窓ガラス清掃のアルバイト経験【日給・気楽?】

ブランコ アルバイトについて

ビルの窓ガラス清掃は危険なイメージがありますが、実際も危険です。

危険な分だけ、アルバイトとしては高給な方です。

日給制で、早く終わらせればその分だけ早く帰れます

今現在、デスクワークをしている人にも、気楽そうなバイトの内容を知ってもらえればと思います。

 

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窓ガラス清掃のアルバイトはどんな事をするのか

窓ガラス清掃と言うと、高層ビルの外側でゴンドラに乗って清掃するイメージの方が多いと思います。

高層で怖いように見えますが、窓ガラス清掃の中では最も安心してできる作業です。

命綱をかける場所もあるので落ちる心配はなく、観覧車みたいなものです。

 

ゴンドラは高層ビルにしかなく、普通のビルではロープや窓にしがみついての作業になります。

ロープにブランコ状の板をつけて、ビルの屋上から手動で下りて清掃作業をしていきます。

1レーンが終わって下に着いたら、再び屋上に上ってロープの位置を変えて結びなおして、作業を続けます。

 

基本的には、下りていくロープの他に命綱用のロープで作業をする事になっています。

一番危険なのが、窓にしがみつく作業です。

ビルの中には、窓ガラスがハメ殺しになっている箇所があります。

 

この場合、窓が開くところから出て、窓枠のわずか十数センチほどの幅の所を進んで作業をします。

ハメ殺しの箇所は窓枠の上の方も掴む箇所がないので、突っ張り棒のように手で押さえて落ちないようにします。

本来はロープを使うような箇所でしたが、早く仕事を終わらせるためにしがみつくスタイルになっていました。

 

窓ガラス清掃の日給はいくらくらいか?

 

作業

募集が9,000円~だったので、普通のバイトよりは高かったです

仕事に慣れた頃に、社員の人に昇給のお願いをして日給が500円上がりました。

その数か月後に再び交渉をして、更に500円上げてもらいました。

 

このあたり明確な昇給基準はなく、遊びの感覚でお願いしていました。

確か上限は12,000円くらいだったと思います。

他に残業代もありました。

普通の窓ガラス清掃なら残業は出ない作業量ですが、人数が足りない時に残業が発生したりしました。

 

機材が必要な現場では、運転代1,000円~1,500円くらいで誰かが会社の車を運転していきます。

車の運転手は現場に直行できず、事務所に立ち寄る必要があるので、運転代をもらっても嫌がる人が多いです。

 

雨天でも、ビルの内側だけ清掃する現場もあるので、中止で給与が減る事は少なかったです。

現場で清掃作業をするのは、ビルメンテの孫請けくらいの会社なので、日給の上限は動きにくいです。

 

労働時間は短めな事が多い

ロープ

日給制なので、早く終わらせても給料は同じです。

バンドマンとか役者志望とか、夜間高校に通うものが多かったので、早く終わらせて時間を作りたいという空気感でした。

 

ロープは命綱を省略したり、本来は2本下りる必要がある所を、ロープを揺らして左右の幅を大きくとって、1本で済むようにしたりしていました。

社員は現場にいないので、若いアルバイトだけでスピードを競っていました。

その結果、14時には作業が終わって帰れたり、時間給換算で割のいいバイトでした

 

ただし、マンションの補修に伴う外壁清掃の時は、建設会社に付き合って時間いっぱいまでやらされます。

工事現場の足場の上で、高水圧の水流で外壁を清掃する作業で、カッパを着てもビショビショになります。

これはあまり、おいしい作業ではありませんでした。

 

出勤は現場直行

窓ガラス清掃の現場は、殆どが1日で終わります。

月に1回程度の現場が、都内にバラバラに点在しています。

その現場に公共交通機関で直行します。

 

清掃道具や作業服を持って移動をするので、荷物は大きめのバッグです。

通勤ラッシュの時間帯に、大きな荷物で移動をするので大変です。

はじめての現場だと乗り換えの感じがわからないので、大分余裕を持ってでます。
(乗り換え案内がない時代)

 

一人の現場なら、早く着いたら作業を始めても問題ありません。

終わったらそのまま直帰ができます。

 

床清掃部門もあった

会社には窓ガラス清掃の部門とは別に、床清掃の部門もありました。

そこは窓ガラス清掃よりも高齢な人が多く、素性が怪しい人が混ざってました。

一緒の現場に入る事がありますが、酒をひっかけている人や、盗難騒ぎを起こす人などがいました。

仕事ぶりは、だらけてやっていたように見えました。

 

やりたくて床清掃の仕事に就いていないという感じが、ありありと伝わってきました。

そんな中で、すごくきれいな仕事をする人がいました。

その、意欲がある人は独立して自分で仕事をとるようになりました。

どこの世界でも、キッチリとした仕事ぶりは誰かが見ています。

 

命がけの勉強は実になる

安全講習で、ヒヤリ・ハッとの法則を受けました。

正確にはハインリッヒの法則というもので、300回ヒヤリとした経験があると、29回は軽いケガをする。

29回軽いケガをしたら、1回は重大な結果になるという怖い法則です

 

講習会でこれを受けてから、何か暗示にかかったようになって、ヒヤリとした体験をカウントするようになりました。

5mくらいのハシゴの作業でも、結構アブナイ体勢で作業をするので、ヒヤリが溜まっていきます。

ロープの作業では、事情付近に近づいてロープが地面まで届いていない事に気が付いた事があります。

 

途中でロープに着けたブランコから体を抜いて、2階くらいの高さから地面に飛び降りました。

これは軽微な事故くらいにカウントできます。

周りでも、ロープが切れて落ちたものの、隣のビルにピンボールのようにぶつかって速度が低下したので、ケガで済んだとかがありました。

 

ロープを左右に揺らしますが、屋上の壁で擦り切れないよう雑巾をかませます。

それが外れた状態で、かつロープも経年劣化していたため切れたようです。

こういう風に、アクシデントはいくつかの要因が重なって起こります。

 

命がかかっていたので、これは身に沁みました。

後のデスクワークでも、問題が起こる時は必ず、いくつかの下地があった上で起こりました。

だから業務改善は、この下地を潰すところから始まります。

無関係なように見えて、仕事の根底はつながっていて、バイトの経験は無駄になりません。