お金に嫌悪感を抱いてはいけない理由

お金の不安をなくす

お金を求めるのって、浅ましくないですか?

嫌悪感を抱くと、お金が寄ってこなくなります

今までに会った、

『お金に対して嫌悪感を抱いている人』

は、例外なくお金に困っていました。

 

お金を持つ前から、

『お金を持つと人間が変わる』

と考えたりして、普通の仕事でもお金から遠ざかる選択をしてたように思います。

 

お金自体は何ら悪いものではありません。

お金は便利な交換券に過ぎず、稼ぐことはお米や野菜を作るのと同じ事です。

 

お金がある生活の実際

お金の印象が悪い一因として、変な商材を売るためにお金持ちアピールをしている人々の、下品な見せびらかしがあります。

 

わたしは生活費を貯めて早期リタイアして、資産を分散するため株式を保有しています。

その配当金の範囲内で生活しているので、かなり質素です。

 

そんな生活でも満足しているのは、お金に関する不安がないからです。

毎年派手なイベントはないですが、アクシデントのない生活を継続中です。

お金持ちになるには【小金持ちの経験】
このサイトでは、 いい大学⇒いい会社 という人生のレールから外れても、経済的に安定できた方法を書いています。 必然的にお金に関する事が多いので、不快な方は読み飛ばしてください。 わたしは年収200万円以下のフ...

 

お金があると稼がなくてもいい

お金への嫌悪感って、実はお金を稼ぐ大変さも関係している気がします。

好きな事でもお金を稼がないといけなくなったら、辛くなってしまうものです。

 

お金があれば趣味は趣味のままで、純粋に楽しむことができます。

お金は悪いものではなくて、平穏な生活を送るために必要なものです。

 

お金の事を正しく知る

 

FXを始める時、お金とは何なのか勉強しました。

金貨のように金の価値ではなく、紙幣が価値を持つようになったのは近代のことです。

 

金貨の修復をする人たちが、金貨を預かった時の預かり証を発行しましたが、それが金貨と同じように価値を有する紙になりました。

 

修復する人達は、金貨が全て引きだされることがないのに気が付き、価値を有する紙を預かった金貨の量よりも多く発行しました。

 

そこから紙幣に変化して、金の流通量以上に金融の世界が拡大して、たまにリセットのために恐慌が起こるようになりました。

お金自体が、何か悪意を持っているという事はないです。

 

お金を持たない危険性

お金を渇望すると浅ましくなりますが、持っていないのも健全ではありません。

お金がないストレスは、原始時代に獲物が取れない時のストレスと同じように、生命に関わる深刻な危機です。

 

お金がない状態はIQにも影響するというアメリカの研究があります。

普段から収入が少ない人は、出費を大きなストレスに感じて、出費の可能性があると4割もIQが下がってしまいました。

 

同じ実験を収入が多い人にしても、IQはさほど下がらなかったそうです。

お金に困った人がさらにドツボにはまりやすいのは、判断力が下がるからです。

 

お金に余裕がないという事は弱い状態で、健全とは言えません。

 

 

いくらの収入があれば健全か

わたしは年収200万円以下~1000万円超まで経験し、住み込みのバイトもしました。

幸福感があれば、さほどお金を使わなくても満足できます

 

月収20万円でも、田舎で陶芸をして固定客が認めてくれるような生活なら、満足度が高いと思います。

『売れなくなったらどうしよう・・』

というバッファを求める人は、30万円とかないとストレスを感じると思います。

 

お金で人生は狂わない

お金を持ったことで不幸になった人って、何かでお金が転がりこんできた人ではないでしょうか。

地道に仕事をしてお金を作った人は、使い方もちゃんと心得ているものです。

 

わたしは仕事の延長で勉強をして、余剰金を投資に回して利益を増やしました。

それで特に贅沢な暮らしをするわけでもなく、採算性を考えずに本を書いたりして過ごしています。

 

お金を嫌悪していた人たちの末路

お金が無い事を肯定するかのように、お金を嫌悪する人がいました。

お金を稼ぐ人や貯めた人に敵意を持ち、浅ましいと侮蔑するような価値観をしていました。

 

そういう人たちの末路ですが、実は最後まで見た事がありません。

彼らはいつの間にか姿を消して、どうなったか知る人がいないからです。

 

カラスの死体を見ないように、お金を嫌悪する人も、姿を消していったこと以外わかりません

ちょっとミステリーです。

 

 

お金と人間関係

お金と人間関係は似ています。

 

普通の会話の場で、必ず否定的な意見や憎まれ口を叩いてしまう人がいました。

自然と周囲の人に距離を置かれてしまうようになっていきました。

 

お金は人についてまわる物なので、人が寄り集まりたくない人には、お金も集まりません。

人と交わらないというより、他人が交わりたくない人になってしまうと、お金にも避けられてしまいます

 

すぐに悪態をついてしまう人は、それが性格として染みつく前に、習慣を変えた方がいいと思います。

金運を上げる方法は、他人に嫌がらみをしない事
わたしは社会人生活の前半は迷っていたので、バイトを含めて十数社の職歴があります。 無駄に多い職場経験のおかげで、人を比較する事ができました。 そこで見えてきたのが、金運がない人は他人に嫌な絡み方しかできないということです...

 

お金がない時に腐らない方法

わたしは無職期間中に、一個60円くらいのインスタントのカップ麺を食べていました。

 

ミニサイズなので足りないため、米を入れて雑炊みたいにして食べました。

これを貧しいと思ったら、腐ってしまいます。

 

手持ちのものに意識を向けて感謝をすると、

『自分は恵まれている』

という気持ちになります。

 

この方法はリアルだとドン引きされるので他人に勧めた事はないですが、わたしはこれで正気を保てたので、ここではオススメします。

 

なぜ、お金がある=嫌な人 と考えるのか

 

お金嫌いな人は自分から嫌なお金持ちを見て、嫌悪感を高めていってる気がします。

普通の人は、いちいち周囲の人にお金を使ったアピールはしないので、見えない所でお金を使っています。

 

いつもスタンドプレーが多い人から、震災の時に路上で募金を集めるという告知が回ってきましたが、わたしは黙って赤十字に100万円を寄付しました。

収入の手段がある大人なら、路上に立つより仕事に注力して稼いで寄付をした方が良くないですか?

 

自分で稼いでいない金持ちに変な人が居た

個人相手の土地活用系の営業でアポを取って向かった、相手の家の玄関の外でお手伝いさんに止められました。

 

お手伝いさんに用件を伝えたら、脇の小窓からその家の奥さんが、お手伝いさんに『ダメ』という意味の合図をしていました。

 

それがまた下手でバレバレで、わたしとバッチリ目が合うと気まずいのか、逆に強気な態度で追い払われました。

 

そこは大田区の外れで、戦後に農地の土地がどんどん上がっていったエリアです。

上京して周囲との関係を築きながら、仕事で大成していった人と違い、器でないものが金を持っていると、横柄になります

 

元々が程度の低い人間というだけで、お金自体は悪くありません。

 

稼ぐ=悪人?

マルチで金で集めて問題になる人物とかがいますが、あれはビジネスではなく犯罪と見ています。

 

例え捕まらないにしても、まともな人間なら就こうと思わない身分です。

あれは金持ちうんぬんの前に、ただの犯罪者です。

 

「世の中お金じゃないよ」と言う人

これってお金を沢山持っていて、それを放棄した人しか言えなくないですか?

 

お金という便利な交換券を持った状態を経験してからでないと、メリット・デメリットはわからないと思います。

 

わたし自身も昔、何かの受け売りで

「資本主義はもう限界」

とか言った事があります。

 

お金を否定して、なんか高尚になったつもりでいました

 

お金を持つと心が貧しくなるわけではなく、実社会の経験では、お金があるほど心にも余裕が生まれました。

 

周囲の人の祝い事や困りごとに、わりとお金を使っていた方だと思います。

お金に嫌悪感はなく、便利でありがたいという感情です。

 

 

会社を嫌悪する人

お金を嫌悪する人って、会社も嫌悪している人が多かったです。

 

わたしは我慢ならない会社だったら、会社を嫌悪する前に秒で辞めていたので、それほど嫌悪感を抱いた経験はありません。

 

嫌な場所に執着して、嫌悪感を抱き続けるって、精神的に良くない状態ですよね。

会社は労力と報酬の交換所なので、交換レートが気に入らなかったら立ち去るだけです。