わたしは社会人になっても長らく、実家暮らしをしていました。
20代後半くらいになると、付き合う異性から実家暮らしを批判される事もありました。
実家暮らしというと家事を親にしてもらっているイメージみたいで、何もできない人と思われやすいです。
そんなのを一切気にしないでひたすら実家暮らしを続けた結果、ひたすら自分に投資をする余裕が生まれました。
年収200万円でも勉強する余裕があったので、後年は給与・賞与だけでも最高2500万円を得ることができました。
学歴はしがない専門学校なので、全て社会人になった後の勉強の成果です。
可能な限り実家暮らしをするのがオススメです。
実家暮らしだと何がダメなの?
付き合った異性に、実家暮らしを嘲笑されました事があります。
相手の家族にも、
『一回も一人暮らしをしていないのはヤバい』
と言われました。
わたしはなぜ、住める家があるのに一人暮らししないといけないのか、理由がわかりませんでした。
家事能力がないと思われる
20歳で社会に出てから、実家の部屋は使っていたものの、家事は全て自分でやっていました。
家賃は3万円くらい払っていて、食事は白米だけもらっておかずは自分で作る感じです。
だから社会人生活の合間に無職期間があると、60円くらいのミニカップ麺に米を入れるような貧乏飯でしのいでいました。
掃除や洗濯も自分でやってたし、家事能力は普通にありました。
後年、会社の徒歩圏内のマンションに一人暮らしをしましたが、何も困る事はなかったです。
他人にどう思われようが、自分に生活力があれば恥じることはありません。
住み込みの仕事も苦労せず。
20代前半の頃、計1年ほど住み込みのバイトの経験があります。
そこで山奥の寮に住みましたが、仕事の時間が長いということ以外は、どうということは無かったです。
食事は用意されているし、リゾートホテルのバイトでは24時間フロが入り放題だったし、実家暮らしより快適なくらいでした。
実家が人里離れている人は倉庫代わりに荷物を預けて、住み込みのバイトでお金を貯めるのもアリだと思います。
わたしは衣食住が保証された環境で、学校では足りなかった勉強をして過ごしました。
人生の思い出になるし、何かあっても住み込みの仕事で食っていけた経験があれば、都市部での失職を怖がらずに済みます。
後のわたしが起業に挑戦できたのも、いざとなれば住み込みのバイトがあったからです。
実家暮らしだと甘える?
前述の通り家事は自分でやっていたし、経済的にも親に負担はかけていません。
他人に払う家賃が無い分、わたしにも親にもメリットがありました。
やたらと社会人の一人暮らしを勧めるのは、不動産業界のプロパガンダの影響を受けた人ではないでしょうか?
業界としては家族がなるべく分散してくれた方が、戸数がさばけて儲かります。
『子供部屋おじさん』とかのキャンペーンをされようが、相手にしないでください。
他人に嘲笑されようが、大事なのは自分が経済的に困らない事です。
独立心が育たない?
実家暮らしだと、社会人として独り立ちしていないと思われがちです。
ですがわたしは個人商店で独立して、後に共同出資で株式会社を設立しています。
個人商店を撤退した時は、実家があったおかげで再起が図りやすかったです。
人生が詰まなかったので再び稼ぐ事ができて、早期リタイアする事ができました。
大事なのはお金に困らない事
一人立ちとは一人暮らしの事ではなく、食うに困らない大人になることではないでしょうか?
住む家を変えたところで、それが一人立ちと言えるでしょうか?
親がお金を出して一人暮らしさせている人が、近所に迷惑をかけて実家に戻されるケースを見ると、一人暮らしでは精神の未熟さは治らない事がわかります。
未熟な段階で経済的にムリして一人暮らしをしても、中身が追いついていなければ無意味です。
わたしはひたすら自分で稼げるようになるまで、実家で暮らしながら仕事の能力につながるお金の使い方をしました。
それが稼ぐ力に繋がり、満を持して一人暮らしをする事ができました。
自分を甘やかさなければいい
わたしは家主に家賃を払う代わりに、自分に投資をしました。
その中にはスポーツジム通いも含まれます。
結構キツめのトレーニングをして、体を鍛えていました。
実家暮らしでも全然、甘えているように感じなかったのは、会社帰りのジム通いも一因です。
筋力と脳の関連性は最近よく言われていますが、筋トレも仕事力を鍛えてくれます。
大家に家賃を払うことで、自分の仕事力は上がるでしょうか?
実家を出たくなる理由
年頃の若者が実家を出たくなる理由って、異性関係ですよね?
自分の家庭を築く準備段階みたいな感じで、家を出たくなるのではないでしょうか。
わたしが同棲した時は一人暮らしの相手の部屋を使い、わたしの実家の部屋はそのまま残っていました。
逃げる場所があったから交際を解消したのかも知れませんが、ムリして結婚しても我慢の限界を迎えていたと思います。
修羅の道になってでも結婚をしたい人は、実家というセーフハウスを絶って、不退転の決意で男女交際をしてはどうでしょうか?
最高の一人暮らしの環境
今、早期リタイアをして自由なのですが、ゴミの日時に縛られています。
高層マンションに住んだ時、各フロアにゴミ捨て場があって、分別さえすればいつでもゴミが出せて便利でした。
ゴミのわずらわしさがなくて、完全に自由な生活でした。
日曜の夜にオートロックのインターフォンを押すN○K(公共放送)さえ無視すれば、誰にも生活を邪魔されません。
出たくなければ出なくていい
『実家暮らしをしていいのは25歳まで』
とか言う人って、何を根拠にしているのでしょうか?
稼ぐ力が乏しいなら、一人暮らしをしないでお金を浮かせて、毎月自分に投資するのがベストだと思います。
各人によって才能や経済力が違うので、一概に25歳とかは言えないはずです。
勉強するのが遅いわたしが25歳で実家から出ていたら、今もバイトをして安いアパート暮らしだったかも知れません。
最後に、ニートの相談者に対して回答した、ボクシングの元チャンプの竹原慎二さんの言葉を紹介します。
『お前の親に、養う能力がある限りニート続けときゃええ。お前が引きこもってくれるおかげで、誰かが職にありつける。
それでええじゃろ。』
意味のある一人暮らし
ここぞと思う会社に入ったら、徒歩圏内に住んで電車通勤の時間をゼロにするのはオススメします。
朝一の仕事が通勤のストレスなく始められて、夜もストレスを回復する時間が生まれます。
通勤ゼロにするのは仕事への投資と言えるので、無駄な出費ではありません。
ですが若くて転職しやすい時は引っ越し貧乏になってしまうので、ここぞの会社だけにしてください。

まとめ
・実家でも家事をすれば甘えじゃない
・浮いたお金を自分に投資する
・他人の批判は気にしない