何かを言われやすい人

不安とストレス

 

世の中は公平には出来ていないので、何かを言われやすい人に攻撃が集中します。

 

かく言うわたしも無害な顔をしているので、言われてきた方です。

他人に危害を加えない性格だと、それが顔に出ます。

 

 

他人への攻撃欲求がある人は、そういった無害な人を嗅ぎわける嗅覚があります。

彼らのように他人の不幸を喜ぶ性質が高いと、目の前の相手を凹ませるのが快感になります。

 

彼らの攻撃を防ぐ方法は、

『動じないこと』

です。

 

何かを言いたくて仕方がない人

 

2015年6月、JR京浜東北線の優先席でタブレット端末を使っていた男性と、隣の70代男性とトラブルになりました。

 

70代がタブレット男性を怒鳴って肩を殴打し、さらに刃物を向けています。

刃物を持ち歩く時点で、旺盛な攻撃性を感じます。

 

最初から外に出て、トラブルを起こすつもりだったのでしょうか?

普通の人だったらトラブルは避けたいものですが、この老人は他人に相手にされたくて仕方なかったような気がします。

 

 

当時はまだ、エセ科学の影響で『優先席ではケータイをオフに』という注意書きがありました。

 

70代がタブレットとケータイ・スマホの違いを認識していたか不明ですが、タブレット男性にも少し瑕疵(かし=欠点)がありました。

非化学的なルールとは言え、男性が無視をしたのは事実です。

 

他人に何かを言いたい人はこういうアラを探して、自分が優位に立って攻撃欲を満たそうとします。

彼らは誰かに相手にしてもらえないと生きていけないので、無視が有効な手段です。

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若い女性に注意したい

 

別の路線では、優先席でスマホを操作していた若い女性に、60代の男性が罵声を浴びせました。

 

若い女性にも瑕疵(一応ルールではスマホOFF)がありますが、それよりも罵声の方が迷惑です。

彼らの特徴はいきなり罵声を浴びせる事で、最初からそれが目的化しているかのようです。

 

喚く人は幼児期の発達段階に問題がある者が多いです。

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この60代男性は、同様のトラブルを39回起こして列車の妨害をしているので、もう常人ではないでしょう。

鉄道会社の判断は、この男性を問題にして警察に相談しましたが、本人の頭の中では正義と信じて疑っていないでしょう。

 

こういう人に攻撃の口実を与えるので、優先席でのスマホ電源OFFという無意味なルールは無くして欲しいです。

 

 

ルールを変える

 

優先席でケータイの電源オフというルールになったのは、心臓のペースメーカーに影響があるかもという事からです。

 

ですが実際の電車で影響があった事案はなく、むしろ電源オフルールのせいでトラブルが増えていました。

 

そのため、鉄道会社は電源オフのルールを、混雑時以外は撤廃する事にしました。

結局、電車でケータイ・スマホによるペースメーカーの異常はなく、SJW(ソーシャル・ジャスティス・ウォーリアー=社会正義戦士)のトラブルが頻発しました。

 

人を攻撃したがる人に、正当性を与えてはいけません。

 

言われやすい性質

 

動物的な男女の違いというのはあり、長く育児の役割を担ってきた女性の方が共感性が高いと言われています。

 

共感性が高いのは、泣き声など子供が発するメッセージを読み取り、対処をするためだと言われています。

 

つまり、

『他人のメッセージを聞きます』

という性質です。

 

わたしも痛い目を見るまでは、他人の言葉を聞かなければならないと思っていました。

しかしそんな義務はなく、まずは自分のことをしっかりと守り、善良な人とだけ対話の関係を築けばいいのです。

 

言われやすい人は、普通の人より自分を守る鎧が薄いとも言えます。

 

理不尽に怒る人を切って、付き合う人を選んでいったら仕事のストレスが少なく、豊かになっていきました。

⇒ 経歴

 

これを読んでいる方には他人にいいように使われるのではなく、まずご自身を一番にしてあげてほしいです。

 

反抗できない性質

 

わたしは性格的に、仕事以外では上手く反論する事ができません。

 

相手に攻撃をされて怖いというより、相手に反撃したら自分の攻撃性にやられてしまいます。

相手を言い負かしたり力を誇示したとしても、その事に罪悪感を覚えてダメージを負ってしまいます。

 

こういう内面だと、顔も人畜無害な感じになっていきます。

その代わりに、他人を責めたくてしょうがない意地悪な顔も、感じ取れるようになりました。

 

 

そういう人は顔に黒い紗(しゃ)がかかっているように、ドス黒い顔に見えます。

顔の真ん中あたりに、怨念の怨の字が書いてあるような。

 

こういう害になる人と理解し合おうとするのは無駄です。

彼らには、他人を受け入れる余白が一切ありません。関係を切るのが一番でした。

 

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『縁切り神社』というものがあるくらいなので、縁を切るというのは悪い事ではありません。

 

苦難だけではない

 

言われやすい人は心がやられて、『いい事なんて何もない』と思ってしまいがちです。

 

ですが話しかけやすい人柄というのは、チャンスも舞い込んできやすいです。

あなたがお金を持っていて何か事業を起こそうと思った場合、噛みついてきそうな人よりも話しかけやすい人を選ばないですか?

 

チャンスは人について回ってきます。

攻撃的な人は我を通してちっちゃな得を手にしたとしても、人生トータルだと人に疎まれて大きな損をします。

 

わたしの経験

 

わたしが空いている時間帯の電車に乗った時の事です。

 

優先席に誰も座っていない状態で、その座席の前でケータイを操作していました。

すると背中に衝撃を受けたので、振り返って見たら60代くらいの女性が立ち去るところでした。

 

 

その人がよろけてぶつかったのかなぁ?くらいに思っていましたが、ドア付近に立つその人の連れが、

 

「ダメよ言わなきゃ。わかんないから」

と、わたしにぶつかった60代くらいの女性に言っていて、わたしがケータイを使っている事に対する殴打だと気がつきました。

 

60代の女性はわたしの方に背を向けたままでしたが、どこか満足そうでした。

その人たちは1~2駅で降りて行きましたが、わたしは何も抗議しませんでした。

 

わたしは、こういう人たちの事を『大きめのニワトリ』だと思っていて、意志の疎通ができる気がしません。

 

バスの中で文句を言われる

 

フリーター時代いろいろな現場に行っていたので、初めて乗るバスがありました。

 

仕事道具の荷物が大きくて、縦にしても人一人分くらいのスペースが必要でした。

バスには網棚が無いので、座って膝の上に抱えるようにして置いていました。

 

その内にバスが混雑してギュウギュウになり、近くにおばあさんが立ちました。

普段は席を譲ったりしますが、荷物が大きすぎて立てない状況でした。

 

そうしたら、近くの50代くらいのおばさんに

 

「しょうがないねぇ、若いくせに」

と、唾を吐きかけられるように言われました。

 

こういう人達って状況の認識が正しく出来ず、目についた一点だけで判断をします。

わたしは口論の仕方がわからないので、嫌な気持ちを溜める事しかできませんでした。

 

ひたすらうっぷんを溜めて、バスに乗らないで済む地位を得る事に注力しました。

結果、快適です。

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どんな人が言ってくるのか?

 

わたしの経験だと、男女共に50代以上の人が多いです。

 

前頭葉が衰えてきて、社会性を失ってくる年代です。

達観した人と、迷惑な人に分かれる頃です。

 

元々、攻撃性が高い人であっても、社会性によって攻撃欲求が抑えられてきましたが、歳をとってタガが外れます。

 

その人の本来の姿が出てきて、非常にワガママなものの考え方をします。

 

若くても他罰的な人

 

前頭葉は、幼い頃の家庭環境で養われます。

 

その頃に荒れた家庭環境だと、社会性に必要な前頭葉があまり発達せず、ワガママで他罰的な人になります。

 

自分は迷惑をかけているのに、他人のアラは小さくても見逃さず、攻撃をしてきます。

その割に自分が注意されると、激怒をします。

 

年齢に関係なく他罰的な人には、一方的な話し方や大きな声など共通する特徴があります。

常に安直な方法で優位に立とうとする、実力値の低い人々です。

 

嫌われている

 

あなたに何かを言ってくる人は、身の回りの人に嫌われていて、話を聞いてもらえないからあなたに来るのです。

 

社会性がなくて普通の話ができないので、他人に絡むためには何らかのキッカケが必要です。

あなたのアラを探しますが、それがみつからない場合は、理不尽な事を言ってきたりします。

 

説教のスタンスをとるのは、あなたに確実に相手にしてもらうためです。

彼らの歪んだ脳では、普通の人に相手にされないのです。

 

文句を言いたい人は世界共通

 

海外で、SJW(ソーシャル・ジャスティス・ウォーリアー=社会正義戦士)という言葉が生まれたように、文句を言いたがる人は世界中にいます。

 

例えば西洋人が着物を着た写真をSNSにアップしたら、当の日本人は喜んでいるのに『文化盗用だ!』と怒る海外の人がいました。

 

こういう事で起こっている人って、何らかの症候群かと思うほど、雰囲気に違和感を感じます。

怒りの沸点がわからない人は、サイコホラーのような怖さがあります。

 

言われやすい人の防衛術

 

文句を言いたくてしょうがない人は、他人のリアクションを期待しています。

 

身の回りの人に対して相手にされなくなって、誰かと感情のぶつけ合いをしたいのでしょう。

なぜ彼らは人に嫌われるような事をするのでしょうか?

 

それは彼らが、嫌われるよりも誰にも関心を持たれない事のほうを恐れるからです。

好きの反対は嫌いではなく、無関心なのだそうです。

 

他罰的な人は依存する相手がいないと、破壊衝動が自身に向かいます。

だから何かを言われたら、あなたは打っても響かない新入社員のように、ボーッとして受け流すのが効果的です。

 

文句を言う人の存在を認めないことで、相手を干上がらせます。

 

一番は、関わらないこと

 

大きめのニワトリみたいな人達とは、関わらないことが一番です。

 

話しても脳が違うので説得はできないし、こちらが威嚇しても彼らと同じフィールドに立つ事になります。

わたしは、彼らが出没しそうな場所を避けるようにしています。

 

優先席には近づかず、年配の人が多そうな所は避けるようにしています。

誰とでも関わるのが良い人、みたいなことが言われますが、わたしの人生経験ではそうではありませんでした。

 

健全な大人は、自分が関わる人を自分で選ぶものではないでしょうか?

 

嫌な人を避けてもいい

 

わたしは人に権利を譲ってばかりだったので、あまりお金がありませんでした。

 

それが変わったのは、嫌な人を避け続けてまともな人とだけ付き合ったら、利益が循環するようになってからです。

こちらが譲ると、お返しをしてくれるような人が増えました。

 

例えば労力であっても、利益の循環は起こります。

各々が得意な事を交換し合うので、相手が苦手なことでもこちらは楽にできたりします。

 

そして相手も得意なことでお返ししてくれるので、結果、両者とも奉仕した労力以上の成果が返ってきました。

 

他人から奪う人を避けるだけで、人生は浮上します。

 

 

お金で盾を作る

 

反論ができなくて不満を溜めていたわたしは、その不満をエネルギーにして収入を得ることができました。

 

攻撃的な人より下の、弱い立場にならないよう仕事に注力し、経済的な自由が得られました。

投資に関しても嫌な人の存在がモチベーションとなって、勉強を頑張れました。

 

人から受けた攻撃のエネルギーは、必ず何かに変換できます。

無駄にエネルギーを出すばかりの攻撃的な人は、歳をとるごとに人生がすり減っていっています。

 

他人の悪意を昇華して、収入を増やした経緯は別カテゴリーに書いてあるので、よければ読んでみてください。 ⇒ 経歴

 

わたしの経験が、あなたが受けた嫌な事を解消する手がかりになれば幸いです。