面接の練習は一人でできる【職歴ズタボロでも受かった方法】

面接の不安を解消する

 

わたしの職歴は、かなりひどいものです。

 

平均より多くの年収をもらうようになってから、周囲の人を見まわして自分より職歴がズタボロな人はいなかったです。

 

学校は偏差値測定不能な専門学校(すでに倒産)だし、卒業後に始めて働いたのは交通誘導か物流センターの仕分け(1日で飛ぶ)のバイトでした。

 

バイトなんて尊厳を傷つけられる嫌なことだらけなので、長続きしないのでしょっちゅう辞めていました。

 

バイトの身分はうっぷんをぶつけられやすく、不遇な正社員とか職業不詳とかに嫌な思いをさせられました。

 

そこで地位を上げるべく就活を決意したのですが、その時には職歴に書けない仕事ばかりで6年ほど過ごした後でした。

 

この職歴を前にして、わたしの面接の練習は決まりました。

その結果、恥ずかしい自分の職歴と就活をする今現在の自分を切り離し、自信満々に面接を受ける事ができました。

 

面接の練習は、職歴との切り離し

 

ズタボロの職歴を抱えていると、自分を恥じる気持ちが生まれないですか?

 

恥ずかしい時には人前に立って、視線を浴びるのも怖いです。

注目を浴びる面接には最悪のコンディションです。

 

なので面接の練習としては、過去の職歴と今の自分は全く関係がないというのをアピールできるようにします。

 

練習はイメージトレーニングが先

 

ノックは三回とかお辞儀の角度とか、喋り方の練習などの優先順位は低いです。

 

まずは自分がなりたいキャラを目指す、イメージトレーニングが先です。

キャラクターの効果は大きく、バイトでペコペコしても怒られていたのが、あるトラブルの時あまりに疲れていて

 

『これは一定の確率で起こる現象である』

と、堂々としていたら怒られませんでした。

 

つまり、採用されて当然という姿を演じれば、採用される確率は上がるのです。

その最初の段階が、キャラのイメージを明確にする事です。

 

わたしの面接でのキャラクターはディカプリオ

 

タイタニックのレオナルド・ディカプリオの役どころは、貧乏ながら上流の人達と肩を並べる自信のある青年でした。

 

これがズタボロの職歴で就活をする際のキャラクターにピッタリでした。

映画のディカプリオは自信があるのに傲慢ではなく、好感が持てるキャラでした。

 

話し方や表情の作り方を練習し、鏡の前で自分の顔をコントロールできるようにしました。

顔は表情筋肉でできているので、顔面体操などをするとコントロールできるようになります。

 

顔面体操は顔のモッサリがなくなるので、就活以外でもオススメです。

 

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今のオススメは米ドラマのSUITS/スーツ

 

今、就活をする人にオススメなのはアメリカの弁護士ドラマの『SUITS/スーツ』です。

 

陪審員制のアメリカの裁判では、弁護士のアピールは非常に重要です。

何かつっこまれても動揺しないで、自信満々にクライアントの権利を主張します。

 

ちなみにドラマ名のSUITSですが、ドラマの弁護士が仕立てのいい高いスーツを着ている事からきています。

 

短期的に自信をアップするなら、スーツや靴などの物に頼るのもありです。

”拡張自我”というもので、ブランド物の価値を自分の価値のように思う心理が働きます。

 

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職歴と自分を切りなす具体的な手法

 

わたしがズタボロの職歴と縁を切った方法は、職歴を他人ごとにすることでした。

 

過去の自分と今の自分を切り分けて考えることで、自信のある自分を演出できました。

過去の職歴に縛られている人は律儀に自分ごととして引きずっていますが、別人格がやった事にしてしまいましょう。

 

 

面接で職歴を解説する際あなたは弁護士の人格になって、他人がした事のように職歴を説明してください。

 

 

多重人格で面接を乗り切る

 

前述の通り、自信満々な雰囲気は採用されやすいです。

 

それを邪魔するのが、過去の経歴の汚点です。

このギャップに苦しんだら、多重人格で乗り切りましょう。

 

そもそも多重人格というのは、あまりにキツいストレスを受けた人が心を守るため、もう一人の自分を生み出すものです。

 

面接で使うと緊張しなだけでなく、例え不採用でも他人事のように思えてダメージを減らせます。

冗談のように聞こえるかも知れないですが、わたしは至ってまじめに体験談として話しています。

 

強みがなにも無いなら、例え多重人格まがいの事でもやって損はないです。

 

後悔の念も他人事で表現

 

過去の失敗を話す時に、苦悶の表情を浮かべて感情たっぷりに言うのはやめましょう。

 

本当にダメな人に映ります。

かといって自分の職歴なのにあまりにも他人事な感じだと、面接官に反省の無い人だと思われます。

 

だから若干の後悔の念は必要です。

その表現の仕方は弁護士のようにします。

 

『彼は知識が少なかったために判断を誤りました。

しかしその失敗を受け止める事によって、次の判断を正解に近づけるようになってきました。

そうして今、ようやく御社の門を叩けるほど判断力がついてきました』

 

みたいに、非を認めているようでケムにまいて、逆にアピールにつなげます。

 

言う事は自然と浮かぶ

 

イメージトレーニングでディカプリオや弁護士風になれたら、セリフも自然と浮かんできます。

 

事前に決めたセリフを練習して、一言一句間違わないよう面接で再生する人がいますが、聞いている方がヒヤヒヤします。

 

わたしが面接官をやった時、事前に決めたセリフを言いたいがために、質問と全くかみ合わない人がいました。

 

事前に決めたセリフがいくつか飛んでも構わないので、相手の言葉を拾えるようにしてください。

恋愛だって、しゃべる人より聞き上手の人の方が好感を持たれるといいますよね?

 

 

言葉以上に表情が大切

 

人間が言葉を使う前、コミュニケーションは表情やボディランゲージで行われていました。

 

とはいえここは日本なので、アメリカのように大きな身振り手振りは合いません。

日本人がこのむ控えめな表情や仕草を練習してください。

 

笑いさえも演技が必要で、面接の場で

 

「どぅわははっ!」

とか心の底から笑うのは場違いです。

 

かと言ってウソ笑いも冷めるので、本当に楽しみながらも素敵な笑顔くらいに抑えてください。

 

面接では余裕を演出

 

バイトという地位で色々な場面に遭遇しましたが

 

「経済的に豊かな人の方が思いやりがあったな・・」

と思わされる事が多かったです。

 

こういう事を言うと反論で

 

『お金があるから余裕があるんだ』

という意見がでますが、それは違います。

 

わたしは今40代になりましたが、20代から知っている人達の内、お金がない頃から余裕のある人が経済的にも豊かになっていきました。

 

わたしも月収15万円くらいの頃から、他人にうっぷんをぶつけるような事はありませんでした。

 

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余裕がある人が好かれる

 

余裕を演出できる人が富みやすいのは、人に好かれるからです。

 

お金は人について回る性質があるので、人が好む態度がお金を呼び込みます。

面接では自信や余裕が成功の近道です。

 

普段から余裕のある人物を装っていると、やがてそれが

 

習慣となり

性格となり

 

そして現実でもお金に余裕が生まれる社会的地位になっていきます。

 

就職・転職をしてわたしに余裕が生まれた経緯は、別カテゴリーに書いているので、よければ読んでみてください。