面接で緊張しなくなる方法【傷つきたくない人へ】

面接の不安を解消する

 

わたしは新卒からフリーターと無職を繰り返し、約6年ほど就活から逃亡していました。

 

逃げ場がなくなって、ようやく就活を始めました。

 

だから面接で

「君、何してたの?」

 

と言われたら終わりのゲームだったので、面接官の眼がわたしの過去に向かないようにしました。

 

それに落されて傷つきたくないので、面接で緊張しない方法を編み出しました。

 

おかしな事を書いているように思われるかも知れないですが、面接を突破してわたしは最終的に、資本金1億円弱の会社の役員になれました。

 

あれほど恐れていた面接ですが、会社では面接官を査定する立場を経験して、ようやく就活逃亡の過去が終わりました。

 

皆さんの緊張が少しでも軽減するよう、面接恐怖症を克服した方法を書いていきます。

 

面接はただの抽選会だから緊張する必要ナシ

 

面接は、運命のオーディションなんかではありません。

 

明確な判断基準を持った面接官は少なく、その日の気分で結果が変わります。

この事に気がついてからは、面接などマンション購入の抽選会と同じという認識になりました。

 

面接では自分という人間が、裏表を見られると思うから緊張するのです。

しかし面接官は、そんな基準など持っていません。

 

面接官を、ただの抽選会場の案内係だと思ってください。

 

 

面接は受ける側がお客

 

面接がマンション購入の抽選会だということがわかったら、受ける側は客という気持ちで大丈夫です。

 

実際に社員がいないと会社は回らないので、正社員志望の受験者は大事なお客さんです。

時々、偉いと勘違いをしている面接官がいますが、社会に見つかると灸をすえられます。

 

受ける側が自分を選んで買ってもらう、みたいな気持ちだと、査定される緊張感が出てしまいます。

面接でお茶が出ることからわかるように、あなたはお客さんの立場です。

 

お茶さえ出さない会社は論外なので、

 

「上水道が通っていないエリアですか?」

と、イヤミの一つもカマしてください。そういう会社は大抵おかしいので、入ったら苦労をします。

 

見られる事に緊張する

 

人に限らず、動物は見られる事に緊張します。

 

サル山に入った時に、

『目を合わせない』

という注意事項を聞いた事があると思います。

 

見られるというのは、襲われるかもしれないという恐怖がわきます。

それが緊張で、何かあったらすぐに逃げられるように身構えた状態です。

 

これが、面接から逃げ出したくなる気持ちの正体です。

 

見られる事を、快感に変える

 

人から注目を浴びる事で収入になる、俳優を参考にしてみましょう。

 

わたしが会心の手ごたえを感じた面接は、いずれもアメリカの俳優になり切れた時です。

アメリカの映画やドラマって、やたらと余裕のある人が出てきませんか?

 

全身リラックスして、ウィットに飛んだ会話をしています。

下手したら目上の人の前で、足をテーブルに乗せたりします。

 

彼らの動作や微笑むテンポを真似ると、面接で余裕の演出ができます。

これが上手に出来るようになってからは、面接の場がドラマのスタジオのように感じて、そこで主演を張れるのが快感に変わりました。

 

上手く役者になり切れず、手ごたえが無かった事もありますが、撮影気分なのであまり凹みませんでした。

 

日本の面接官には、笑いを控える

 

アメリカのドラマとの違いは、笑いを抑える事です。

 

日本の場合、見知らぬ人に感情を出された場合の嫌悪感が、アメリカより厳しいと思います。

わたしはアメリカのドラマの微笑みの、6割くらいに留めました。

 

それくらいが、ちょうど良いバランスに思います。

 

高い靴を履く

 

アメリカのドラマで自信満々の人は、服装でも余裕のある人の演出がされています。

 

10万円くらいのスーツや、数十万円の腕時計などをつけましたが、靴が一番自信が持てます。

 

『足元を見られる』

という言葉の通り、お金がない人は目につきやすい所にお金を使って、足元はケチります。

 

だから足元だけ豪華にすれば、余裕が演出できます。

面接官が1万円以下に見える靴を履いていたら、立場が逆転して緊張感がサーッと引くのがわかります。

 

面接官に対するマウンティングなら正当防衛みたいなものなので、やっても構わないのではないでしょうか?

 

高いと言っても、3~4万円以上の靴で十分です。

 

欲を言えば7万円以上の靴にすると、ソールが革になったりして、歩くと

『カツーン カツーン』

と音がするようになり、自分が試験官をする側になった気分が高まります。

 

冗談みたいに聞こえるかも知れないですが、大人になってもこういう気分の盛り上げは、有効に作用します。

 

面接に行く時のシミュレーション

 

わたしは一日に一つしか面接を入れなかったので、時間的な余裕がありました。

 

面接を受ける会社の最寄り駅に、1時間くらい早めに到着します。

そこから会社の場所を確認するために、一回向かいます。

 

会社を見つけたら引き返して、周辺を歩きながら、入社して通勤した時のシミュレーションをします。

 

コーヒーショップでコーヒーを買ってから出勤するとか、帰りに牛丼屋に入るとか、具体的にイメージします。

 

時間を潰した後で、再び会社に向かいます。

こうして会社につくと、面接というよりミーティングの感覚で、緊張の度合いが下がります。

 

 

会社に入りたくなくなる事も

 

六本木周辺の会社へ面接に行ったときは、電車が小さいし道の形がおかしくて迷ったりで、通いたくなくなりました。

 

それが面接で如実に出て、不採用でした。

けどその会社が数年後に、消えてなくなったので不採用で助かりました。

 

六本木にある会社でもコレなので、どこの会社が安泰かなんて誰にもわかりません。

会社とは巡り合わせなので、1社の面接に一喜一憂する必要はありません。

 

面接に緊張しなくなる習慣

 

緊張は、弱い側の動物がするものです。

 

現代人にも野蛮な所が残っていて、体を鍛えて強くなれば、緊張が減らせます。

平原で寝ているライオンのように、鍛えればどこでもリラックスできます。

 

そこで、面接の間だけは登山を習慣にする事をオススメします。

わたしはジムとかだと、どうしても手加減をしてしまいます。

 

ですが山だと途中でやめられず、常に激しい筋肉痛になるほど成長できます。

山の中は危ない斜面などで緊張感があり、下山をすると平地というだけでリラックスできるようになります。

 

アスファルトの道路に出ると、ホッとします。

この効果で、都市部の会社の面接に緊張しなくなります。

 

筋肉痛が残った状態だと緊張に意識が向かないので、なお良いです。

 

朝の占いは見ない

 

朝の占いは自身をそぐ、悪い暗示です。

 

なぜあんなに適当な星座占いを、ニュース番組で扱うのでしょう?

あれって見てしまうと、確実に悪い暗示にかかります。

 

「ごめんなさい、牡羊座のひと~」

って言われると、何か悪い事が起こるような暗示にかかります。

 

解決策に

「赤い物を身につけましょう~」

って言われても持っていないし、そんな主張が激しいものを面接につけていけないです。

 

だから最初から一切、見ないようにしています。

 

 

本当に緊張感を持って臨むのは、入社してから

 

緊張をすると、感覚が研ぎ澄まされます。

 

緊張によって現状打破の活路を見出しやすくなりますが、それは面接の1時間程度では発動しません。

ただ逃げ出したくなります。

 

緊張は入社してから解決すべき問題と対峙して、解決の糸口を見つけるために使うのが正解です。

緊張というのは悪いものではなく、自分の能力を限界まで引き出すためのものです。

 

わたしは緊張しやすい性質ですが、これを仕事に活用して経済的には成功しました。

学歴が低くて大企業とは縁がなかったですが、大企業より多くの給料を得る事ができました。

 

皆さんが望む仕事に就けるよう、面接での緊張感が解ければ幸いです。

 

別のカテゴリーに、職歴が多い場合や自己PRについても書いているので、よければ読んでみてください。