フリーターはダメですか?
ダメではないですが、うさ晴らしに怒られるので悔しい思いをします
わたしは年収200万円以下のフリーター時代を、感受性が豊かな20代半ばまでやっていたため、強く印象が残っています。
薄給なだけなら我慢ができましたが、理不尽な扱いが多すぎる事に耐えられませんでした。
色々なポジションを経験しましたが、フリーター時代ほどイヤな思いをした立場の時はありませんでした。
そこから就職して正社員になり、転職を何回かして、最終的に資本金が多い会社の役員になりました。
その間にあらゆる階層の人々と接しましたが、上に上がるほど立場が弱い人間に辛くあたる人は減っていきました。
今現在フリーターの方は理不尽さをバネに、自分の適性を見つけて一点集中で現状を突破してください。
フリーターのデメリットは、マウンティング最弱の立場
フリーターをしていてお金が少ないというのは、支出が少ないので我慢が出来ました。
ですが、程度の低い人たちに理不尽な扱いを受けるのが我慢できませんでした。
程度が低い人たちというのは、更に弱い存在にマウンティングを仕掛けてきます。
その人たちというのは、一般の会社に入れないレベルの人が多くて、劣等感とか妬みの感情を強く持っています。
それをぶつけるのに、
言い返せない=弱い立場の人
を求めます。
説教というより嫌味
ビルの窓ふきのバイトをしていた時、窓にフィルムを張る工務店みたいなところから、バイト先の会社に依頼が入りました。
窓ふきだけでなく、フィルムを張る仕事込みでという、ちょっと変わった仕事です。
この時点で、工務店みたいな所がキナ臭いというのがわかります。
『何で自前の作業員がいないの?』
後にわかりますが、社長は誰にも慕われないのでついてくる人がいないのです。
作業は複雑な工程がない簡単な仕事で、後は作業ヵ所の順路や段取りを考える事で、作業時間が減らせます。
あまり物事を考えない社長
窓ふきのバイトは日給制で、早く終わらせても満額もらえるので、我々バイトは段取りを考える習慣がありました。
それをフィルム張りの仕事でもやりました。
簡単な仕事で、数日もやると工務店の社長以上に早く作業をできるようになります。
社長のおじさんは何か文句が言いたくてしょうがないのか、我々にピントがズレた説教をしてきます。
1手先しか見えないから、こちらが3手先まで含めた段取りでやっていると理解ができません。
バイトの先輩が作業を止めて意味を説明すると、半分くらい理解して、どこかに消えます。
わたしより前の週から作業に入っていた先輩は、このやりとりを何度もしていたので、社長が苦手意識を持ったのかあまり絡まなくなりました。
その代わり、新しく入ったわたしに絡むようになりました。
キレる老人をなだめすかすような毎日でした。
フリーターが接する人
この社長のように思考が足りない人は、自分の至らなさを認めるような事をしません。
相手をけなして、劣った自分をごまかして、自我を保とうとします。
普通の会社であったら、部下のパフォーマンスを上げる事を考えますが、この工務店の社長は普通の会社に入れないレベルです。
社長と言っても従業員がほぼいない、一人親方のような実態だと思うので、単なる個人と変わりません。
嫌な人間だから、誰もついてこないので従業員が足りないのです。
そのレベルの人間にマウントを取られるのが、フリーターという立場です。
小言しか言わない
後に社会経験を積んで、この社長(自営業)みたいなレベルの低い人間は、小言や文句しか言っていなかったことがわかりました。
もしも正解の物言いが出来るなら、一人親方でくすぶっているわけはありません。
彼らが人にすり寄るのは、個人力が低いので誰かを食い物にしないと生きられないからです。
情報が共有されて日本人が近づかなくなると、時給350円で外国人実習生を使ったりします。
程度が低い人には、近づかない事が、ご自身の人生を豊かにする第一歩になります。
抜け出す時にパワーが必要ですが、それは一時のことです。
どの会社にも燻った社員はいる
会社員生活でも、初期の頃には弱者をいびる人間はいました。
けど、そういうのは会社の中で燻っている人間です。
彼らはいつのまにかフェードアウトしていきます。
実績を上げて、彼らと立場が入れ替わると、驚くほど態度が変わりました。
上に媚びて、下に横柄という、卑屈な人間性をした人たちです。
恥ずかしくないのかな? と思いましたが、そういう生き方しかできないのだと思います。
接する一般人
程度が低い人間より立場が下に・・・
交通誘導のバイトの時は、改造した型落ちセダンに乗っているような、程度が低い人間に罵倒されたおしました。
普通の片側交互通行ですが、止められた事に憤って、喚き散らします。
こらえ性のない子供のように不満を感じたら、即クチに出さないとすまない性分の者が多いです。
底辺の人が礼儀正しいとか、正義感が強いって言ってる人は、どういう世界を生きてきたのでしょう?
立場が弱い人に強く出るのが彼らの本質です。
そんな人間の憂さ晴らしの相手をさせられるのが、弱い立場の人々です。
誰も助けてはくれない
他人に期待をして、生活が良くなった人を知りません
連立政権とか、政権交代とかを経験しましたが、フリーターを助けてくれる人はいないと思った方がいいです。
親がある『庶民の味方の党』の支持者でしたが、お金と時間を取られるだけで、本人の生活は何も良くなりませんでした。
派遣社員に関しても、3年で直接雇用のルールが出来たら逆効果だったし、結局は自分で身を立てる以外にありません。
安易に他人を頼ると、ただの養分にされてしまいます。
フリーターの屈辱をバネにする
フリーターから就職に挑戦する時に、何度も落ちる経験をするでしょう。
しかしその屈辱よりも、程度が低い人間にマウンティングをされ続ける方が苦しい状態です。
ストレスは、より高い場所を目指す時の原動力に使うのが正しい発散方法です。
お酒や遊びで紛らわしても、根本的な解決にはなりません。
どれか一つだけでいいので、適性を見つける
どれか一つだけでいいので、自分の適性を見つけてください
前述の自称社長は、自分の無能さを認められない人でした。
フリーターから脱却するためには、自分ができない事を認めて、出来る事を浮き彫りにさせていきます。
変に万能感を持ってしまうと、得意なものがわからなくなってしまいます。
他人より平均値が低いとしても、どれか一つだけでも得意(好き)なものがあれば、そこに一点集中します。
学校の勉強では複数科目の平均を上げないと評価されませんが、実社会では一つだけ抜きんでていれば、才能として評価されます。
適正の見つけ方
自分の人格を測るテストを何種類か繰り返し、強い方向の分野を見つけてください。
あるいは、これまでのバイトで自分が嫌だと感じた作業を抜き出し、共通点を見つけてください。
それと正反対の方向性に、あなたの適性が見つかります。
方向性を見つけたら、成功するまで行動をするだけです。
途中でかんしゃくをおこさずに、ひたすら成功した時の事を思い浮かべて、人生を成り立たせてください。
他人を踏みつけにするような人間が多い世界から、泥水を啜ってでも這い上がってください。
フリーターが就ける仕事は辛い
人生で一番つらかったのは、フリーターの期間でした
フリーターが就ける仕事というのは、社員が面倒くさがってやりたくないものや、待遇が悪いのでやりたくないものばかりです。
バイトは責任がないと言われがちですが、バイト仲間同士を意識して、変な仕事はできなかったと記憶しています。
後に億単位のお金を扱いましたが、緊張感についてはバイト時代と同じでした。
フリーターが大変だと感じている人は、給料に応じて大変になっていくと想像しがちです。
ですが、実際は理不尽な事は減っていくようになります。
フリーターでいるとマウンティングなどで、自信を奪われてしまう事がデメリットです。