わたしは人の悪感情に傷つきやすい人間で、舌打ち一つで一週間くらいはクヨクヨします。
そんな風に弱いからこそ迷惑な人の習性などを調べ、彼らの行動原理を知ろうとしました。
彼らはなぜ、嫌な人間性の上に『他人に干渉してくるのでしょうか?』
この理由は、彼らの中に核となる人間性がないため、他人に干渉してそのリアクションで自分の存在を感じたいのです。
つまり彼ら単体では自分の存在を感じられないので、他人を必要としているのです。
あなたが迷惑な人は存在を無視していれば、迷惑な人は干からびて自滅していきます。
迷惑な人というのは一人では無能だから、他人に依存してくるのです。
迷惑な人は、能力が低いと言い切れる理由
駅や店で大声で叫んだりは、若いのなら非行型の人間で、後は中年以降が多くないですか?
少年院の本を読んで非行少年たちの特徴を調べると、中年以降に迷惑をかける大人と、いくつもの共通点が見られました。
中年以降になると前頭葉の衰えで共感性や協調性も下がり、驚くほど嫌なことをする人が出てきます。
欠落した人格があるという事は、物事を正確に認識することができません。
だから何でも他人が悪いように見えて、怒りをまき散らします。
わたしは打たれ弱いので、そういう人がいるとすぐに会社を辞めていました。
歪んだ人格の例
大坂のコンビニで、バイク集団走行のグループが店員・店長らに土下座をさせる事件が起こりました。
彼らは店内で迷惑行為をして、店員に注意されると逆切れをしました。
大勢で店につめかけて土下座をさせて、商品を差し出させた上に金銭も要求しました。
これだけでも十分に以上ですが、彼らは自分たちが正義だと思って動画を撮り
『店員が失礼な事をした』
と心の底から思っていてネットにアップしました。
これが普通の人々の怒りを買い、ネットで炎上すると警察に駆け込み
『ネットの連中を何とかしろ』
と、自分たちの被害を訴えました。
ですが警察が一連の動画を観て、恐喝でこのグループを逮捕しました。
彼らは加害者なのに、頭の中では自分たちが被害者になっていたのです。
迷惑な人間は頭の回路が逆さまについているかのようです。
自分が被害者という認識だから、絶対に折れない
彼らと二者関係になると常識が通じず平衡感覚を狂わされるので、やりとりを第三者の目に触れるようにしましょう。
例えばタピオカ店を恫喝した女性芸能人は、恫喝した文章が明るみに出て社会に怒られるまで、自分が正義と信じて疑いませんでした。
恫喝文を抜粋します。
『今のうちに、謝るとこ謝るなり、認めるとこ認めて、筋道くらいとおしなよ』
非行型の人間とかはやたらと『筋(スジ)を通せ』とか言うんですが、それは彼らが絶対的に自分が正しいと信じているからです。
迷惑な人を受け入れなければいけないって思ってませんか?
迷惑な人に絡まれる人は、他人を排除することに罪悪感をおぼえがちです。
しかしその価値観はテレビドラマなど、フィクションによって植え付けられたものではないでしょうか。
金八先生という学園ドラマで、不良生徒のことを他の生徒まで腐らせる腐ったミカンと言う教師に抗議して、別の教師が「この子たちは腐ったミカンじゃない!」と言うシーンがありました。
当時はわたしも感動しましたが、迷惑な人と接したり知識を得ると、考えが変わりました。
行動遺伝学では子供が一定の年齢に達すると、家庭よりも学校の人間関係に大きな影響を受けるので、腐ったミカン論は間違いではないことを知りました。
迷惑をかける側は普通の子と接するメリットがありますが、普通の子は不良と関わっても良いことはありません。
迷惑な人はこんな風に、一方的なデメリットを押し付けてきます。
修学旅行前に教室をお通夜状態にした不良
わたしが高校時代、教室で修学旅行の説明がされていた時、テンションが上がったのか不良生徒が情緒不安定になりました。
どこにキレるポイントがあったのか不明ですが、大人しめの教師の襟首をつかんで、「表にでろ!」と漫画みたいなことを言い出しました。
楽しい修学旅行の前に皆のテンションはガタ落ちでしたが、不良生徒は宥めすかされて、当日はシレッと参加していました。
迷惑をかける人が病院かどこかで矯正を受けるべきなのに、いつも普通の人が我慢をさせられます。
中年以降に迷惑な人になる理由
中年型が非行型と違うのは、若い頃には普通の会社員生活を送っていたところです。
そういう人に絡まれても
『○○会社の部長になった人の言うことなら、一理あるのかもしれない・・・』
と思ってしまいます。
しかし人間は加齢による変化で、非行少年と同じように人格が欠落する者がいます。
だから迷惑な人間が過去に偉かろうが、単に迷惑な人間として無視します。
こういう人間を断ち切れない仕事をしていると、誰とも関わりたくなくなります。
全力で他人を責める
迷惑な人は認知が歪んでいるから、例えば間違いを指摘された時もすぐに
『けなされた!』
と憤って、全力で攻撃をしてくるのです。
すぐ喚いたりするのは、幼児期に問題があって成長が不完全だからです。
心が狭いという前に、認知能力が壊れていて極めて理不尽な怒り方をします。
本人の頭の中では自分が正義なので、なだめられると余計に逆上します。
どこかの窓口とかで延々と怒っている人を見かけたりしますが、シャットアウトで良いはずです。
役所の窓口業務であろうが、他人の人権を認めないで罵る人を客扱いする必要はありません。
迷惑な人の存在を無視する方法
迷惑な人を無視するので、一番簡単なのは生きる階層を変える事です。
わたしは給与年収200万円以下から2,500万円までの経験をして、上がるにつれて迷惑な人が少ない経験をしました。
テレビで教えられた『お金がある人は性格が悪い』というのは、全く違っていました。
フリーターとか給料が安い会社の頃の方が、意地悪な人が多かったです。
年収が低いからイライラして、他人につらくあたる?
↑こんな事をいう評論家とかがいますが、実社会でフリーターから役員まで経験したわたしの意見は違います。
他人で憂さ晴らしをする、地の性格が悪い者はいます。
彼らは社会性がないから年収が低いだけで、因果関係としては性格の悪さが最初にあります。
彼らがもしも間違って成金になってしまったら、とてつもなく迷惑な存在になるでしょう。
年収が低くても他人を攻撃しないで生きている人に、我慢をして年収が上がったわたしの経験が参考になればと思って、この記事を書いています。
理不尽な経験をしたうっぷんを溜めて、仕事にぶつけて這い上がりました。
自分にあった仕事の選び方などを他のカテゴリーに書いているので、よければ読んでみてください。
迷惑な人と離れられないなら
迷惑な人と生活域を変えられないなら、意識から存在を抹消しましょう。
迷惑で社会性の無い人は、あなたが手を差し伸べなければ必ず消えていく人たちです。
認知が歪み、論理性も低いから自滅をしていきます。
手を差し伸べないことに罪悪感をおぼえる必要はありません。
迷惑をかける人を助けると、その人はまたどこかで迷惑をかけ続けます。
相互扶助の関係を築ける、真っ当な人達と良い関係を作りましょう。
迷惑な人は、あなたの世界に存在しない人
迷惑な人が目の前にいても、あなたの世界に存在しない人と思ってください。
彼らは姿形が人だとしても、人とは思えない人格の欠落があります。
例えば京アニ事件(ガソリンをまき火をつけた)の犯人の動機は、自分が京アニ大賞に送った小説がアニメでパクられたからと言っています。
警察が調べると、犯人が送った小説は形式的な不備があって、内容が読まれる前にハジかれています。
小説大賞は足切りの為にフォーマットの制限が厳しくて、不備があると読んでも無駄なのでハジかれます。
例え読まれたとしても、犯人がパクられたと訴えたアニメシーンは、高校生の何の変哲もない日常の描写で、何かを参考にするものではなかったのです。
ですが犯人の頭では完全にパクられた事になっていて、憎悪を抱いて事件を起こしています。
程度の差こそあれ、認知が歪むとここまで迷惑な人間になります。
迷惑な人が存在する理由
自然界に存在するもので、無意味なものは何もありません。
わたしは迷惑な人が存在する理由を考えました。
辿り着いた結論は、迷惑な人は正しい人生を歩むためのマーカー(道しるべ)という事です。
わたしは迷惑な人を避け続けて、自分にとって最良の職場に辿り着き、そこで資産を築くことができました。
人はひどい環境でも適応できてしまい、なかなか抜け出そうとしません。
だから何かの基準が必要です。
もし迷惑な人が活き活きと生息できる場所だったら、それがその場を見切る基準になります。
迷惑な人をモチベーションに変える
20代のフリーターの頃、警備員をやっていました。
そこの常駐先の施設に、60前くらいのおばさんがいて、ある出来事でわたしはひどく嫌われていました。
鍵の受け渡しでわたしは手順通りに行いましたが、おばさんは認知の歪みで被害者感覚で怒りました。
その一件以降、車を止める場所についてお願いしても
「○×△でしょぉーーっ!」
と憤怒しながら、やってくれないようになりました。
一生フリーターでもいいと思っていましたが、こういった経験が社会的地位を上げていこうと思う一因になりました。
迷惑な人の下にならないよう頑張る
迷惑をかける人は、誰かに依存しないと生きられません。
その時にターゲットにされるのは、彼らより下の位置にいる人です。
わたしはフリーターの時の嫌な経験をずっと蓄積して、それをエネルギーにして地位を上げていきました。
仕事でキツイ時があっても、嫌な人の下につく屈辱を思えば頑張る事ができました。
今現在、迷惑な人に悩まされている人は、彼らを糧にして這い上がってください。
わたしはお金に執着心があまりなかったですが、年収が上がって貯金が貯まっていくと、嫌な人と関わらない自由が得られました。
結論
・認知能力がおかしいからいつも怒ってる
・常に依存する相手を求めている
・一人にすれば自滅する