独身でも不安にならなくていい理由

不安とストレス

世の中の情報は、楽観的な人に合わせた過剰なものが多いです。

心配性の人は

 

独身+老後

 

と問題を二重にしてしまうので、更に深い悩みにしてしまいます。

しかし、普通に独身でいる事に不安を感じるような繊細な人は、心配する必要がありません。

 

心配するのは未来予測ができるからで、本当に失敗する人はトラブルが起こった後でないと出来事を認識できません。

 

若い頃に

『いい大学に入れないと、いい会社に入れない』

 

とずっと言われてきましたが、わたしはいい大学に入れなくてもいい会社で働けて、早期リタイア資金が作れました。

 

今の常識は将来の常識とは違います。

既にお一人様ようの社会に変わってきているので、独身の老後も心配いりません。

独身でも老後の心配はしない

老後の事が不安になるのは、今の社会制度で考えて不足を感じているからです。

 

世の中の仕組みは需要に合わせて変わるので、独身の老人に合わせたものが作られていくのはわかっています。

 

例えば今、お一人様用の飲食店が増えていますよね?

サービスも一人用のものが出来ていて、独身の老人が増えればそれに合わせたサービスが増えていきます。

 

独身で老後の場合、看取る人の問題があると思いますが、賃貸で保証人がいない人に保証会社がつくように、看取りも何かしらのサービスが予想されます。

 

老人用シェアハウスがある

老後の家も心配事の一つだと思います。

これもシェアハウスの老人版が増えてきているので、問題ありません。

 

空き家が増えるので、老人用のシェアハウス物件には困りません。

業者がやっている分で足りなければ、自分たちで家を借りてシェアをすればいいだけです。

 

ニートっぽい人たちが集まって、ゲームばかりして暮らすシェアハウスもあります。

それくらいゆる~く生きる事ができます。

 

老後の心配をする人は、問題を先取りして悩むクセがあります。

いくら先取りしても、解決できるのは老人になってからなので、今できる事にだけ専念しましょう。

 

不安を取り除けるのはやっぱりお金なので、無理なく貯める体制を作りましょう。

 

老後の身の回りの世話

 

老人になったら身体が動かないものと思っていませんか?

これも、まだ起こっていない問題を先取りしてしまっています。

 

関節の変形に気を付けて、体重の管理とトレーニングをしっかりすれば、動けなくなる可能性は減らせます。

 

トレーニングの習慣をつければ老後のリスクが減らせるし、気持ちが変化して心配性も改善されます。

 

ネットスーパーが使える

買い物難民とかありますが、よほど山奥でない限りネットスーパーで買い物ができます。

通販の感覚でポチポチと選ぶと、指定した時間に持ってきてくれます。

 

テレビとかは不安を煽った方が視聴率が稼げるので、老人の生活といったら悲惨なものばかり流しますが、ネットスーパーを使って楽に生活する老人もいると思うんですよね。

 

住む場所があって買い物もできて、他に何か問題があったとしても、解決策は必ず出てきます。

 

 

独身の心配事の8割は起こらない

心配事の8割は起こらないし、問題の多くはお金で解決できます。

つまり、お金だけあればほぼ無問題です。

 

わたしは収入の殆どを貯金に回して、余剰資金で株・FXをやって資産を積み上げました。

資産だけで100歳以上まで生活できる計算です。

 

将来の心配に使っている頭を、予測に使うと株・FXでお金に変えられます。

大きな儲けを狙うほど勝率は落ちますが、欲をかかなければ本業を補うくらいの収入にはなります。

 

リスクを取りたくない人は、idecoで定期預金を選べばリスクなく所得税+住民税が減らせます。

支払う税が6万円減れば、充分な利益ではないでしょうか?

 

 

独身は不安ではなく自由だと考える

独身の負の面ばかり意識するから、不安になってしまうのです。

独身だったら、お金が貯まった時に自由に仕事を辞めて、住みたい場所に引っ越しをする事ができます。

 

一日の予定も完全に自由だし、食事も自分の好みで決められます。

人間は選択肢が無い時に強いストレスを感じます。

 

既婚者は、この自由がないために結婚が墓場だと思ったりします。

既婚者が長く我慢して得られるのが老後の安心感ですが、実際に子どもが面倒を見てくれるかは不確実な事です。

 

それと同じく、独身が老後に困るかどうかも不確実な事です。

独身は自由な現在を楽しまないと損です。

 

節約体質で独身の不安は減る

節約で我慢していたのに散財してしまうのは、ダイエットと同じ理由です。

我慢は続かないので、体質自体を変えて普通に生活すれば貯金できるようにしていきます。

 

お金を使う事に対する感覚を切り替えると、わずかな出費で満足な生活ができます。

食事は美味しいと感じるものを食べているし、我慢する事はありませんが、すごく少ない生活費で済んでいます。

 

生活する上でかかるお金が減ると、サバイバル能力が上がったような気がして、どんな景気でも大丈夫な気になれます。

 

そもそも独身は不幸なの?

 

人は何でも対立構造で考えてしまう習性があります。

 

勝ち組 ⇔ 負け組
正社員 ⇔ 派遣社員

のように2分したがりますが、単純化しすぎです。

 

幸せに関しても単純に

結婚=幸せ
独身=不幸

 

と記号化しているので、独身の人は不幸だと自己暗示をかけてしまっています。

 

現実的に見てきたのは、結婚していがみ合って離婚して単に財産を減らしただけの人とか、

結婚しても不幸

という姿です。

 

人間の生き方は、そんなに単純化して考えられません。

 

独身の方が幸せな人

アメリカの研究結果で、対人感覚が繊細な人は独身の方が幸せというデータがあります。

対人感覚が繊細というのは、人と何かがあったらいつまでもクヨクヨ考え続けたり、我慢をする人です。

 

こういう人は結婚で得られる喜びより、ストレスの方が上回ります。

他人には気を使うけど、自分が気を使われるのは申し訳ないと思う人とか、他人といないほうが平穏に暮らせます。

 

 

子供を作る≠幸せ

では、結婚したら不幸になるような気質の人でも、なぜ子供が欲しいと思うのでしょう?

これは遺伝子が渇望しているからです。

 

遺伝子の希望はただ一つ、自分の情報を次の代に引き継ぐ事です。

自分とは別に、遺伝子に意思があると思ってください。

 

自分としては独身の方が幸せだけど、遺伝子が子供を欲しがっている状態です。

遺伝子はあなたの幸福など考えず、ただ子供を欲しがっています。

 

遺伝子の希望を、自分の意思だと思わされているだけで、一人で平穏に暮らした方が幸せな人はいます。

独身の人は自分の性質にあった幸せな生き方を、精いっぱい生きればいいのです。

 

一人の方が幸せ

わたしは過去に半同棲をしたことがあります。

半同棲まではいかない相手でも、週の半分を相手の実家に住まわされることもありました。

 

一定の期間が過ぎると全部、監獄島に幽閉されている気分になって、早く脱出したくなりました。

休日に起きる時間さえ決められ、あらゆることで自由が制限されます。

 

家でゆっくり休養したくても、相手が外に出ないと気が済まない性質だったり、自由な時間がありませんでした。

 

毎回、関係を解消する度に心底安堵しました。

もしも結婚していたら、奴隷のような暮らしか離婚をしていたと思います。

 

皆さんも周囲の雑音に邪魔されないで、自身の幸福を一番に考えてください。