日中Coccoの歌を爆音でかけていました。

 

二人とも復活してからは世間の人が、「そうそう」と共感できる事を言語化できますが、それは神経が細かくて多くの人が漠然と思っている事がわかるからです。

 

裏を返せば、気がつき過ぎて疲れるのでひきこもってしまったのです。

お金がなくなってどうしようもなくなった時に、神経の細かさを活かす仕事のやり方に到達しました。

 

無職の期間というのは、全く無駄な事ではありません。

神経が細かすぎて疲れる方は、HSPかも知れません。詳細は下記のページ等に書きました。

 

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