舌打ちをすると700円の損だから、社会人はしないほうがいい

社会人

 

年収が200万円から2500万円に上がっていく過程で、800万円を超える頃から舌打ちを聞く頻度が減っていきました。

 

自分でもしていた事があったし、周りにもイラッとすると瞬時に舌打ちをする人がいた頃は、年収が低かったです。

 

年収が上がるにつれて、舌打ちでいら立ちを解消するような人はいなくなったのは偶然ではなく、理由があります。

 

なぜ舌打ちをすると損なのか?

 

舌打ちって他人に不満を感じた時に、相手に不快感をあらわす行為ですが、それで気分が晴れるでしょうか?

 

わたしの場合は気分が晴れないだけでなく、自分が舌打ちをする程度が低い人間という事に嫌悪感を抱いてしまいます。

 

それに舌打ちを聞かされる周りの人も、不快な気持ちにさせられます。

周囲の人のひんしゅくを買ったダメージは、舌打ちをした人が受けます。

 

ダメージと言っても、周囲の人に直接何かをされるわけではありませんが、悪感情は抱かれます。

こういう目に見えない悪感情というのは、臭いのように本人について回って、社会のあちこちで拒絶をされるのではないでしょうか。

 

目に見えない感情の影響は明確ではないですが、年収が高い人には、迷信めいていますがゲンを担ぐ人が多かったです。

 

目に見える影響としては、舌打ちをすると顔に嫌なクセがつきやすいです。

 

舌打ちをする顔になる

 

舌打ちをする時の顔って、すごく嫌な顔ではないですか?

 

人の顔は表情筋によって、感情を伝えるように出来ています。

言葉の無い猿なんかは、顔芸なみに表情筋を使ってコミュニケーションをしています。

 

 

人間もこの名残で、無言でも顔で内面を表す事ができます。

だからすぐに舌打ちが習慣化していると、顔の筋肉も嫌な表情にクセがついてしまって、人が寄り付かなくなる顔になります。

 

35歳を過ぎたら、顔つきと内面はかなりシンクロするようになります。

当然、嫌な顔をしている人と一緒に仕事をしたいと思う人はいないので、チャンスを逃します。

 

 

安易な解決法だからダメ

 

舌打ちは単に悪感情をあらわすだけで、何の解決にもなりません。

 

特に些細な事で舌打ちをするような人は、社会に悪感情を一つ生み出した事になり、そのツケが回ってきます。

給料の安い会社で働いていた頃、舌打ちが習慣化した30半ばくらいの人がいました。

 

朝の電車の通勤の混雑した駅で進まないのがイラついて、他の乗客のかかとを何度も蹴って口論になったとか、そんな事を武勇伝のように話す人でした。

 

「ちっ、なんだよ」

が常とう句で、飲食店とかいろいろな所で法に触れない範囲で、不快感をまき散らしていました。

 

詳しくは書けないですが、その人は健康と収入を一度に失って、社会から退場していきました。

 

1回700円の損

 

舌打ちの損失を計算すると、1回につき大体700円の損になります。

 

これは舌打ちする事によって問題を解決しようという意欲が失せて、さらに自分の尊厳を損なう行為に対する損失です。

 

700円という額は安いように見えて、舌打ち程度で取られるにしては大きな額です。

しかも1回で700円だとしても、2回目は4900円に跳ね上がります。

 

この損失が積もって、生涯年収に数千万~億のマイナスを発生させます。

マイナスを取り返そうとする人が、場外馬券場とかパチンコ屋に通うようになり本格的に終わっていきます。

 

舌打ちする人が多そうな場所は、大体決まっています。

 

舌打ちで失せるやる気

 

舌打ちをする人が没落していくのは、やる気が失せていくからです。

 

例えば電車で嫌な人にあたった時、二つの解消法があります。

 

・相手に舌打ちをする

・電車に乗らなくてよくなるよう頑張る

 

人が不満を感じた時は、状況を変える意欲が高まります。

なのに舌打ちをするような人は、上昇するための意欲をつまらない事に費やしてしまっています。

 

わたしは電車で沢山の嫌な思いをしたし、理不尽な事で舌打ちをされたりもしました。

それらのうっぷんを仕事にぶつけ、会社の徒歩圏内に住めるようになり、電車通勤を10年くらいであがる事ができました。

 

更に早期リタイアをして、日常的に舌打ちを聞くような事は皆無になりました。

 

舌打ちは自傷行為

 

安易な方法でストレスを紛らわせる行為は、自傷行為と変わりません。

 

ストレス発散のために暴飲暴食する人も、肥満など状況が悪化するだけで、更なるストレスを呼び込みます。

舌打ちもそれと同じで、自分を苦しめるだけです。

 

通勤する人で、たまにすごく顔を歪ませている人とかがいます。

こういう人って既に我慢の限界で電車に乗るので、少しの事で舌打ちをします。

 

それで状況が好転する事もなく、より不機嫌になって舌打ちが中毒になって、嫌な人間が出来上がります。

 

最後に舌打ちをした時

 

わたしが最後に舌打ちをしたのは、20代前半の頃です。

 

ビルの窓ふきのバイトで、自動車会社の東京支社に行った時です。

そこの守衛の人の態度が物凄く悪くて、出入り業者を下に見ていました。

 

ビルの窓ふきって屋上からロープで降りたり、アドレナリンが上昇する要素があります。

そんな興奮状態も少しあって、守衛の人に舌打ちをしてしまいました。

 

守衛の人は

 

「ちっ じゃないだろー!」

と余計に態度が悪くなるし、窓ふきの会社の社員の人には怒られるしで、いい事は一つもなかったです。

 

それが舌打ちをした最後で、以降は不満があれば仕事にぶつけて、最終的には役員になれました。

 

守衛の人から学んだのは、

 

『立場を利用して横柄な態度はとるまい』

という戒めで、このおかげで出世をする事ができたと思います。

 

不遇だから舌打ちをするのではない

 

『衣食足りて礼節を知る』

 

という言葉を曲解して、

 

『態度がわるい人は、お金が無いから不機嫌なだけ』

みたいな発信をするオールドメディア(真に受ける人を含む)があります。

 

ですがわたしが歩んできた低収入の世界では、収入が少なくても我慢をする人は居ました。

そういう人はチャンスを掴んでいき、態度が悪い人は、ますます不機嫌になっていきました。

 

つまり、不遇だから舌打ちをするのではなく、舌打ちをするから不遇になっていくのです。

あなたが誰かを手助けしようとする時、舌打ちをする人に手を差し伸べようと思うでしょうか?

 

すぐに不満を露わにするような人とは、関わりたくないですよね。

 

 

すぐに怒る人の例

 

ニュースを意識的に見ると、35歳以降に詰んで犯罪者になる人を見る事ができます。

 

すぐに怒る人というのは、先進国のように社会性が重視される世界では、貧窮していきます。

半グレや犯罪者を見るとすぐに怒る事で周囲を威圧し、自分の主張を通すオイシイ思いをしたとしても、35歳過ぎから上手くいかなくなります。

 

40・50代で逮捕される者を見ると、絶対に挽回できないだろうなと思います。

頭の構造がトラブルを起こすよう固まっていて、変わる要素が見えません。

 

例えば先日、煽り運転で捕まった40後半の男の余罪で、マスクの押し売り時に録音されたものを聞きました。

 

男はマスクを注文より多く売りつけ、その分の金を寄越せと迫ります。

 

被害者が反論すると

 

「うるせー お前は俺の言ったことをやればいいんだコノヤロー!」

など、全てにコノヤローをつけて圧迫します。

 

被害者との接点は、自分がよく行く飲食店の常連同士ということで、金に困っているのか飲食店にも因縁をふっかけています。

 

こうして自分で生きにくい世界を作っているから、彼の世界は今後も怒りに満ちたものでしょう。

 

 

舌打ちする人に腹を立てる必要はない

 

舌打ちをする人がお金を失う仕組みは、前述の通りチャンスが回ってこなくなるからです。

 

その分のチャンスが、舌打ちをしない人の所に回ってきます。

このチャンスの仕組みは、わたしが年収200万~2500万といういろいろな階層の人を見てきて感じた事です。

 

人は社会性の中で発展してきた種なので、舌打ちのように多くを不快にさせる行為は必ずペナルティがあり、逆に我慢をした人には恩恵があります。

 

だからわたしは舌打ちを受けると、すぐに頭の中で自分に回ってくるお金に換算して、得したような気持ちになります。

 

舌打ちをした人はその分貧しくなるので、腹を立てる必要はありません。

人の行動は気分に左右されるので、自分が良い気分をキープしていると、良い行動を選択できます。

 

それが不満気に生きて貧しくなる人と、反対の道を進む方法です。

 

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