テレビ局への就職を選ばない理由

会社の選び方

テレビ局に華やかなイメージがあるのは過去の残像によるもので、業種としてはすでにピークアウトの状態で、入社の難易度が高い割に縮小していくのが目に見えています。

 

わたしが新卒の頃、雑誌業界は影響力が大きく、今のWEBサイトと同じくらい情報発信力がありました。

それがネットの普及と共に一気にしぼんで、二度と回復しませんでした。

ネットの高速化で動画コンテンツが豊富になった今、今度はテレビ局が衰退の一途に辿る番になりました。

 

わたしはテレビはおろか、雑誌業界にも入れなかったのでIT業界に進んだクチですが、業界の隆盛と共に勝手に給料が上がって、大企業平均より多くの年収を得ることができました。⇒ 経歴

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テレビはもう、稼げない

限られた電波を手にしたテレビ局は、その希少性によって他の仕事より稼ぐ事ができました。

しかし、より優れた配信技術であるインターネットが出来た時点で、テレビ局の希少性はなくなりました。

 

お金の流れがテレビからネットに移ったのは、テレビ関係の広告代理店に入れないレベルのわたしが、ネット関係の道に進んで稼げたことからもわかります。

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わたしの能力以上に稼げたのは、間違いなくネット業界の拡大のおかげです。

 

テレビのコンテンツが野暮ったい理由

 

テレビは視聴率を取るために、視聴者の中で理解力が最低の人に合わせてコンテンツを作っています。

 

例えばドラマでは不自然な説明がされるので、普通の人は白けてしまいます。

出演者のファンの人以外は、面白いと感じません。

 

売り出しをしたいタレントを押し出す場になっているので、才能を活かせない制作者は辛いだろうなと思います。

 

遅いテレビ

最近はネットのネタをテレビが拾う事が多くなってきました。

 

遅いし、野暮な考察が入っているので、直接ネットを観られる人が、テレビを観る必要がありません。

 

それにネットは間違った情報が多いとされますが、すぐにユーザーたちによって検証が入ります。

テレビが一人の専門家を用意するところ、ネットでは無数の専門家が意見を出し、さらに多くの人が整合性を観ているので、情報が正確です。

 

紅白歌合戦の視聴率が落ちた理由

ネットでは短いコンテンツを各自が組み合わせ、各自が観たいものだけを観ています。

 

この習慣の中で、テレビ局が色々な思惑で歌手を組み合わせた、数時間の紅白歌合戦は苦痛です。

好きな歌手はいつでも観られるので、わざわざ紅白を観る必要がありません。

 

それに、合戦の要素って機能していますか?

出演者さえ勝負しているのを忘れている気がします。

 

 

テレビ局への就職は、雑誌の衰退を参考に

わたしの新卒当時、雑誌・出版関係の会社への就職は難関でした。

それが10年かからない内に、広告費がネットに吸い取られて逆転し、雑誌が次々廃刊していきました。

 

フリーター時代のバイトで、大手出版社の現像を扱うものをしていましたが、辞めて数年後に倒産したと聞きました。

船の沈没と同じく、傾くとすごい勢いで沈んでいきます。

 

テレビの全盛期

 

テレビ局が一番、無茶をしていたのはバブル期です。

薄手のワンピースにさえ、肩パッドが入っているような、イケイケの時代でした。

 

CMはやたらと海外ロケをするものだから、商品の性質と関係ない背景で、とりあえず予算を使っちゃおうという感じでした。

視聴率は今よりも断然高く、テレビが一番の娯楽でした。

 

制作費が下がったのは景気のせいではない

テレビ関係者が「不景気で昔と比べて予算が出ない」と言ったりしますが、景気のせいではありません。

わたしはネットがテレビを追い抜いていく時にネット業界にいましたが、資金が流れてくる実感があり、わたしレベルの人間の給料がバンバン上がりました。

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産業構造が変化したことによる資金の流出は、二度と戻ることはありません。

 

広告の無駄が多い

ネットが雑誌から広告シェアを奪えたのは、優れた広告システムのおかげでもあります。

 

ネット広告は、いくらの広告費に対し何人のユーザーを獲得したのかが、数字として明確に出てきます。

100万円だして、300万円の効果が上がったなどがわかるので、クライアントは儲けやすいです。

 

それに対して雑誌広告の効果は、よくわかりません。

テレビの広告も、雑誌に近いです。

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流行語大賞の違和感

元々は現代用語の基礎知識という、雑誌の分厚い版みたいなものが企画して、テレビで扱われるのが流行語大賞です。

 

これが、おじさんの感覚で流行を捉えようとするから、違和感ありの審査結果ばかりです。

中年の人というのは、新しい物事への興味が乏しく、流行を捉えるセンサーがありません。

 

子供の頃、PTAの人達はゲーム機を何でも『ファミコン』と認識していて、プレステだろうがPCエンジンだろうが

 

『ファミコン』

と言っていました。

 

ゲームをする=ファミコン

という間違った認識をするくらい、新しい情報が頭に入らないのです。

 

そんな人たちが作る流行語大賞を、本当の事として発表するところに、テレビの感覚の古さを感じます。

 

テレビ局に就職できる人は優秀

前時代を象徴する企業は、優良企業のイメージが残っているので競争率が高いです。

 

採用基準が全盛期のままで、ハイスペックな人しか入れません。

テレビが心底好きな人なら、就職すればいいと思います。

 

ただ、昔に比べて視聴率をとるのが難しいので、スペックに見合った待遇が得るのは難しいと思います。

 

 

テレビ番組の制作

番組の制作能力は高いですが、規制が入るのでボンヤリした番組しか作れません。

 

そういう人たちがネットに制作の場を移すと、ちゃんと面白いものが作れます。

そして視聴者が、更にネットに流れます。

 

ネット番組の予算が増えたので、番組制作の面でもテレビ局でなければいけない理由がなくなってきました。

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N〇Kと同類に見られる

民放のテレビ局でコンテンツ勝負をしようとしても、一般人には老人が詭弁を弄して強制徴収を続けるN〇Kと同類に見られてしまいます。

テレビを持っているだけでお金を取られるので、民放が無料だとしてもテレビ自体に嫌悪感を抱かれてしまいます。

 

現にチューナーがついていないことを売りにした、ネット専用のモニターが売れるようになり、今後テレビが増える要素はありません。

 

 

電通(笑)

テレビ局の収益源の軸は広告ですが、代理店として幅を利かせているのが電通です。

東京オリンピックの開会式では、元々の演出家たちを降ろして、取ってつけたようなブツ切りの素材をぶっこんできました。

 

ノソノソ歩く歌舞伎とか、今更もう聞きたくはないイマジンとか。

 

 

無意味に子供たちを走らせるさまは、中国人に「死後の世界」と揶揄される始末でした。

なぜこんなに終わった感性を見せつけられるのかと思ったら、五輪終了後に電通の専務だったお爺が収賄で逮捕されました。

 

 

一生に一度しかない人生で、自分の感性を仕事で発揮しようという時に、既得権益者が幅を利かせているような業界に入りたいですか?

五輪の開会式を見れば、電通がどういう感性なのかが分かります。

 

わたしは今でもMIKIKO氏(本来の演出家)の五輪開会式が見たいと思っています。

 

終末時計に見る、テレビ局の周回遅れ感

言ってること、イスラム国みたい・・・

 

終末時計というのは、肩書を科学者としているお年寄りたちが、

 

『地球滅亡まであと100秒』

などと発表するイベントです。

 

このニュースについて、テレビ局とネットでは真逆でした。

 

真顔で伝えるテレビ

テレビでは終末時計を本当の危機として伝えました。

 

しかしネットでは、これを発表する側の人々を誰かが調べ、どのような意図があるのか解説されていました。

 

それを各自が検証したり、検証作業が得意な人の意見を参考にしたりします。

ネットに比べてテレビは、2周半くらい遅れている印象を受けます。

 

 

テレビ番組の限界

 

2019年、広告費がついにネットに追い抜かれました。

 

メディアの歴史を見ても、この変化が戻る事はないので、テレビが右肩下がりになるのは避けられません。

 

ただし映画館が残っているように、テレビも縮小をしながら存続をするとは思います。

パソコンやスマホに縁遠い人を対象にした、テレビ番組を作っていく事になるでしょう。

 

テレビは自由度がない

 

テレビ番組は、制作に感性が必要なコンテンツが多いです。

 

ですが番組を監査するのは、感性が衰えた人達です。

一般の仕事でも技術についてこれない上司が、優れたアイディアを潰してしまう事があります。

 

だから優秀な人はさっさと独立して、ベンチャーを作ります。

それに時間的な制約もあります。

 

1時間番組にまとめないといけないとか、いつまでに編集を終わらせないといけないとか。

ネットでは視聴者が好きな時間に観るので、時間的な制約はほぼありません。

 

この点だけ見ても、テレビはコンテンツとして無理があるのがわかります。

 

テレビ局は電波屋

テレビ局というのは、電波を飛ばして広告費をもらう広告業です。

 

今までは家庭にコンテンツを届ける手段として、テレビ電波が優れていました。

しかし産業は変化をするものなので、テレビ電波の最盛期は終わっています。

 

決まった時間にしか番組を流せない制約に加え、電波を使うために番組内容に様々な規制がかかり、面白いものが作りにくいです。

 

わたしはバイトで、プロ用のフィルム現像所の経験がありますが、デジカメ化で会社がなくなりました。

 

その時の社員が『斜陽産業だよ・・・』と言っていたのが、忘れられません。

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裏側がすぐにバレる

誰もが情報を発信できる時代になり、テレビが情報を切り取って発信している事がバレてしまいました。

 

それを知った若い世代から、テレビ離れが進んでいます。

だからこの先、テレビに人が戻ることはほぼないでしょう。

 

信用は、一度失うと取り戻すのに時間がかかります。

今からテレビ局に入って、上の世代のツケを払わされる事は、わたしなら避けます。

 

テレビは懐かしい

ネットがない時代、テレビが娯楽の中心でした。

 

かなり多くの人がテレビに影響され、人気ドラマに長髪の男が出ていると、真似する人が沢山いました。

 

服の流行とか遊びとか、多くがテレビ発信だったので、昔を思い出す時に当時のテレビ番組が頭に浮かびます。

 

テレビというのはもう、そういうノスタルジックなアイテムなのです。

道具としては、不便なものになってしまいました。

 

テレビ局は規制が多い上、影響力は下がった

規制に関しては、わたしもネット業界で経験しました。

 

SNSの投稿等の監視義務とか、電気通信ナンちゃらの届け出とか、すぐに規制ができます。

 

この規制とか監督という仕事は、やる人にとって美味しい仕事です。

仕事はあまり大変ではない上に、マウントを取れるので、誰もがやりたがります。

 

テレビ局は限られた放送波を使っているため、特に規制を受けやすいです。

 

すぐに不手際が指摘される

ネットの情報は一次情報として、速報性が重要視されます。

 

それに対してテレビは、絶対に間違えてはいけない事になっています。

そうなると発信できるのは、当たり障りのないものばかりになってしまいます。

 

テレビの影響力は下がった

昔はテレビドラマに影響を受ける人が、とても多くいました。

 

テレビドラマで長髪の男性が主人公だと、同じように髪を伸ばす人がすごく増えました。

立ち振る舞いとか、人生さえもテレビに委ねていた人が多かったです。

 

今は

『若者に〇〇が人気』

と放送しても、すぐにネットで一次情報が発信され、

 

『ゴリ押し必死』

などと揶揄されてしまいます。

苦手な事から逃げ続けた結果
このブログでは、様々な選択の結果を書いています。 読者の方には実験データとして活用していただければと思います。 わたしの経験の中で突出しているのが、挫折の少なさです。 これはわたしの能力がズバ抜けていたわけではなく...