早期リタイアに向いている人

早期リタイア

 

定年退職して自由になったのに、

 

『寂しい』

という理由で、再び何らかのコミュニティに参加する人は多いです。

 

他人に合わせてでも、一緒に居たいという欲求は、生涯変わらないのかも知れないです。

定年よりもはるかに長いリタイア後の生活が待っている、早期リタイアの場合はどうでしょうか?

 

わたしは40代で早期リタイアしましたが、寂しいというより

 

『ノイズが少なくて快適』

としか感じません。

 

早期リタイアに向いている性質は

 

・敏感さ
・自主独立

 

の二点です。

敏感な人が早期リタイアに向いている理由

 

まず敏感な人は、普通の働き方をしても社会のノイズを拾い過ぎて、疲れ果ててしまいます。

 

わたしも接客要素が強い仕事の時は、しょっちゅう無職期間を挟んで静養が必要でした。

 

無職になると、世間は問答無用で

 

『ダメ人間』

のレッテルを貼ります。

 

誰も疲れを理解してくれず、社会に押し出される形で復帰するので、同じ問題を繰り返します。

ただ、この精神的な弱さに見える敏感さが、刺激の少ない早期リタイア生活に向いています。

 

リタイア生活に飽きない

 

ごくわずかな変化で楽しめるので、リタイア生活に飽きることがありません。

 

例えばケチャップをノーブランドからカゴメに変えただけで、味の奥深さに感動して、いろいろな料理を作りました。

 

わたしは現役時代に、月15万円くらいの食費だった事があります。

自炊はナシで、ほぼデリバリーばかりの生活です。

 

この生活で体重が増えたし、外食の味に飽きてしまい、最後の方はメニューを選ぶのが苦痛に感じました。

 

外国の独裁者は贅沢な食生活で太るのではなく、満たされない気持ちを埋めるために食べてしまうのだと理解できました。

 

デリバリー生活の頃は週に1~2回、惰性で食べていたケンタッキーですが、今は1年半くらいスパンが空いているので、かなり期待値が上がっています。

 

我慢しているのではなく、この状態が楽しいのです。

リタイア生活はストレスが少ないので、適当に音楽を流しながら、文字をカタカタ打っているだけでも満足できます。

 

 

家の映像機器で十分

 

映画館の近くに住んでいた時は、深夜の人が少ない時間に行ったりしていました。

 

全身に浴びるような音は、やっぱり臨場感があります。

しかし他の人が近くにいると、没入感が得られません。

食事をする人が近くにいると、ハズレの気分になります。

 

たまに、チキンとホットドックとかをプレートランチみたいにして、ガッツリ食べる人がいますが、

 

『映画観ながら食べないとダメ?』

と思ってしまいます。

 

こちらは迷惑をかけないのに、他人が遠慮しないシチュエーションは飽きるほど経験したので、映画館はあまり好きではないです。

 

映画を観るのはオンラインの映像サービスに入って、家のテレビとヘッドホンの環境で、十分になりました。

 

リタイア生活が退屈になるのは、感情の起伏が減るからです。

これを映画やドラマで補います。

 

先日はアニメで号泣して、スッキリとしました。

観終わった後に誰かと感想を言いあいたい欲求はなくて、一人で心に染み渡らせたいので満足です。

 

早期リタイアに向いているのは自主独立型の人

 

コロナで自粛要請の時でもパチンコ店に並んで

 

『暇つぶし』

と言うような人は、相当に他人に依存して生きています。

 

余談ですが、パチンコは換金のインセンティブだけでなく、台の光の明滅や騒音のような音で脳がトランス状態になります。

 

未開の部族が焚火を囲んで、ジャンジャンと音を立てて儀式をするのと同じ状態で、酩酊状態になります。

 

早期リタイアをする人は、パチンコに興味を持つのではなく、パチンコが人を惹きつける仕組みに興味を持つような人です。

 

普通の人から少し離れた場所で、構図を眺めることを好みます。

社会から少し距離を置きたいから、早期リタイアを選びます。

 

楽しみを他人に依存しない

 

早期リタイアをすると誰も命令してこないし、遊びも提供してくれません。

 

けど小学生の夏休みでもないので、やる事は自分で決められます。

増してや会社から独立して、早期リタイアをするような人なら、パチンコ屋に通いたいなどと思わないでしょう。

 

台が並んで他の人と横並びで、結構ひどい労働環境じゃないですか?

 

 

今のタスクは株

 

リタイア生活で必ず必要なのは投資です。

 

わたしはあまり積極的に稼ぐ必要はないのですが、日本円の価値が下がるリスクがあるので、株などに分散する必要があります。

 

今までの株式投資は会社を人に見立てて、人格診断を応用してやってきました。

この方法で危ない会社を避けてこれましたが、これからはちゃんと数字データを併用しようと思います。

必要な数字が何かを調べ、時系列データを蓄積し、必要ならプログラムで自動化してデータを集めます。

 

仕事として依頼されたら嫌ですが、自分でタスクとして起こす分にはゲーム感覚でできます。

短期間で勝とうとしなければ、勝率は上げられます。

 

積極的に他人と関わろうと思わない人

 

早期リタイアは、他人や社会と距離をおく事です。

 

外で騒動を起こす人を見ると

 

「民度低いな・・・」

と思ってしまいます。

 

役所とか飲食店でやたらとクレームを言う人って、怒りでコミュニケーションしているんですよね。

受ける側はたまったものではないですが、彼らはなぜ怒るのでしょう?

 

恐らく怒りの感情をぶつけるのが、最も他人のリアクションが引きだせたという学習経験からでしょう。

 

そうやってエネルギーを使って、他者の反応をもらう事で、生きている実感を得ています。

わたしはそのエネルギーのやり取りが疲れるので、他人との関りは少なくて平気です。

 

元々、あまり他人と関わりたいと思わなかった

 

仕事ではゲーム感覚で多くの人と関わりましたが、私生活では数人で十分でした。

 

人は支え合っていると言われますが、自分が頼みごとを出来ない分、他人といると負担が多いように感じていました。

 

自分がやりたいことを結構、犠牲にしていたと思います。

そういう欲求が溜まっていたので、早期リタイアで完全に自由な生活を選びました。

 

喧騒から離れるために田舎町に家を買いましたが、購入時に近所にあいさつ回りをした段階で、迷いが生まれました。

 

町内会が活発なエリアで、地域社会に参加する必要がありました。

迷った挙句、住む前に家を売り払ってしまいました。

 

せっかく早期リタイアするなら、完全な自由を経験してみたかったです。

今の生活は自由度だけなら、中世の王様より自由な日々です。

 

王様は地位を維持するために、臣下とつきあう必要がありますが、早期リタイアは誰も気にしないでいい立場です。

 

早期リタイアをすると、真っ平な世界になる

 

早期リタイアをすると、社会の動きから隔絶されます。

 

例えばコロナの自粛では、普段から自粛生活に近かったので、影響は殆どありませんでした。

外部の世界の波は受けず、ひたすら真っ平な日常生活になります。

 

これを寂しいと思うなら、リタイア生活は苦痛です。

わたしは真っ平な日々の中で、自由に組み立てられる毎日が好きです。

 

負の感情に弱い

 

負の感情に弱い人に、早期リタイアをオススメします。

 

社会には他人に迷惑をかける人がいますが、そういう人にイラ立つ自分の感情に疲れます。

怒る事ができないので、我慢するしかないわけですが、我慢した分だけお金が貯まった気がします。

 

お金のおかげで、迷惑な人がいたらスッと立ち去れる自由を手に入れる事ができました。

自分の感情も波立たないし、我慢をしなくてもいいというベストな解決策です。

 

他人と争ったりする事が苦手な人は、早期リタイアが最適解です。

 

他人の不快な行動を見る事が減る

 

電車通勤していた頃、無賃乗車をする人間を見かけて嫌な気分がしました。

 

自動改札にキップを入れるフリをして、ゲートが締まっても無理やり通ってしまいます。

そうやって出られると、いつまでもアラートが鳴ってゲートが閉まったままで、後ろのわたしは通れなくなります。

 

ここでも他人に迷惑をかけられるだけの自分が、一方的に損をさせられるような気持ちになりました。

 

早期リタイアしてからは、無賃乗車する人間とは別世界に住んでいるので、遭遇する事がほぼなくなり快適です。

 

ですがこの前、登山に行った時に無人駅で、無賃乗車をする人間を見かけて朝から萎えましたが・・・

 

リタイアすると、他人と争う必要がなくなる

 

早期リタイアすると、妖精のような存在になります。

 

他の人と同じ場所に住んではいますが、2.5次元あたりに住んでいるかのような感覚です。

 

現役時代だったら嫌悪感を抱きそうな相手がいても、早期リタイア後は

 

「あっ、この人は別の世界の人だし・・・」

と、すぐにどうでもいい気持ちになります。

 

『自分はこの人のような現役生活を経験したけど、この人は早期リタイアの世界を知らない』

そう考えると余裕が生まれて、理解しあえない事も当然だと思えます。

 

同じ妖精の世界の住人の、早期リタイアした人同士だと、そもそも衝突の理由さえ無い気がします。

 

独身の人は早期リタイアしやすい

 

早期リタイアできる条件からも、独身の人が向いています。

 

独身だと誰かに辛抱させなくても、生活費を圧縮する事ができます。

 

わたしは特に一緒に居る相手に対して

 

『楽しませないといけない』

と義務的に思う事が多かったので、貯金のペースが落ちました。

 

独身でやっていく事を選んでからは、楽にリタイア資金が貯まっていきました。

 

 

独身は一足先にリタイアしてもいい

 

少子高齢化で独身が悪いみたいな風潮がありますが、これは間違いです。

 

実は1974年に、人口が多すぎるとして抑制する事が提言されました。

これが功を奏して、出生率が右肩下がりになっていきました。

 

しかし予想外に医療が発達して、高齢化が進んだために少子高齢化になりました。

政治家は票の都合で高齢化が問題とは言えないので、少子化対策だけ言ってきます。

 

そんな風にいい加減なので、世間のノイズは聞かずに、リタイアを選択しても構わないのではないでしょうか。