年収が高い人の人間性を真似ると効果がある理由

年収アップの方法

会社で全体の給与・賞与を把握していたので、年収が高い人や上がっていった人の共通点を見てきました。

 

わたし自身は30代で年収1000万円(賞与別)を超えましたが、この額は外資系に比べたら少ないでしょう。

 

しかし社保なしで年収200万円以下のフリーターからスタートなので十分に満足です。

おかげで悪い見本から良い見本まで、幅広い人間性を見る事ができました。

 

給料が安い会社ではグチしか聞いた事がなく、給料が高い会社では問題を乗り越えるための会話がされていました。

グチと縁を切って、年収が上がった話です。

年収が上がる人が不満を口にしたのを見た事がない

年収が高い会社では問題点が話にあがることはあっても、グチは出てきませんでした。

問題点は解決するための議題なのにたいし、グチは解決しない事を前提にした話題です。

 

わたしが年収の低い職場にいた時も、周囲からも自分からもグチが出ていました。

『給料が安いからグチで慰めている』

 

という意見もありますが、そこから抜け出したわたしの考えは違います。

グチって現状を受け入れるから、いつまでも変わらないのです。

 

読書をして上のレベルの思考に触れて、グチでガス抜きをするのを辞めた結果、転職でステップアップしていく道が開けました。

それ以降も、グチで状況が改善した人を見た事がありません。

 

年収が高い人は不満を問題点に変換して解決する

年収が高い人の所でも何かしら起こりますが、それを不満として口にするのを見た事がありません。

出来事に対して不満ではなく問題として捉えて、改善点を考えていきます。

 

だからグチが出る余地もなく、対応に乗り出して解決していこうとなります。

そうすると去年よりも良い環境になるし、本人も周囲も快適になっていきます。

 

こういう習慣を真似る事から、年収が上がっていきます。

人生が向上する人は、負のものを正に変える人間性をしています。

 

自分の考え方を切り替える

給料が安い頃はダメな職場に染まり切っていて、グチる体質を変えたいと思い始めても、なかなか変わらなかったと思います。

 

その時に意外と有効だったのかなと思うのが、田舎に住み込みのバイトに行った事です。

農家リゾートホテルで通算1年くらい、田舎で住み込みのバイトをしました。

 

かなりキツくて不満を考える余裕がなかったので、それがリセット期間になった気がします。

住み込みまでいかなくても、悪習が抜けないならまずリセットする事をオススメします。

 

不満や怒りの感情で待遇が良くなる事はない

負の感情で行動した先には、

『泣きっ面に蜂』

 

みたいな結果しか見た事がないです。

ツイッターで炎上した件が、負の感情と結果の対比になっていたので使います。

 

官房長官がパンケーキを食べたところ、他の政治家(?)が

おやつに3000円と批判のツイートをしました。

 

それが他人に潜む妬みの感情を煽るような形で、嫌な感じがしました。

ちなみにわたしは投票に行った事が無いので、どちらを支持ということはないです。

 

マイナス思考だとマイナスの選択をする

この政治家(志望?)がどうしてパンケーキを批判したのか不思議だったので、来歴を調べました。

 

大学2年の時に12歳上男性と結婚し中退

ある空港の反対運動に参加して12歳上の活動家と結婚したそうです。

他の選択肢として、勉強を続けて行政に携わるというのもあったはずです。

 

二十歳前後で社会に出るのが不安な頃は、人生が確定するのが怖くて間違った選択をしがちです。

 

 

家が無い状態で二児を産んで、夫は失踪

第一子の時に既に家が無くて、なのに二子を作る選択をしています。

夫の選択が間違っていたように思います。

 

 

15年くらい職を転々

職を転々とする事はありますが、15年間でステップアップの機会は一つもなかったのでしょうか?

人は選択をする時に、無意識の内に今の自分の感情を維持するような選択をしてしまいます。

 

不満を抱えていたら、不満を抱くような選択をしてしまいます。

 

 

派遣社員として17年弱

派遣って短期間のイメージがありましたが、こんなに長く勤められるんですね。

派遣って期間工と同じで、期間が決まっているから採用をされるものだと思っていました。

 

契約満了をされるとこの議員(?)の人は、人生を搾取されたと会社に怒っていました。

やはり負の感情が多い印象です。

 

 

適職で考えた場合

よく、

『失敗してきたからわかる』

 

って言いますが、それはマイナスの状況からプラスに変える事ができた人の事で、単に失敗をし続けた人の事ではないです。

 

この政治家(志望?)の人は、間違った選択の連続をプラスに変えたとは言い難く、失敗を克服したようには見えません。

 

政治家は皆の問題を解決する仕事で、自分の問題もままならない人が得意な仕事だろうか? と思ってしまいます。

 

勉強ができない人が家庭教師をやるようなものではないでしょうか。

わたしは氷河期世代で自分の選択に手いっぱいだったので、投票は一回も経験がないくらい、政治に思う所はありません。

 

ただ職場で人間性を観察した結果から、不幸自慢の人が状況を改善できたのを見た事がないだけです。

不幸自慢に魅入られると、自分も不幸自慢がしたくなるような状況に陥ってしまいます。

 

 

不足よりも、ある物に目を向ける

待遇の悪い会社では、給料が足りない・気がきかないとか、不足したものばかり話題に上っていました。

 

こういう日常の習慣が人間性をつくっていきます。

不足に目を向けるのをやめて、いま持っている物に目を向けます。

 

それで満ち足りた気分になると、一つ上にステップアップする行動が自然とできます。

この繰り返しで年収が上がっていき、貯金も増えていきました。

 

不遇な時にどう過ごすのか

学歴やコネがない人にとって、財産は人間性だけです。

給料が安くてキツい仕事場は採用のハードルが低いので、他では採用されない人間性の人が多くいました。

 

隙あらば人を利用しようとしてきたり、あまり好きになれませんでしたが、反面教師として参考にしました。

 

彼らとは逆の考え方をして、不遇な時に腐らない事で状況を変える事ができました。

給料が安くても路上で寝ないで済む事に感謝していたら、年収が上がっていきました。

 

何でもいいので感謝していると、

『自分にはいい事がある』

 

という気になって、それが無意識の内に正解の選択を選ぶから人生が変わるのだと思います。

 

年収が高い人の考え方を真似する

アメリカのウォーレン・バフェット氏が

「どこの会社に入ればいい」

 

という大学生の質問に対して、

「尊敬できる人のもとで働きなさい」

 

と言っています。

わたしが働いてきて感じたのは、尊敬できる人というのは多くの人格・気質が発達しています。

例えば論理性だけが発達していると、冷たい人間になってしまいます。

 

責任感だけが発達していると、頑固で厳しいだけの人間になってしまいます。

尊敬できる人というのは、バランスが取れているので仕事も上手くいくので、自然と尊敬できます。

 

人間は一緒に居て影響を受ける動物なので、尊敬できる人と近い方が自分の糧にできます。

最初は低レベルな職場だったので尊敬できる人が居なかったので、本で補っていました。

 

読書で優秀な人の思考に触れる事は可能です。

 

 

スペシャリストはなかなか真似できない

スペシャリストというのは、どれかの人格・気質が飛びぬけていて真似がしにくいです。

わかりやすく学力だと、自然と入れるのが東大だったから入ったみたいに、エンジンを軽くふかしただけで圧倒的な差をみせつけられます。

 

こういう人に遭遇して劣等感を抱くのではなく、少しでも空気感を学ばないと損です。

気楽だからと自分よりダメな人に会っても、

 

『まだ下があるから自分は大丈夫』

 

と思って気が抜けてしまいます。

 

年収が高い人は優しいだけではない

人格者というのは優しいだけではありません。

優しいだけの人は自分にも他人にも甘いところがあります。

 

優しく人に接しているだけで成り立っていたら、うさん臭いお金儲けをしているのではないかと疑います。

 

正業で年収が高い人は、厳しくて論理性が高いけど面倒見がいいといった、複数の人間性を持ち合わせています。

 

複数の人格が発達しているので、人格者と呼ばれます。

こういう人を真似たり、共に歩むと人生が豊かになります。