面接で長所と短所を聞かれたら、短所から答える

面接 面接の不安を解消する

面接で長所と短所を聞かれますが、これはお見合いにおける

 

『ご趣味は?』

 

と同じようなもので、会話の糸口を見つけるとか、定番だからという理由で存在する質問です。

面接官が爪痕を残そうとして、本かネットで拾ってきた変な質問をされるよりはマシです。

 

面接で長所と短所を聞かれたら、短所から答えて長所につなげる

長所を言うのはわかりますが、短所は自分にデメリットになるため、応えに気を付けなければなりません。

ハッタリで押し切ろうとして

 

「短所はありません!

 

と言うと、面接官も人間なのでイラッとして粗探しをしようとします。

逆に正直に

 

「怠け者なところですかね」

 

と言っても、採用してくれません。

この辺を乗り切るために、短所から答えて長所につなげていくのが正解のルートです。

 

短所を答える

このサイトを見ている方は、面接に際して心配だから調べようという動機かと思います。

普段から心配な事が多く頭に浮かび、気をもむ事が多いのではないでしょうか。

 

これは、一言で言うと気が小さい・臆病という事になります。

 

『気が小さい』と『臆病』なら、面接で使う時に適した言葉は『臆病』の方です。

 

人から言われると屈辱ですが、自分から『臆病』と認めて言えるのは勇気があることです。

臆病と口にはしましたが、この勇気で帳消しにしているので卑屈にならなくて済みます。

 

長所につなげる

実は長所に関しても、普通に言うと自慢に聞こえたり、鼻についたりします。

だから短所とつなげる事で、長所の危うさを打ち消す事ができます。

 

短所で自分のことを『臆病』と言ったわけなので、この臆病さを長所に変えてしまいます。

 

「臆病なので、未経験の事をする時には最初に下調べから入り、仮説を立てて行動に移ります。

行動に移ってからも、常に立ち止まって検証して、より良い方法に軌道修正をしていきます」

 

こう言えば、面接官の意識から短所を消し飛ばすことができるし、長所も鼻につきません。

 

臆病は長所です

臆病さには、どうしてもネガティブなイメージがついてしまいます。

臆病さを治そうとして豪胆になろうとしても、性格はコロコロと変えられません。

 

臆病さは遺伝の要素が強く、いつからの遺伝かと言えば人類が猿に近い頃のものなので、数年かけても治せません。

 

臆病さが遺伝で残ったのは、不用意に毒キノコを食べたり、クマのいる洞窟に入らない

否定しようとするとかえって泥沼にハマるので、自分の中の臆病さを認めて、それを活かすことが肝要です。

 

不安とのつきあい方

 

 

さすがにウソくさい言い回しは避ける

謙遜して言う時にも、さすがにウソくさいという一線は存在します。

例えば、アイドルになったキッカケとして

 

「友達に、一人でオーディションを受けるのが不安だから付いてきてって言われて、

そしたら私の方が選ばれて・・・」

 

ガツガツしていない性格をアピールしたいのでしょうが、意図が見え見えです。

 

結局自慢

あるビジュアル系の歌手が、コンプレックスの話として泳げないという事を言いました。

 

それがいつの間にか、悔しいからサーフボードを持って海に行ったら、初めてだけどボードに立てたという自慢話にすり替わりました。

 

カッコつけなきゃいけない職業の人は、結局は自慢話につなげます。

面接官は別にファンでもないので、白けてしまいます。

こんな失敗はしないようにしてください。

 

臆病な人は、改善作業が得意