人見知りを克服する方法(≒活かす方法)

不安とストレス

人見知りを治したいんですが・・・

まず、原因から考えましょう

初対面で情報が乏しい相手に緊張するのは、当然の反応です。

神経を鋭敏にして、相手が安全な人かどうかを判断します。

初対面で割と簡単に

 

『人見知りする』

 

と宣言する人は、大して人見知りではありません。

ファッション人見知りが増えた今、本当の人見知りはコミュ障に近いかも知れません。

 

他人に対してかなり警戒して、物事を悪く受け取る事もあります。

 

『被害妄想』『気にしすぎ』と言われたところで、理由を知らなければ克服できません。

対人的な緊張には、理由があります。

 

人見知りを克服するために原因を知る

人見知りをするようになった人は、元々が警戒心の強い人です。

初対面の人から多くの情報を得ようとします。

 

そういう時に嫌な人にあたると、ショックが強くて過剰に記憶に刻みつけます。

 

嫌な人に遭遇するのが多い環境で育つと、その後の人生で会う人に対して、嫌な人かも知れない事を前提に強く警戒します。

 

これが人見知りとなります。

人見知りの原因は

 

元々の警戒心+嫌な人が多い環境

 

です。

 

初対面の人を、過去の人に照らし合わせる

初対面の人と接すると、過去に出会った人たちとの類似性を探して、どういう人なのかを分類します。

 

人見知りの度合いがコミュ障レベルに強い人は、基本的に嫌な人の人物モデルに照らし合わせてしまうので、すぐに相手の行動を悪く受け取ります。

 

『被害妄想』

 

なのではなく、持っている人物モデルに問題があるだけです。

悪いのは自身の性格ではなく、過去に遭遇した底意地の悪い人間たちです。

 

原因がわかったら、克服の方法

粉塵が舞う現場で肺病を患ったら、まずは現場から離れる事が治療の第一歩です。

人見知りに関しても嫌な人間がいない環境を目指すのが、克服の第一歩になります。

 

『水は高きより低きに流れる』

 

の言葉通り、嫌な人間の生息域は低い場所に集中しています。

給料の安い職場や安い飲食店・娯楽施設等にいます。

 

 

嫌な人間が少ない場所

嫌な人間というのは、実力で上に行けないので他人に嫌がらせをして、相対的に自分の立場が上だと感じる人です。

 

だから、その人たちより上に行けば生息域をズラすことが可能です。

警戒心が強いという事は、それだけ気を張れるという事で、考える量も多くて脳が発達しています。

 

人類の発展に貢献したのは、警戒心があって頭をよく使っていた人たちです。

嫌な人間よりも上に行く事は可能です。

 

 

仮面を被るのも有効

仕事の時には自分ではなく、その役になり切る事で自信のあるキャラクターが演じられます。

自分と仕事を切り分けるという事で、二重人格に近いです。

 

本当の二重人格も、自分を守るために人格が発現した事が原因です。

無意識な二重人格ではなく、役者のように意識的に他の人格を演じる事は可能です。

 

こうして仕事を上手くやっていく事で、嫌な人間と離れる事ができます。

 

人見知りを無理に克服しなくてもいい理由

人見知りの反対って、初対面の人といきなり仲良くなるナ〇ト・インティライミ氏みたいな人でしょうか。

けどそれって本当にいいことですか?

 

『世界を放浪して無警戒に誰とでも仲良くなる』

 

同じような事をして犯罪の被害に合っている人も多くいるので、基本的に警戒心を持つ方が正しいです。

 

世の中には警戒心が抱けない人もいるなかで、人見知りは一つの才能だから無理に克服しなくてもよいと考えます。

 

憑りつかれたように海外に出なければいけない理由はないし、自分が居る環境を整える事も大事です。

 

お金で人見知りを克服する

克服とは、なにも自分を変えなければいけないわけではありません。

環境を変えて快適に過ごせれば、それも克服した事になります。

 

お金によってその人と、

人付き合いをする・しない

を自由に選択できます。

嫌だったら付き合わない事で、平穏な日常を過ごせます。

 

人見知りでお金を稼ぐ

人見知りで警戒心が強い人は、予測する能力に長けています。

段取りをしたり業務設計をしたり、シミュレーションを含む仕事に能力を発揮できます。

 

『誰とでも仲良くなれる人』

 

という人は、行動がはやいので体を動かす仕事に向いていますが、シミュレーションをするような能力は皆無です。

 

段取りや設計というのは高い報酬になりやすく、かつ経験が蓄積されていく仕事です。

すぐには無理でも、今後の転職の方向性としてオススメします。

 

 

人見知りは才能

警戒心が強くて初対面の人を避けたがるのは、必要だから備わっている機能です。

例えばスナックで事件なんてニュースを見る度に思うのが、

 

『なんでスナックなんかに行くんだろう?』

 

という疑問です。

偏見かも知れませんが、スナックって変な人ばかり集まらないですか?

 

野良犬の集合場所というか。

恐らく寂しいからスナックに行くのでしょうが、人見知りならこういう危険を避けられます。

 

コミュ力高いと言われている人

『初対面で明るく仲良くなれる』

をウリにしている人って、その場かぎりの浅い関係ばかりではないですか?

 

自分がないから他人に依存をしているだけのように感じます。

そういう人たちより、人見知りをする人の方が奥深い気がします。