強みがない人が生き残りやすい理由

社会人

 

学歴社会から追い出される。

勤めていた会社から追い出される。

 

これはわたしの経験です。

いずれも強みがない、弱い人から社会を追い出されます。

 

ですが追い出された側が生き残り、その後に発展する例をわたしたちはよく知っているはずです。

人類が猿だった時代、弱かった我々の祖先は森を追い出され、強かったゴリラが森に残りました。

 

そのゴリラは今、大昔と変わらない生活をしたまま絶滅しかけています。

強みがないという事が、実は最も生き残りやすい理由を解説していきます。

強みがなくて森を追い出された人類

 

人の祖先は、アフリカの森で暮らしていた猿の中の一種でした。

 

他の猿に比べて何の強みもなくて、誰も食べないような落ちた物を拾い食いするために、他の猿よりも地面をウロつく事が多かったのです。

 

その事が他の種より股関節を柔らかくして、歩行が得意な猿になっていきました。

そして気候変動で森が小さくなると、森に居場所を失った人の祖先は追い出されて、危険な平原で暮らすようになりました。

 

弱いがゆえに経験を積む

 

人の祖先が森を追い出された時、歩行に慣れていたので長距離の移動が出来ました。

 

なるべく過ごしやすい気候を求めて移動をしましたが、そこにも困難な事がありました。

今度は肉食動物がライバルになり、最初は苦境を強いられていました。

 

その過酷な経験を積み重ねていって、経験がある一点を超えて対処法を作って、逆に強い存在になっていきました。

森に残れた強いゴリラやチンパンジーは、発展しないで滅びようとしています。

 

旧人類でも弱者だった

 

今の人類の祖先はホモ・サピエンスですが、近い時代にネアンデルタール人がいました。

 

ネアンデルタール人はホモ・サピエンスより大きな脳と、強靭な肉体を持っていました。

ですが絶滅したのはネアンデルタール人の方です。

 

ネアンデルタール人は強いがゆえに集団化しないで、力技で暮らしていました。

他方ホモ・サピエンスは個々が弱かったので集団化して暮らしました。

 

弱いがゆえに道具を作り、その道具の知識を皆で共有して社会が発展していきました。

そして生存競争に勝ったのは、弱いがゆえに向上していくしかなかったホモ・サピエンスの方です。

 

今現在、強みがない人はホモ・サピエンスの状態で、これからの経験によって最強になる事ができます。

 

 

現代社会で強みがない人

 

思春期あたりから、学歴社会に組み込まれていきます。

 

偏差値が低ければここから追い出されます。

追い出されて絶滅する人は、学歴社会から落ちこぼれた一点だけで自分を無価値と判断し、絶望する人です。

 

偏差値の不足を猿に例えれば、単に木登りが上手くなかっただけの話です。

木登りが上手くないと森では暮らせないですが、代わりに広大な平原があります。

 

わたしは偏差値がせいぜい40程度で、卒業したら就職氷河期でフリーターの道に進みました。

フリーターの選択肢は膨大です。

 

それに辞めても惜しくないので、次々と仕事を変えていきました。

 

大企業にも中小にも入れない

 

数年で終わると思っていた就職氷河期がずっと続き、仕方ないので卒業後6年ほど逃げていた就活に挑戦する事になりました。

 

職歴のブランクもあって中小にさえ入れないので、必然的にベンチャー企業を選びました。

その当時は終身雇用制が普通で、先の保証が全くないベンチャーは下の下でした。

 

そのベンチャーであっても、正社員の履歴がないわたしの就活は創意工夫が必要でした。

様々な方法を考え、道具を使って何とか1社滑りこむ事が出来ました。

 

このあたりの不利を覆す面接や書類の書き方を別カテゴリーに書いているので、よければ読んでみてください。

 

ロクな会社に入れない

 

最初に入ったITベンチャーのシステム会社は客先常駐に近い業務や、どこかからパクッたパッケージソフトを改造して売るとか、しょうもない業務ばかりでした。

 

ただしここでプログラミングという道具に接した経験が、後々に活きました。

『経験を活かす』

というのは、最初はすんなりとはいきません。

 

このシステム会社の次はブラック営業で、プログラミングはほぼ関係ありませんでした。

関係は無かったのですが勝手にデータベースを作り、かつシステム会社で知ったプログラミングをこっそり使いました。

 

システム会社にいたらシステムを設計する経験はすぐには出来ないですが、営業会社の実務を勝手にシステム化してしまいました。

 

ただその姿が社長に疎んじられて、片道2時間半の場所に飛ばされたので辞めました。

 

 

経験が噛み合う

 

いい歳をして職を転々としていたわたしですが、確実に経験は積み上がっていました。

 

フリーターで色々な会社を見て、システム会社でプログラミングというものを知る。

営業会社では、実務を(勝手に)システム化する経験をしました。

 

いずれも拙いものでしたが、

『経験した』

という事が重要です。

 

浅い経験でもやっておけば、いつか問題に直面した時に解決する手段につながります。

強みがない人は職を転々としたり、雑多な作業をさせられる事が多いです。

 

この範囲の広い仕事が、実は強みになっているのです。

強くて雑多な事をしなかったゴリラは、環境の変化に適応できずに衰退しました。

 

人間もそれと同じで、雑多な事をした方が適応力が上がります。

無論、雑多なものの中から何かを選び、専門性を高める努力は必要ですが。

 

強者と立場は逆転する

 

フリーターでビルの窓ガラス清掃のバイトをしていた頃の事です。

 

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そのバイト先では窓ふきだけでなく、たまに変則的な仕事も入ります。

その日はオフィスの照明器具の清掃でした。

 

天井についている無数の照明器具を清掃しますが、一緒に入った元請けの人はずっと休憩に入っていました。

 

首と肩を上に向け続けて作業をすると、関節技を受けたみたいに痛んできます。

そんな作業を夕方までやって、わずかなお金をもらっていました。

 

元請けは進化が止まる

 

元請けの人間は何もしない一日を過ごし、果たして何が成長したでしょうか?

 

この元請けも、もしかしたらどこかの下請けかもしれません。

変な業態はこういう下請け・孫請けの構造になっていて、末端の労働者は中抜きされた額しかもらえません。

 

わたしは社会構造で自分が下にいる事を痛感し、ステップアップしていく事を誓いました。

そして勉強と転職を繰り返して、30代の頃から年収は大企業平均以上になりました。

 

苦難を経験した事で、

 

『変わらないと一生くやしい思いをする』

という気持ちが強くなり、その後の人生の原動力になりました。

 

強者になった後

 

学歴社会から追い出されて営業会社からも追い出される経験を経て、転職をしてわたしの地位と収入は社会人の中では上の方になりました。

 

何か問題があってもお金を払ってサービスを購入すれば、自分で解決しなくて済みます。

そのお金が潤沢になると、自分の姿が森に残ったゴリラと重なりました。

 

そこでわたしは年末まで残っていれば年収3,000万円超になる年に会社を辞めて、再び弱者になる道を選びました。

役員から無職の道に進みました。

 

新しい事をする

 

今はテーマが異なるブログを二つ書いています。

 

ほぼ毎日、自分の考えを文字にする作業を繰り返し、自分が物書きに変化するようにしました。

文字を書く作業にある程度慣れてきたので、今度はyoutube化しようと考えています。

 

この努力が10年後に、自分が滅びゆくゴリラにならない行動だと思っています。

貯金に関しては無いものと考えているので、生活はお金をかけずに満足度を上げる方法に特化しています。

 

スキルが上がって、今は食べたいものを大抵は自炊できるようになりました。

人は何らかの制約があった方が、創意工夫をしてスキルが高まります。

 

ここまで読んだ方へ

 

チンパンジーは賢いと言われますが、1万年前と同じような生活をしています。

 

それに対し人間は、1万年前と全く違う生活をしています。

この違いは文字による知識の継承で、人間は進歩し続けたからです。

 

人が文字から得る影響は非常に大きなものだと思っています。

youtubeを流し見した方が楽なのに、わざわざ文字を読む努力をする方は、1年ごとに確実に進歩していくと思います。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

まとめ

・追い出された方が繁栄する

・弱者は色々な経験をさせられる

・経験値が上がって強者になる