Mr.ビーンみたいな、メチャクチャな失敗をする人がいます。
間に入ると、ブラックホールのように情報が消え去る事も多いです。
そういう人に、客や同僚として遭遇すると大きなダメージを負います。
二択でどちらかを選べばいいところを、亜空間から三択目を持ってきてひどい失敗をしたり、想像がつかない事をします。
彼らの長所は気分転換が早いという事ですが、それゆえに失敗をすぐに忘れて同じ事を繰り返します。
一体、彼らの頭の中はどうなっているのでしょう?
仕事ができない人は脳内でスパークしている
人間の脳は、電気信号によって情報伝達をしています。
メチャクチャな失敗をする人の行動を見ると、脳内で電気がスパークしているかのように、想像できない行動をとります。
事後、本人に動機を聞いても本人さえ行動の理由がわかりません。
この特徴が出やすい人を観察すると、本当にカミナリに打たれたのかと思うほど、前後関係が繋がらない動きをします。
仕事の失敗というより、奇怪な行動で恐怖を覚えます。
基本メモをとらないし、とっても忘れる
彼らの頭の中に仕事を記憶する箱が二つだけあって、それだけで仕事を回します。
二つの仕掛の作業がある中で、もう一つ予定がはいったら、どれか一つが消え去ります。
だから忘れることが多いのです。
なのに、なぜか自信があってメモを取ろうとしません。
学習の過程でノートを取らなかったのでしょうか?
メモは要点を書くものですが、恐らく『要点』が何なのかさえ理解できていないのでしょう。
とにかくメモというツールを有効に使いません。
パターンで覚えない
仕事のやり方を教えても覚えられず、シンプルなフローにしても覚えられない人がいます。
どうも、パターンで覚える事をしないようです。
例えば新宿駅で電車の乗り方を教えても、五反田駅から乗る場合は教えなおさないといけません。
数駅教えると、最初に教えた駅の分は忘れるので、永久に教え続けないといけません。
パターン = 公式 を当てはめる事が出来ないです。
段取りがなく、行き当たりばったり
段取りは将棋のようなもので、数手先を考えて組むものです。
仕事ができない人は、ロボット掃除機ルンバのように、とりあえず動いて障害物に当たって方向を変えるような事をします。
ぶつかるまで失敗をよけようとしません。
仕事ができない自覚がない
本人は自覚がないので、自分の行動に自信があります。
普通は失敗したら原因を究明して、再発を予防しようとしますが、仕事ができない人は振り返りません。
経験が積み重ならず、過去にやった事でも常にぶっつけ本番のようにやります。
以前できた事でも、成功のパターンを忘れているのか新しい方法でやって失敗します。
行動をする時に脳内で過去の記憶にアクセスする前に、興奮して反射神経で行動をしてしまいます。
最近、戦慄を覚えた仕事
300万以上かけたある夫婦の結婚式で、式場の仕事に震えました。
・式場は一日一組のはずなのに、他の結婚式が入っていた
・最上級4000円の飲み放題プランなのに、実際は1500円のものが出てきた
・ケーキ・コーヒーの後に巻きずし
・引き出物の中に原価の発注書
式場は一日一組のはずなのに、他の結婚式が入っていた
プランナーの説明では、
「一日一組のため、前日の夜から会場の装飾は自由にやっていい」
という説明があったそうです。
それが式の2週間前に
「午前中に会議で式場を使うので、装飾は不可」
という説明に変わりました。
実際は会議ではなく別の結婚式だったそうで、別の新郎新婦と鉢合わせする場面もあったそうです。
最初になぜ、不確実な一日一組という説明をしたのでしょうか。
更に「会議」と、しょーもないウソを選択するのも、仕事ができない人の特徴です。
論理性がある人だったら、短絡的なウソが損であることを知っています。
しかし論理性がない人は、その場しのぎの行動が染みついていて、浅はかなウソをつきます。
最上級4000円の飲み放題プランなのに、実際は1500円のものが出てきた
プランの選択肢なんて限られているし、毎回の式で似たようなパターンで行動をすればいいだけなのに、仕事ができない人はパターンで覚えようとしません。
毎回、初めてみたいな仕事の仕方をします。
本当に失敗を活かしません。
ケーキ・コーヒーの後に巻きずし
この結婚式が行われた地域の奇習とかではなく、単なるタイミングの間違いです。
これも出す前段階で、順番が飛ばないように配置しておくとか、スペースがないなら大きめの紙に品目書いて、出したらレ点でも入れればいいのにと思います。
仕事ができない人は、脳内で完結させようとします。
引き出物の中に原価の発注書
これも意味がわかりません。
打ち合わせの段階で夫婦とイザコザがあった式場関係者が、嫌がらせで混ぜたのでしょうか?
それとも単純に、引き出物の商品近くに発注書もあったので、混ざりこんだのでしょうか?
袋詰めの作業なんて、定型のパターン化をすればミスなく効率よく行えますが、仕事ができない人はパターン化をしません。
ホテルの評判が落ちる
この結婚式場はホテル内にあり、更にホテルは全国に展開しています。
今回の件で、この系列のホテルの評判が落ちるのは免れません。
さらに事後対応も悪く、謝罪文の発表なのに内容が謝罪でなかったり、頭の回路が逆についているかのように状況を悪化させます。
仕事ができない人はミスがあった時にリカバリーしようとせず、更に悪化する行動をとります。
他の結婚式場のミス
この式場以外にも、やたらと発注ミスがあります。
「はじめてのおつかい」
じゃないんだから、言われた発注くらい普通にできないのかと思います。
ただ普通に右から左へ情報を流すだけなのに、間に入ると情報を捻じ曲げてしまう人がいます。
頭の中の回路が間違ってついているとしか思えません。
仕事ができない人は、興奮するか否かで行動をきめる
彼らの脳は行動を決める時、
興奮する・しない
という判断基準で、興奮する行動を取ろうとします。
だからメモを取らないし、沈思黙考する事もできず、ひたすらカミナリに打たれたような行動をとります。
脳が興奮中毒なので、仕事には向いていません。
苦手な仕事を後回しにする
ダメな人は苦手な仕事を後回しにして、期日ギリギリで着手します。
ただでさえ苦手な仕事なのに、時間的な制約も相まって必ず失敗をします。
単に嫌だから後回しにするだけでなく、期日ギリギリという興奮要素を付け足します。
例えば期日が5日なのに、5日になってから着手する人がいます。
それでミスをして、期日もオーバーになります。
段取りが悪いので、常にあわただしい
大した仕事量でもないのに、常に慌ただしい人がいます。
本人は仕事をたくさんこなしているつもりですが、単に段取りが悪いので無駄に時間がかかっているだけです。
一緒に仕事をすると、多くの時間を奪われます。
二点伝えても、一点しか頭に入らない
本人がやった事について、二点の誤りを指摘して修正するように伝えると、一点しか修正しません。
これは一点の誤りを修正している間に、もう一点の事が意識から消し飛ぶためです。
だからこちらが本人に代わって、記憶の管理をする必要があります。
一点が終わったら、もう一点を指摘してあげるという手間のかかるものです。
仕事ができない人はウソが習慣化している
仕事ができない人は、事後に何とかしようとする事が多いので、ウソが習慣化しています。
しかし論理性がないのでウソも辻褄があわず、すぐにバレるウソしかつけません。
骨っコをバレバレの場所に隠して、こちらを警戒する犬に接する気分です。
パソコンを嫌う
仕事ができない人は、パソコンとの相性が悪いです。
嫌うというより、火を恐れる野生動物みたいな感じです。
数字の間違いが多い人のやり方を見ると、電卓で打ったものをパソコンに転記していました。
パソコンの表計算で完結できるのに、わざわざ電卓を挟んで間違いをしていました。
パソコンというツールは、仕事ができない人にとっては邪魔なツールなようです。
彼らは利便性ではなく、興奮する仕事が好きです。
ソフトよりも単純な電卓で、指をガチャガチャ動かしたいのでしょう。
メールは埋もれる
メールを読んで何のリアクションもとらないまま、他の事に着手してメールを埋もれさせます。
『仕掛のメールは未読に』
と教えても、メールを読み捨てては埋もれさせます。
せっかくメールというツールがあるのに、電話で指示されないと動きません。
文字が静的なコミュニケーションだとしたら、声は動的で興奮するコミュニケーションなのでしょう。
付き合う方は疲れます。
仕事ができない人との付き合いは損失
仕事のミスが多い・治らない人との付き合いは、様々なものを奪われます。
彼らは
「ミスはお互い様」
と思っていますが、フォローしてもらう事が多い彼らにとっては都合の良い言葉です。
実際は一方的に世話になる関係性のため、フォローをする側は疲弊していきます。
自分の負債を他人に押し付けるような人もいるので、そういう人を切り捨てるのも必要です。
良心が痛むという人がいるかも知れませんが、自分の人生を大切にしてあげられるのは自分だけです。
それに仕事に向いていない人は、助けないで速めに他の適職に向かわせた方が本人のためです。