無職だとハングリーに生活した方がいいんじゃないですか?
逆です。
豊かな気持ちになってから行動した方が、生活が豊かになります
無職を抜け出せなくなる理由は、不幸感を持って暮らすからです。
人は不幸な時に、行動を抑えるところがあります。
行動をしても上手にできず、ケガをするからです。
野生の世界なら自然環境が中心なので、じっとしていると状況が好転します。
しかし人間社会では、自分で行動をしないと状況は変わりません。
そこで有効なのが、美味しい物を食べて、強制的に脳を幸せな状態にする事です。
無職は気がふさぐから、不幸ルートに進む
不幸な人が、より不幸になるのは、どうしてでしょうか?
不幸を呼び寄せるというのは、オカルトでも迷信でもなく、人間の自然な選択の結果です。
感情というのは、行動を決める指針になっています。
気が塞いでいる時には、その気分を維持するような行動をしてしまいます。
気分=脳
を変えるのに手っ取り早いのが、原始的な喜びである食事です。
美味しいもので気分が変わる理由
今の人類の脳のメカニズムは、長い歴史の中で作られてきました。
原始人は、よく寝て美味しい物を食べる事が幸せでした。
美味しい物を食べると、脳の中で
ドーパミン
が分泌されます。
ドーパミンといのは幸せな時に出るホルモンで、やる気のもとになります。
美味しい食事は脳に直接、エナジードリンクを注入するようなもので、即効性があります。
悲観的な状況が変わる
何か一つでもいい事があれば、無職から脱する突破口になります。
悲観的な心理状態を止める事が、就職への一歩になります。
ドキュメンタリーで、一日に豆腐一個がオカズという男性がいました。
精気がない状態で面接を受けても、印象はよくありません。
豆腐一個しか食べられないようなら、無料の炊き出しを利用したり、リゾートホテルの住み込みのバイトをするレベルだと思います。
わたしはリゾートホテルの住み込みの経験がありますが、そこから戻って就活して、30代で年収1000万円を超す事ができました。
無職は自炊で贅沢をする
贅沢とは、金額のことではありません。
わたしは60円のミニカップ麺生活から、自炊ゼロで食費が月15万円の生活までやりました。
その結果、最も満足度が高いのが、自炊で贅沢をする事です。
外食の3分の1か4分の1のコストで、同じくらいの満足感が得られます。
安上がり無職ご飯
コンビニや外食に比べれば安上がりですが、ケチケチはしません。
ひき肉多めのドライ・キーマカレーはいくらで作れるでしょうか?
たまねぎ 35円
ひき肉 120円
トマトジュース 20円
卵 20円
米多めで 40円合計 297円
これで大盛りな上に、ルーの比率が多めの、店より贅沢なドライカレーができます。
味は、パク森カレー(名店)の味を思い出すほど美味しかったです。
キーマの粉はこれです。
1箱に4袋入っていて、箱はキノコの山みたいに上から開けられますが、
この写真の通り、横から開けてしまいました。
偏差値が低いので、こういう事が結構あります。
わたしは人よりもできない事が結構ありますが、得意な事を見つけて1点集中して、年収1000万円超になりました。
食後のコーヒーの注意
豊かな気分のために、食後のコーヒーもありですが、一つ注意が必要です。
元々が心配症の人は、カフェインに過剰反応する体質かも知れません。
カフェインはリラックスするものではなく、逆に神経を覚醒する効果があります。
香りにリラックスしても、飲むと不安感が増します。
カフェインレスコーヒー
わたしはカフェインレスコーヒーを飲んでいます。
価格は普通のインスタントの3倍しますが、カフェオレにするのであまり消費しません。
コーヒーを飲んで優雅な気分になる上、普通のコーヒーのような神経の高ぶりもなく快適です。
小瓶に詰めようと、ネットスーパーで画像の商品を買ったところ、ネスカフェのコーヒーメーカー用のパックでした。
わたしの買い物レベルは、大体こんな感じで低いです。
自炊が楽になる方法
電気圧力鍋が最高です。
圧力鍋は爆発が怖いですが、電気圧力鍋は基本、放置で料理ができます。
材料を切って鍋に入れて、スイッチを入れたら散歩や風呂に入っている間に出来上がります。
電気炊飯器と同じ使い方で大丈夫です。
例えば白菜と豚バラと、顆粒のダシを入れるだけで、白米に合うおかずが出来上がります。
わたしは1万円くらいの電気圧力鍋を使っています。
パスタは水につけておく
パスタを一晩漬けて、ふにゃふにゃにしてから茹でます。
この方法だと、ゆで時間が3分くらいで済むうえに、モチモチで美味しい仕上がりになります。
水につけたものを冷凍にして、好きな時に茹でる事もできます。
たまにナポリタンが食べたくなって作りますが、200円くらいで大盛りが作れます。
安すぎて不安になるくらいです。
スーパーの食パン
食パンは水分の加減に気をつければ、スーパーのものでも美味しく感じます。
普通のオーブントースターは、水分を飛ばし過ぎてしまいます。
数万円もする高級トースターを使わずとも、フライパンで美味しいトーストができます。
フライパンにバターをひいて、食パンを温めるだけです。
スーパーの食パンでも、外カリカリで中がシットリします。
冷凍保存の食パンなら、少しレンチンしてからフライパンで温めると美味しいです。
タマゴは基本レンチン
カレーとかマーボー豆腐にタマゴを加えると、就活の活力になります。
わたしは生卵を1~2個、小さい皿に割って、上にシリコン製のフタを乗せてレンチンします。
料理に合わせて半熟にしたりして、多くの料理に使っています。
やり過ぎると卵が爆発するので、注意してください。
タマゴを多用すると、安いのに満足できる食事になりやすいです。
巻きずしを覚える
巻き簾を買って、巻きずしを作っています。
寿司が食べたい欲求は、
酢飯+魚肉
で解消されます。
酢飯はちゃんと、酢と砂糖を使い、魚肉は90円のカニカマで十分です。
これで寿司欲は解消されます。
普通の寿司のシャリが握れる、寿司しゃもじも持っていますが、巻きずしの方が美味しいです。
コンビニで300円以上する巻きずしが、100円ちょっとで作れます。
もう、無限に生活できそうな自信が湧いてきます。
無職でカンパンを食べていた頃
貯金が残っていても節約のため、カンパンを食べていた頃があります。
ミジメな気持ちになるどころか、サバイバル生活っぽい気持ちになり
『これだけの生命力なら、就職できる!』
と自信がつきました。
カンパンは、大きな袋詰めでスーパーの隅に売っています。
数日で飽きるので、あまり多く買わない方がいいです。
武士は食わねど高楊枝
無職の武士は、気持ちを保って次の仕官に備えていました。
ドラマや映画でそういう時の描写は大抵、武士が書を読んでいる場面でした。
わたしの無職期間も、ブックオフで100円の本を買い漁っては、大量に読む生活でした。
その雑多な知識が血肉となって、就職後に活きました。
安い食材のレシピを覚える
玉ねぎは100円で3~4個入っています。
タンパク質として、卵やひき肉を多用すると、安上がりです。
ハンバーガーは、ひき肉をラップで固めて焼いて、黒コショウをかけると店より美味しいものが作れます。
自分で美味しいものが作り出せると、何でも出来そうな気になりますよ。
無職の時くらい美味しい物を食べる
現役生活でゆっくりと食事が出来るのって、無職の時くらいしかありません。
電車通勤の会社の頃は、起きて5分で何かを詰め込み、緊急発進のように駅に向かっていました。
何を食べていたのか、全く記憶にありません。
無職なら、せめて食事をゆっくりと食べて、味わい感動をしてください。
その豊かな経験が、就活の時の自信になります。
無職からは抜けられる
このページの写真の失敗の通り、わたしの能力はそんなに高くありません。
それでも毎回、無職を抜け出す道というのが出てきたので、何か問題があっても
『どうせ大丈夫』
という確信が持てるようになりました。
これを読んでいる方が、無職から抜け出せないはずはありません。
無職生活はいずれ、終わります。
どうか今だけでも、安くても贅沢な食生活を楽しんでください。