底辺界出身の人は、底辺界のリアルを知っています。
なんか、昆虫みたいな行動の人とかが多いです。
底辺と犯罪界は間違いなく近い世界で、クロスオーバーで境界があいまいです。
底辺バイト時代、同僚が泥棒だった事があります。
窃盗犯って普通は警察の拘置所とかに居るものですが、底辺ではすぐ隣にいます。
底辺は仕事ではなく、人間性のこと
底辺と呼ばれる仕事は、間口が広くて学歴や職歴が悪い人でも入る事ができます。
フリーターだけでなく、建築作業員なども底辺に分類されやすいです。
しかし、そこに身を投じた人ならわかりますが、キッチリした人はいます。
そういう人が出世をしていく公平な世界です。
一般企業に入って、だらだらと適当な事をやっている人より、はるかにちゃんと仕事をします。
一方で、いつまでもほぼ日雇いのような建築作業員も居て、中学生ヤンキーみたいなマインドで悪さをしながら生きています。
この人間性こそが『底辺』です。
人間性の程度が低くて、就ける仕事は間口が広い仕事しかないため、フリーターや建設関係に集まりやすいです。
真面目に働く人にとってはイメージダウンになる、迷惑な存在です。
人間性が腐った底辺は、自分への批判を職業差別にすり替えるため、職業全体がイメージダウンになります。
清掃のバイトで同僚が窃盗犯だった話
ビルの窓ガラス清掃のバイトをしていた頃、同じ会社に床清掃の作業班がありました。
ビルの窓ガラス清掃は若い者が多く、床清掃は給料が低く門戸が広いため、素性の知れない年配者が多かったです。
窓ガラス清掃と床は一緒に入る事はないですが、同じ現場を共有しています。
床清掃は机等を移動させて行うため、現場のクライアントの職員の人たちには部屋から出てもらいます。
その現場の一つで、職員のサイフが無くなるという事件が起こりました。
底辺は犯罪さえも低能
サイフが無くなっても、すぐにこちらの会社が疑われる事はありませんでした。
清掃のどさくさに紛れて、クライアントの職員の誰かが盗んだ可能性もあります。
しかし、翌月もこの現場で床清掃が入った時に窃盗事件が起こりました。
この2件とも、比較的最近入ったAという人間が現場にいました。
しかもこの2件の間に、会社の待機所の電話代が前月の10倍以上の、20万円になるという事件がありました。
待機所は荷物置き場にもなっていて人気がほぼない時が多く、わたしがAと出くわした時、Aがやたら饒舌に話してきたのを覚えています。
事件から1週間くらいでAは姿を消しました。
ドラマだと他に真犯人が居て、疑われたAが実はいいヤツという話が多いですが、現実は違います。
愚かで想像力がないので、すぐにバレる短絡的な犯罪を起こします。
短絡的なのでキャリアを築けずに、低レベルな職を転々とします。
床清掃で仕事ぶりがキレイだった人
床清掃には、前述の窃盗犯の他にも、素性が知れない柄の悪いおじさんとかが多くいました。
たまに窓ガラス清掃と床清掃が一緒の現場があり、仕事ぶりを見る機会があります。
何かとサボろうとするおじさんが多い中、少し若い人がテキパキと動いて、キレイに仕事をしていました。
仕事の所作や仕上がりがキレイで、他のおじさんと明らかに違っていました。
最近、ネットでそのおじさんが清掃の会社の社長になって、表彰されている記事がありました。
職業に貴賎はなくて、クズが仕事のイメージダウンをしているだけです。
底辺から成り上がっていくのが楽しい
フリーターから、最終的にITベンチャーに転職をして高給を取るに至りましたが、一段ずつ上っていく過程が面白かったです。
スタート地点が低かったので、上がる階段が多くて何度も楽しめました。
底辺の場でベストを尽くし、次の段階に進んでも同じようにベストを尽くすと、さらに引き上げられていきます。
金持ちの家で、親が最初から子供にブランド服を着せたり、豪華なパーティーを施すのは可哀そうに思えます。
RPGで最初から豪華な装備を身に着けているのって、あんがい楽しくないものです。
自分でレベルアップしつつ身に着けていく過程が楽しめません。
そういう子は、自分の能力を感じられずギャンブルやクスリに走って破綻していきます。
底辺の人間と同化しない方法
わたし自身が底辺の中で生活していましたが、彼らと同化する事は避けていました。
底辺は『プライドを傷つけたら怒る』と説明しますが、それは違います。
コンプレックスが強いから、キレて攻撃的になるだけです。
自分に誇りが持てる行動を、少しずつでもいいのでやる事です。
毎日、ほんの少しでも向上すれば希望が持てます。
状況を大きく変えたい人には、プログラミングをおすすめしています。
わたしが試して一番簡単で、仕事にも活用できた方法です。
色々な職業に就く時に役に立ちます。