「ヴアッグションッ!!」
と、文字起こしできるくらいくしゃみに声を乗せる人がいます。
職場で遭遇すると、敏感な内向型の人には心臓が止まるくらいの衝撃があります。
レストランで食事中に皿が割れたら場の空気が止まりますが、職場のくしゃみはそれよりも大きな衝撃です。
その割にくしゃみをした人は、当たり前の権利を行使したかのような開き直りの態度でいます。
この、傲慢なふるまいについて。
※このページは、大きなくしゃみに疲弊している方に向けています。
くしゃみが大きい側の方には不快だと思うので、読まない事をお勧めします。
職場でくしゃみがうるさい人は非論理型が多い
わたしの職場でくしゃみがうるさい人は、非論理型が多かったです。
言い換えれば感情型で、これに権力が加わっていればパワハラです。
そういう人は、他人の顔色をうかがう神経が発達していません。
だから他人が音に悩まされている事にも気が回りません。
いつもこっちばかり遠慮してる気がしたので、無神経な人に対して実験をした事があります。
なぜくしゃみで喋る?
くしゃみがうるさい人を理解するために、くしゃみで発する言葉を追ってみました。
何か伝えたい心の叫びがあるのなら、それを受け止めるつもりでした。
しかし大抵は濁音で
「エ”ア”ッ!!!」
とか
「ぶぁーっジョっ!!」
のような、意味が不明のものでした。
しかしある時
「ェアックッションッ!」
(んっ? 今どさくさに紛れてエアクッションって言った?!)
と、単語が含まれていた事がありました。
エアクッションと言われても、こちらは何をどうしていいのかわかりません。
これが唯一、単語っぽいものでした。
この事から、くしゃみがうるさい人はメッセージを伝えたいのではなく、「どりゃーっ」という気合のようなものだとわかりました。
「チクショーッ」までいくと、完全に周囲を挑発しています。
我々は舐められています。
くしゃみがうるさいのを『仕方ない』で許さない
くしゃみがうるさい人に注意をすると
「仕方がない」
と開き直りの態度をとりますが、このふてぶてしい性格がくしゃみを大きくしています。
本来空気を飛ばすだけのクシャミに、わざわざ発声を加えて絶叫しているのは、うるさい人の落ち度です。
くしゃみがうるさい人は不器用
くしゃみは鼻やのどの異物を吹き飛ばすための行為で、本来は空気さえ流せばよいわけです。
しかし、うるさい人は不器用なのでどうしても発声とセットにしてしまいます。
静かにするコツを教えれば治るのではないか?と考え、試してみたことがあります。
くしゃみの仕方を教えたら治るか?
くしゃみがうるさい人は、大人なら本来は自分で改善の努力をすべきですが、それができないタイプです。
くしゃみがうるさい親族が居たので、注意するのではなく普通のくしゃみの仕方を教えた事があります。
犬やネコもくしゃみに声を乗せないので、人間にできないはずはありません。
「クシュッ」
と空気だけ出せるはずです。
まず、いかにくしゃみの声が異常かをかわらせるために、目の前で本人の真似をしてみました。
「ベァアアアーーージョッ!」
と絶叫をしたら、本人は笑っていたのでイラッとしました。人生で反省をした事ないのでしょうか?
そして次に、声と空気の流れを分離する手本をみせました。
教えても神経が通っていないので治らない
くしゃみに声を乗せない方法を丁寧に教えましたが、その結果は
「ウグッ!」
という、空気の流れを抑えて、肺が破れて死にそうなくしゃみをする結果となり、すぐに元のやり方に戻っていきました。
空気だけ出して、声を付け足さないという分離ができませんでした。
恐らくその辺りをコントロールする神経を使わなさすぎて、すでに死んでいるのだと思います。
くしゃみがうるさいのは故意ではなく不器用
くしゃみがうるさい人に対する理解がないと、彼らが故意にやっているのかと悪感情が浮かびます。
しかし、くしゃみがうるさい親族を深堀りしてわかったのが、決して悪意でやっているのではなく、ただポンコツロボットのようになってしまうだけなのです。
おじさんのくしゃみが特にうるさい理由
自然界の事で理由がないことは一つもありません。
原始時代に狩猟の能力が落ちてきたおじさんはくしゃみがうるさくなり、肉食動物に見つかって群れの代わりに食べられてくれていました。
加齢臭も肉食動物に見つかりやすいし、他の人たちには距離を置かれるという、群れを安全に保つためのおとりにされている感があります。
今は都市に肉食動物がいないので、くしゃみがうるさくても生き続けることができるので、周囲がいつまでも迷惑しています。
くしゃみを筋力の衰えと擁護する動き
おじさんのくしゃみがうるさいのを
『筋力が衰えるため、空気を余分に使う必要がある』
(だから大目に見てね)という意見が出てきましたが、根本が間違っています。
いくら空気を吸おうが問題はなく、『空気の流れをわざわざセリフで言う必要がないですよね?』
ということです。
もし本人が奇声を発してストレス解消をしているのだとしたら、もうご近所トラブルを起こす迷惑な隣人と変わりません。
くしゃみがうるさい人は音読をしている
くしゃみがうるさい人は、空気の音をセリフとして言ってしまっています。
これは、声に出さないと本が読めない子供と同じ症状です。
しかし『声を出さなくても本は読める』という意識で読むことで、次第に黙読ができるようになっていきます。
ため息なんかも空気だけをだせばいいところを、わざわざ声に出して落胆をアピールする人がいます。
くしゃみと同様、聞いている側は嫌な気持ちになります。
くしゃみがうるさい人は全部うるさい
『くしゃみがうるさいのは、手やハンカチでおさえないから』
というのが、根本的な原因ではありません。
無神経だからくしゃみは大きくなり、さらに配慮ができないから手でおさえないのです。
根本原因は無神経で、くしゃみがうるさい人は、
トイレットペーパーをガラガラッ
うがいをすれば『あ”~~!』
など、全ての生活音がうるさい傾向があります。
くしゃみは抑えるものではない
くしゃみ問題をこじらせる要因として、本質から外れて変な方向に話が広がっている事があげられます。
くしゃみを抑えると血圧だの鼓膜が破れるだの(だから我慢しちゃいけない)に話がズレていきます。
さらに鼻の下を押さえるとくしゃみが出ないとか、変な裏技が紹介されたり。
器官に異物があるからくしゃみの信号が出ているのに、それを封じたらダメでしょう。
こういうムリな事をしても後で我慢の反動がきて、『もう誰にも指図されん!』という風になるのが目に見えています。
『くしゃみは黙読できる』という正しい認識が広がることを祈っています。
世の中はお互い様じゃない
周囲に配慮できる人とそうでない人の差が激しく、ぜんぜんお互い様ではありません。
くしゃみがうるさい人には、せめて周囲が我慢している事を知ってほしいです。
くしゃみ一回につきハッピーターンを1枚ずつ配りながら頭を下げるとか、何かお詫びがあってしかるべきではないでしょうか。
ハッピーターンで帳消しになるわけではなく、そこからが信頼構築のスタートだと思ってほしいです。
うるさいくしゃみを出させない方法
くしゃみがうるさい人は、必ずエネルギー充填の時間があります。
ドラゴンボールの孫悟空が、カメハメ波を打つ時の
と、気を溜める時間みたいなものが、くしゃみにもあります。
くしゃみがうるさい人は、威力を最大にするために、気を練り上げ(空気を何度も吸い込む)ていきます。
おそらく快楽を求めるため、ドデカイ爆音を出したいのでしょう。
そこが弱点となっているので、誰かが気を練り上げ始めたらすぐに、すぐにおしぼりを丸めて口に突っ込みます。
すると、練り上げていた気は勢いを失い、うるさいくしゃみは不発に終わります。
ひどい事をしているように見えますが、仕方ありません。
大きなくしゃみを出した後の人は
「スッキリした」
「ストレス解消」
と、悪事を働いた自覚がなく、むしろ晴れ晴れとしているのでペナルティが必要なのです。
音に敏感な人にとって
音に敏感な人間にとって、突然の大きなくしゃみは机をドン!と殴られるようなショックを感じます。
単にうるさいだけでなく、苦痛を受けていても黙って我慢しなければいけないのでしょうか?
この記事は『お互い様』の世の中で、我を出す事が苦手で一方的に我慢をする人の気持ちが、少しでも軽くなればと思って書いています。
音に敏感な人はHSPというものかもしれません。
この記事の反応
くしゃみが大きい人の反感を買い、様々な意見が届きました。
『この方のオナラは臭くないようです』(お互い様でしょの意)
⇒わたしのオナラは臭いですが、くしゃみはうるさくないのでお互い様は成立しません。
オナラが臭い上にくしゃみもうるさいなら、それはもう都市公害です。
また別の人からはこのような意見がありました。
『性格のいい友達がくしゃみが大きいのを悩んでいるから、この記事はヒドイ』
⇒性格のいい人が車を運転していて人を轢いたら、それはやっぱり良い事ではないはずです。
お友達だったら、くしゃみで叫ぶのを止めさせるべきです。
周囲に『我慢しろ』と言うのは、誰も幸せにならない解決策です。