社会悪とまではいかないまでも、気が利かない人の無神経な行動はもやもやが募ります。
彼らは状況が飲み込めないので何かあっても相手に非があると思いがちで、時には怒ったりします。
彼らは自分の行動を省みないで、自分の行動を許容しない人を
「心が狭い」
と、なぜか自分が出来た人のように振る舞います。
なぜ、気が付きやすい人の方がストレスを抱えないといけないのでしょうか?
どうにかしてわたしの『もやもや』を彼らに届けたく記事にしましたが、書いている内に気がつきました。
彼らにもやもやさせられるのは、気が回る人の才能に対する税金なのだと。
普段、もやもやさせられている人の慰めになれば幸いです。
気が利かない人の思考
気が利かない人を見抜くには、X軸に広がる習性があるか観察してみてください。
多くの人がY軸に向かって進行する状況で、X軸に広がる人がいたら気が利かない人認定をして間違いないです。
単に通せんぼをするという意味ではなく、
『多くの人』
の行動を把握できない鈍さが問題なのです。
この性質により、あらゆる場面で迷惑をかけます。
特に通勤時の場面でのもやもやは、別ページにまとめています。

他人の邪魔になるものを選択
気が利かない人は、いくつかの選択肢の中から最も他人の邪魔になるものを選びます。
例えば繁華街の歩道のシチュエーションです。
新宿の人通りが多い歩道に、自転車を置くスペースがあって道幅が狭くなっています。
気が利かない人は、わざわざこの自転車を置くスペースの横に立って、よりいっそう道幅を狭くします。
立ち話をするのであれば、なぜ下の図のように
人の流れに影響がない場所に立たないのでしょうか?
自転車の出入りは少なく、あったとしてもあまり自転車の邪魔になりません。
街路樹の横に立つ
気が利かない人のX軸思考は、街路樹でも発揮されます。
彼らが立つのは、この位置です。
ここが日陰になっているわけでもないし、別段心地よいわけではありません。
彼らは人が一人通れるか、通れないかくらいの隙間しかあけません。
だから歩行者は対抗から人が来たら、どちらかが待つ必要があります。
なぜ、1mほどズレて立つ事ができないのでしょうか?
彼らは他人に気を使ったら自分が損をするとでも思っているのでしょうか?
理由を聞いたら、もっとストレスが溜まる
恐らく彼らに邪魔な場所を選ぶ理由を聞いたら、理由を答える前に
「神経質すぎる」
「キモ~い」
とかが返ってくる事が容易に想像できます。
基本的に彼らは他罰的で、自分の行動を客観視しないで生きてきた人たちです。
非を認めないで、逆に攻撃する事で乗り切ろうとします。
左右両方を走る
ジョギング・ウォーキングができる公園で、こういうカーブでインコースを走るために、左端・右端の両方を走る人がいます。
そういう走り方だと人とぶつかる軌道が多くなります。
トレーニングのために走るなら、なぜショートカットするのだろう?
東京の公園は大体左側を歩く
東京の公園や土手の遊歩道は大体左側を歩く人が多いです。
東京は武士の町だったから、刀がぶつからないよう左側を歩くようにと言われますが、そういうのナシでも人は自然と左側による習性があります。
だがら明確なルールがあるジョギングコースでは、左側通行ばかりです。(右は知らない)
歩道は明確なルールはないですが、店が多い繁華街でなければ普通は左側が多くなるはずです。
ですがたまに、「路側帯のない車道は右側を歩く」というルールを誤解して、歩道内でも右側に寄って歩くのが正しいと思って、頑なに避けない人がいます。
ひどい人はぶつかりそうになると「右側通行だ!」と怒ります。
頑固な人というのは認知能力が偏っているので、物事を間違って覚えてしまいます。
自転車はもやもや発生機
気が利かない人は立ち止まっているだけで、他人をもやもやさせます。
それが速度の速い自転車となったら、もやもやの垂れ流しは止まりません。
直角に近い歩道のカーブで気が利かない人の自転車は、このような軌道で走ります。
なぜ、歩行者の進路を詰将棋のようにブロックするのでしょう?
これは歩道での話です。
自転車は車道がルールと言っても、場所によっては危険な道路もあるので、こちらも歩道の自転車を許容しています。
こちらの譲歩の上での、この走行です。
自転車は直角には曲がれないですが、この下の図のように
大きく外回りで走れば、両者がスムーズに進みます。
相手の行動を考えられないのが、気が利かない人の頭です。
▼彼らの変な習性

2台でもやもや倍増
この図は対抗から歩行者と、自転車が2台向かってくるパターンです。
自転車の二台は知り合い同士です。
自転車は軽車両だから、この場面では逆走になります。
ですがそれは大目に見ます。
問題は赤い矢印の自転車が進路を変えないから、緑の自転車も進路を変えられずに手前の赤ジャージの人に突っ込んでくるところです。
矢印の自転車の人物は、自分がぶつからないから情況を認識しないで、緑の自転車をブロックしつづける走り方をします。
気が利かない人というのは連鎖して起こる事が予測できず、自分に起こる事しか認識できない昆虫みたいな脳をしています。
停まっていても、もやもや
気が利かない人はそこに居なくても、もやもやさせてきます。
例えば何かの店舗の前で、気が利かない人はこのように自転車を置きます。
他の自転車に習って斜めに置いて店の敷地を出ないようにすればいいのに、X軸に広げて歩道にはみ出すように自転車を置きます。
『文句があるなら、自分で置き直せばいいじゃないか』
と言う人もいるでしょう。
けどこういう自転車に限ってスタンドのバネがヘタっていて、置き直すとスタンドがビヨーンとなって倒れたりします。
気が利かない人は自転車整備さえ気が利かなくて、もやもやアイテムにしています。
自転車事故は気が利かない人が起こす
目の前で自転車事故を見たことがあります。
見通しの悪い狭い道で、高校生がノーブレーキで別の自転車につっこむのを目の前で見ました。
自分が爆走して突っ込んだ犯人の高校生が、救助隊員のように
「大丈夫ですかー!」
と大声で叫ぶので、人格が二つある人なのかと思いました。
▼詳細

高校生は自分は自転車を運転するのに、他人が同じように自転車で走り回っているとは考えないのでしょうか。
彼らは経験がないから事故を起こすのではなく、他人の事を考える気質がないので気が利かないのです。
高校生くらいになると、そういう気質の欠損が明らかになってきます。
事故は誰にでも起こり・・・えない
自転車の保険加入が義務付けられ(東京)ましたが、これは誰もが事故の加害者になるのが前提になっています。
ですが予測する脳が発達している人は、自分からは事故を起こしません。
世の中の負担を大きくするのは、常に気が利かない人です。
歩きスマホで事故を起こし、駅を歩いては人とぶつかります。
そういう事故が起こる度に新たなルールができて、普段から気を付けている人に負担を回してきます。
気が利かない人ほど怒りやすい
散歩をしていて見た光景です。
わたしの前を40~50代のサラリーマンらしきおじさんが歩いていて、対抗から若い人が歩いてきました。
レジ袋を持っていて、帰宅しているように見えました。
双方ともに歩いている軸線を変えないなぁと思っていたら、マンションの前あたりでぶつかりそうになり、おじさんがドン!と足を踏み鳴らしました。
サイか何かの威嚇みたいに、怒りを露わにしました。
わたしは後ろで続きを見ると、若い人はマンションに入っていきました。
つまり若い人はマンションへ着陸態勢に入っていただけで、別におじさんとチキンレースをしていたわけではなかったのです。
おじさんというのは前頭葉が衰え始めて、意固地になりやすいです。
おじさんの顔
どういう人が怒るのか、後学のために追い抜いてから何気なくおじさんの顔を見てみました。
そうしたら、ゲゲゲの鬼太郎で妖怪に精力を吸われるキャラみたいな顔をしていました。
ヤンキー崩れは元々、人格が欠落しているものですが、地味なおじさんも時間をかけて欠落していきます。
気が利かない人は税金と一緒
気が利かない人にもやもやするのは、気配りのレベルの差があるからです。
『なんで当たり前の気配りができないの?!』
という、『当たり前』の感覚が違うので、気が利く人の方が疲れます。
自分のもやもやを記事に書いていて、気が利かない人の存在理由を悟りました。
気が利く人は、連鎖して起こる物事を日常的に予測しながら行動しています。
この思考を仕事に活かす事で、評価されて収入につながります。
この思考方法ができない人 = 気が利かない人 がいるおかげで、気が利く人の相対的な評価が高まります。
気が利かない人は課題を出してくれる
自分一人が手を動かす仕事で頭角をあらわすと、次に与えられるのは
『気が利かない人をどうやって動かすのか』
という仕事です。
気が利かない人は自分一人の視点しかないので、人を動かしたりフローを設計する仕事が苦手です。
給料はそういった仕事の方が高いので、気が利く人の方が稼ぎやすいのです。
その代わりに日常生活で気が利かない人の行動に悩まされます。
投資でも恩恵を受ける
FXは誰かが100万円得をしたら、誰かが100万円損をするというゼロサム(プラマイゼロ)のゲームです。
株は参加者全員が総勝ちできると言われますが、年単位で見ると下落は必須で、これも誰かが損をしないと成り立ちません。
わたしは株とFXを少しだけやっていますが、大勝ちはしていないものの負けた事がありません。
これもは参加者に、自分より気が利かない人が多いからです。
気が利く人は先読みという価値のある能力を持った人です。
その才能にかかる税金が、気が利かない人による負担です。
追記 ここまでくると、心が狭いのか?
本編に入れようと思いましたが、自分の心が狭いだけなのか判断に迷ったので追記に入れます。
わたしは映画館で、ポップコーンを食べる人が近くに居ない事を望みます。
わたしは物音に敏感な方ですが、特に嫌いなゴキブリの気配音の
『カサカサ・・・』
に鋭敏になってしまい、ポップコーンの音がかなり気になります。
マンションではたまにどこかの部屋の洗濯機が荒れ狂って、壁をガンガン叩くことがありますが、夜中であったとしても生活に必須なので許容します。
その許容度をもってしても、やはり映画館に行った時に他人のポップコーン音を聞かされるのは嫌な事です。
折り合いをつける
わたしは折り合いをつけるために、出来る対処はしようと思いました。
割と人気の映画でも最終時間に、端っこの4席くらいしかないレーンなら、周りに人がいる確率は低いです。
ですがある日、わたしがチケットを買った後で図の赤い矢印に食べ物を持った人が来ました。
図の青い髪がわたしで、その人が通る時に目の前を食べ物を乗せたプレートが横切りました。
そのプレートはフードメニューを全部そろえて、『ランチセットB』みたいな感じのオリジナルプレートランチにしていました。
チュロスまでつける節操の無さ。
後学のためにどんな顔の人なのかチラッと見たら、またもゲゲゲの鬼太郎で精気吸われてそうな人でした・・・
こういう顔の人にバイト時代いじわるされたので、そういう記憶が残って印象が良くないのかも知れません。