内向的な人の職業は、人の行動を読むものがいい理由

慎重派 会社の選び方

内向的な人は、他人の顔色を伺う癖がついています。

ごく微細な変化を感じ取って、相手が気分を損なわないよう地雷を避けて応対する術を持っています。

 

気が小さくて嫌だと思うかも知れませんが、これが仕事の面では強みになります。

微細な変化を感じ取って、問題を未然に防ぐ。

何だか仕事に通じていないでしょうか?

 

内向的は臆病で、外向的が人として正解みたいな意見がありますが、それは違います。

社会人の中では豪胆に行動して

 

『あの人はいい度胸だ

 

と呼ばれる人は、35歳以降にそれまでの無計画な行動のツケで派手に破産し、周囲を巻き込む大災害を起こしたりします。

 

内向的というのは否定的にとらわれがちですが、他人に迷惑をかけず地道にやっていける事は、人間として正しい姿です。

そんな性質を職業で活かします。

 

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内向的な人の適職

程度が低い職場では、声が大きくて考えるより行動が早い人の方が評価されがちです。

内向的な人にそういう職場は向いていません。

 

目立つためのスタンドプレーは苦手なので、目標を設定してコツコツと努力を積み重ねるような仕事が合っています。

『人の行動を読む』

 

という特性を合わせると、仕事の流れを作るような仕事が向いていると言えます。

そういう仕事は効率に関係していて、高収入を得ることも可能です。

 

売り上げを1000円伸ばしてもそれに伴うコストがかかりますが、効率化でロスを1000円減らせばそのまま利益になります。

 

しかも効果は持続するので、一度やれば長く成果を得続けられます。

 

フロー設計の例え

設計と言うと難しく感じるかも知れませんが、ただ人に気を使えばいいだけです。

例えばwebサービスで、何かを入力した時にわかりにくいと感じた事はないでしょうか?

 

これを直す事でユーザーの脱落を防いだり、カスタマーサポートへの問い合わせを減らせます。

下の例を見てください。

 

 

メールを入力する欄が二つありますが、これは非常にわかりにくい設計です。

 

一ヵ所目のEメールアドレスの入力欄の右に

『にお知らせする。』

という文章が入っているため、ユーザーの目線は右に移動します。

 

その上、二カ所目のメールアドレス入力欄は左にズレています。

よく読めば、確認用のメールアドレスを入力するのだなとわかりますが、ユーザーは読みません。

 

初見の画面はほぼ記号化してデザインしないと、ユーザーの間違いは続出します。

ユーザーはここに至るまでに様々な入力をして疲弊している事も考え、極限までシンプルにする必要があります。

 

内向的な性格を活かして改善の職業に就く

上記の例を改善すると、このようになります。

 

 

入力する箇所が明確にわかります。

改善前のものと違って

 

項目名 : 入力欄

 

の構図はメールアドレス入力の二カ所とも同じです。

内向的な人の、他人の顔色を伺う能力を使えば

 

『他人が間違えそうな部分』

 

を改善する事ができます。

これを応用すれば、多くの人が効率よく作業をできるフローを作れて、その成果が自分に入ってきます。

 

10人くらいが携わる業務の改善ができたら、10人分の効率化の成果が自分のものになるので、おいしい職業です。

 

ATMで仕事を学ぶ

ATMでお金をおろすと、大抵の機種はカードを引き抜かないとお札が出てきません。

昔はカードとお札が両方同時に出てくる形式でしたが、恐らくどちらかを忘れる客が一定数いたのでしょう。

 

そういうデータを基に、どうすれば改善できるのかを考えた結果、先にカードを出す事になったのでしょう。

 

お金をおろす客の目的はお札を受け取る事で、先にお札を出すと客はタスクが完了したと思ってカードを忘れてしまいます。

 

だから目的物であるお札を最後にする事で、カードの忘れを防止しています。

こんな風に順を追って考えると、簡単にフローができます。

 

 

内向的な人に向かない職業

敏感に他人の事をくみ取れるという事は、刺激に対しても敏感に反応してしまいます。

人の思いがけない行動に対しては弱く、必要以上に疲れてしまいます。

特に感情で行動するような人は予測が難しく、パターン化ができないので振り回されてしまいます。

 

そういう人が客でも同僚でも幅を利かせるような職業は、向いていません。

 

チャラチャラした人とかノリが軽い人が苦手で、狭く深い人間関係の方が性に合っているので、大勢と一緒に同じ事をするような仕事は難しいです。

 

役職的にもリーダーシップを発揮するような事は苦手なので、自分の得意分野を掘り下げてスペシャリストになっていくのが合っています。

 

会社員の成功モデルはリーダーになるだけではなく、替えの利かない人間になる事も成功と言えます。

 

スペシャリストになれば仕事は安定するし、給料も上がります。

内向的な人が、強迫観念みたいに人の上に立とうとする必要はありません。

 

内向的な人がチャラチャラした人と合わない理由

内向的な人は、他人に迷惑をかけないようにして生きています。

それと正反対なのがチャラチャラした人です。

 

行動は無責任で、助け合いという割には迷惑をかける一方で、本人には他人を助けるキャパがありません。

 

こういう人と付き合うと内向的な人が一方的に損をするので、距離を置くに限ります。

そうするとチャラチャラした人は

 

『人脈ひろがらないよ~』

 

と言ってきますが、薄くて広い人脈など役に立たないので無視しましょう。

 

 

内向的な人の一番の敵は自分自身

内向的な人は無軌道な行動をしないので、ひどい失敗はしにくいです。

それでも社会の中で潰れてしまう事があるのは、自分自身の心配性ゆえです。

 

今現在の心配事に加えて、先読みする性質から将来の心配もしてしまいます。

 

結果、二重の心配の重みで潰れてしまいます。

将来の失敗に関しては、想像した事の8割は起こらないと言われています。

 

それに起こったとしてもコントロール不能なレベルなものはありません。

自分自身で問題を大きく捉えすぎてしまっています。

 

 

心配性の治し方

物理的に心配になる要素を省くため、とりあえずまとまったお金を持ちましょう。

それくらいの力がお金にはあります。

 

不安を遊びで紛らわすのではなく、その分をひたすら貯めていきます。

急なアクシデントに対応できるくらいのお金がたまれば、心配になる事が減って心配癖が治っていきます。

 

癖というのは、四六時中繰り返すとつくので、心配しない時間を増やせば解消されていきます。

内向的な人にとって貯金こそが最大の娯楽です。