HSPを仕事に活かしたら稼げた件

内向的な人の仕事・生き方

HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは、とても敏感な人の事です。

特徴は前回の記事に書いています。

 

関連:内向的な社会人は、HSPかもしれない

 

HSPを自覚する前は、どの仕事が自分に合うかわからず、長くても2年で辞めていました。

それで全く別の仕事をするので、年収も最低ラインのままでした。

 

あまりに人生が難しいので

 

『皆、どうやって生きているの?』

 

と思っていました。

 

しかしHSPの細かい気質が合う仕事の一つ、IT業界に入ってからは、年収が上がっていきました。

 

最高年収は2,500万円で、他に自社株も持たせてもらえて、早期リタイアできました。

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HSPで仕事が長続きしなかった

 

わずかな出来事からも脅威を増幅させてしまう、HSPの敏感さは色々な場面で支障が出ます。

 

特にフリーターの頃は、敏感だとつらい仕事が多かったです。

HSPの特性が邪魔になるような仕事をしていたので、すぐに続けられなくなっていきました。

 

普通の人が継続して仕事ができる中、長続きしない自分は根性がないのだと自己嫌悪に陥ります。

 

自分に自信がないと、

『とりあえずできそうな仕事』

 

という観点で進路を決めてしまい、合わない仕事の無限ループでした。

 

どの仕事も早期に限界を感じる

 

転職したばかりの時は、他人の目を意識するHSPの特性から、早く使える人材になろうとします。

 

追い立てられるような気持ちで、自主的に仕事の練習や勉強をするので、殆どの仕事で平均以上の人材になれました。

 

ですが慣れてくると、その仕事の将来性が気になり出したり、嫌な事が増幅して感じるようになります。

 

これは体の免疫機能に似ていて、クリーンな環境に居るとわずかな花粉でアレルギー反応を起こすように、物事に過剰反応をしてしまいます。

結果、ヘトヘトに疲れてしまい、仕事を辞めてしまいます。

 

 

定期的にひきこもり生活

 

仕事がある程度うまくできても、それは自己犠牲をしまくった結果です。

 

自分よりも他人が主役のように仕事をするので、仕事を辞めると自分を取り戻すリセットの時間が必要でした。

せっかく貯めた貯金も、ひきこもり生活で食いつぶしてしまいます。

 

だから20代では殆ど貯金ができませんでした。

 

HSPに合った仕事に就く

 

自分がHSPという事を知らなかったので、職を転々としていました。

 

嫌な仕事から逃げていく内に、だんだんと向いてそうな仕事に近づいていきました。

そこでIT業界の中の、ネット広告の会社に滑り込む事ができて、HSPの特性を活かす事ができました。

 

優良企業に入れるような学歴・職歴ではなかったので、必然的にベンチャーになりました。

 

細かいデータが得意

 

当時のネット広告業界は、歴史が浅いのでちゃんとした人が少なかったです。

 

高学歴の人はベンチャーではなく、歴史のある大企業を選ぶので、ネット広告には単なる遊び人みたいな人も多く見かけました。

 

そういう人はネット広告の特徴である、数値データをまともに扱おうとしません。

ノリと会話で何となく仕事をしている風でした。

 

そういう中で数値データを活用した結果、大きな成果を上げられました。

経営者は、営業会社でなければ高学歴な人が多かったので、データ中心の仕事の仕方は受け入れられやすかったです。

 

数値の変化に敏感

 

ネット広告のデータは、例えば広告素材や文言によって、クリック率や登録率がどのような変化をするかなどがあります。

 

更に曜日・時間といったものを加味して、効果を上げていきます。

 

最重要なのは広告媒体選びですが、そこは時系列で効果の変化を追ったり、他の媒体との比較ができるデータベースを作りました。

こういう事ができる先輩がいなかったおかげで、相対的にわたしの評価につながりました。

 

HSPは教わるのが苦手かも

 

会社には話術を重視する人ばかりで、ネット広告を教えてくれる人はいませんでした。

 

ですがわたしは教えられても、細かい所にひっかかってしまうので、恐らく上手く理解できなかったと思います。

 

独学で自分の性質にあった勉強をして、ネット広告の実際を眺めて、それで自分なりの道具を作った方が合っていました。

 

人から教わるのが苦手なので、自分で作るしかなかったですが、その独自性が年収に繋がりました。

 

 

プログラミングもする

 

例えばAPIという、アプリケーションに使うカスタムパーツみたいなものがありますが、それも独自のものを作りました。

 

プログラミングとう組み立て作業だけでなく、設計から自分で行い、通常のAPIより精度が高いものを作成・運用しました。

 

このプログラミング・SEというのも、HSPの得意分野です。

ただわたしは、他の人が設計したものを理解するのが困難なので、システム開発専門だったら早い段階で埋もれていたと思います。

 

株やFXは心配事が多くて辛い

 

株とFXは8年で1,000万円くらい利益が出ましたが、削られる精神力が大きくて割に合いません。

 

HSP特有の慎重さで、大きく勝てないものの負けないトレードはできましたが、金融関連のニュースに不安を煽られ続けます。

 

それに失敗の記憶ばかりが鮮明なので、やっていて気持ちが晴れる時間がなかったです。

 

なので今は売買は活発にしないで、株を買ったら忘れるようにして、配当目的で長めに持っているだけです。

 

関連:8000万円分の株の運用で失敗した件

 

HSPでも仕事でなら人付き合いできる

 

ネット広告の仕事で責任者になると、対外的な人付き合いが発生しました。

 

繊細すぎると人付き合いが苦手なものですが、仕事をベースにしていると大丈夫でした。

色々な数値データやツールで脇を固めているので、想定外の事はそんなに起こりません。

 

それに仕事のやりとりもフローを設計すれば、ほぼサプライズなく仕事ができます。

突発事項が苦手なので、段取りに注力しました。

 

付き合う人数も最適化する

 

責任者になって良かったのが、自分で仕事の仕方を決められる事です。

 

前任者の仕事の仕方を見ていて、ITは効率化が肝なのに、多人数との付き合いでロスが発生しているように見えました。

その辺りを徹底的に変えて、最小の付き合いでも、最大の利益になるようにしました。

 

HSPの共感力の高さを活かす

 

対会社の付き合いと言っても、末端は人間同士です。

 

HSPの特徴として、人目を気にするというのがあります。

これは相手の視点に立つ事にも通じていて、共感力の強さでもあります。

 

この共感力で相手のメリットを考えてあげて、双方が利益のある形にして、付き合いが上手く進みました。

 

共感力が高くても苦手な仕事

 

広告というのは見る側の視点も必要なので、共感力が役立ちます。

 

HSPだと芸術系のものも得意な事の一つと言われていますが、個人差があると思います。

わたしは広告の構成を考える事はできても、美的な表現力が無くて、製作は苦労しました。

 

わたしは設計とか、先々の不安を取り除くようなフロー作りが向いていました。

 

HSPの職場環境

 

職場で一番困るのは視線でした。

 

会社って視線が交錯するデスク配置が多いので、いかに視線を避けるのかが苦労しました。

新人の頃は選択権がないので、デスクを選べません。

 

せめて向かいの人が視界に入らないよう、なるべく頭を低くして、パソコンのディスプレイに隠れるようにしていました。

 

ついたてで視界を遮る

 

ちょっとワガママが言えるようになると、デスクについたてを置くようになりました。

 

できれば壁に向かって座りたいくらいでした。

ディスプレイを見られるのも嫌だったので、隣に座られるのも好みませんでした。

 

他人が視界に入ってしまうと、そこから色々と考えだしてしまうので、集中できなくなります。

 

個室を得る

 

社会人生活で手に入れたもので、最大のものは自分専用の個室です。

 

機密を扱うという名目でしたが、一人で仕事ができる空間は理想的でした。

そのおかげで仕事が長続きした結果、年収も最高になりました。

 

HSPの能力を活かすには、環境が重要です。

 

もし、わたしが接客業をやってたら、恐らく20代のバイトリーダーに

「使えない」

とか言われて震えていたと思います。

 

※HSPは細かく気がつくので、接客自体は上手くやれます。

ですが、過去のバイトで接客要素があるものでは、日々の些細な事が心に積み重なりやすく、合わないと感じました。

 

 

別の事を考えてしまう

 

何かキッカケがあると、そちらに意識が飛んでしまいます。

 

この発想力のおかげで、仕事の解決法が出せる面がありますが、困る事もあります。

例えば文学の『蟹工船』が頭の中で『カニ光線』に変換されてしまうと、

カニが地球侵略する物語が浮んでしまいます。

こういう性質があるので、タイトなスケジュールを設定されると、プレッシャーで最初から諦めたくなります。

 

スケジュール設定されなくても、通常より早く完成させる事が多かったので、自由にやらせてもらった方が上手くいきます。

 

HSPの仕事で重要な睡眠

 

HSPの一日が疲れるのは、普通に生きていても考える量が多いからです。

 

特に電車通勤とか、色んな層が交わるものは苦手でした。

失礼な人に対して人一倍敏感に反応しますが、争いごとが苦手なので何もできず、内に溜め込むだけです。

 

そんな毎日なので普通の人より回復の時間が必要なので、睡眠時間が長くなります。

 

大体、8時間くらいの睡眠時間

 

寝入るまで時間がかかるので、実質6~7時間くらいの睡眠をとっていました。

 

それでも音に敏感なので途中で目が覚めたり、眠りが浅かったりしました。

なので日中に30分くらいは、必ず昼寝をしていました。

 

昼寝の場所に困る

 

昼寝の場所は結構、困ります。

 

ビルの誰も来ない共用部は、床がカッチカチだし、外気温と同じくらいです。

夏・冬は横になっても眠れません。

 

休憩室のソファで寝ると、何かの異常事態と思われてしまいました。

結果、デスクで突っ伏す事が多かったですが、圧迫感でよく眠れません。

 

後年、会社で自分専用の部屋をもらってからは、ぐっすり昼寝できました。

 

 

徹夜は、ほぼしない

 

仕事で徹夜をした事がありますが、翌日は殆ど仕事ができません。

 

あれって根性とかではなくて、体質だと思います。

わたしの社会人生活で徹夜をしたのは、ほんの数回だと思います。