パワハラで退職したけど感謝しかない理由

パワハラ 転職の決断
パワハラを心の傷にしない方法です

 

パワハラを受けたのがキッカケで会社に残るか否か考えた結果、退職をした事があります。

しかしパワハラの当事者に対して、恨みの気持ちはありません

 

彼らは自分と同じような、バランスを欠いた人間を増やしたいので、他人に攻撃をするのです。

だから一線を引いて、同じように恨みの気持ちが多い人間にならないことが仕返しになります。

 

わたしは人生を立て直して資産を築き、二度と彼らより下にならないようにしました。

 

もしも我慢して会社に残っていたら、資産も貯まらずに、いつまでも暗い気持ちで仕事をしていたと思います。

 

だから今ではパワハラ社員の事を思い返す時、哀れみや感謝の気持ちが浮ぶようになりました。

負のエネルギーを、正に変えて人生を豊かにする方法です。

 

パワハラで正社員の仕事を退職

 

フリーターから卒業しようと、就職活動をしてようやく正社員になれたシステム会社でパワハラを受けました。

 

新卒が皆で研修を受けているなか、中途採用で一人だけ半端な存在でした。

 

各自のやっている仕事がバラバラで、誰が上司なのか良くわからなかったです。

 

それでも仕事で『何かあったら聞く人』を紹介されました。

仮にH氏とします。

 

基本的に怒号が返ってくる

静かなオフィス

 

H氏は割と高い地位なのかも知れませんが、立場がよくわかりません。

 

質問をする時、システム開発会社なので考え事もあるだろうと、慎重にタイミングを伺います。

恐る恐る聞くとH氏は逆上して

 

「〇△#;$っダローッ!」

と絶叫します。

 

間仕切りが無い静かなオフィスで、絶叫が響きます

 

何かそれが周囲に申し訳なく思います。

このH氏は常時、会社にいるわけではありません。

 

何かを聞くと、8割くらいの確率で怒号で返されます。

 

指示を受ける時、一つでも質問をすると怒号で返されます

周囲の人に恥ずかしいし、聞くのをためらうようになりました。

 

会社を辞めるキッカケに

 

このまま会社に居続けるかを考えだし、会社に入ってから知った内情で将来性を割り出しました。

 

多分パワハラが無かったら、入社したら3年は居ないといけないという迷信にとらわれていました。

その結果、半年という期間で退職をする事になりました。

 

退職して、その後の転職の中で知ったのが

 

『パワハラをするような人間が上の方に立てる会社は、将来性がない』

という事です。

 

良い管理職は人に好かれるという共通項があります。

思考が多方向にバランスよく成長しているので、人格的にも安定しています。

 

パワハラ型の人は個人で仕事ができたとしても、管理職の適性を欠きます。

 

 

パワハラができる会社のレベル

 

プレイヤーとして実績を積むと、役職がつきます。

 

しかし、役職がついたら地のパワハラ気質が出て、組織にトラブルをもたらします。

管理職を管理できるかは、会社の上層部の力量次第です。

 

パワハラのおかげで、この会社のレベルがわかりました。

退職してからもしばらくは不遇の時がありましたが、H氏に人生を低迷させらる結果にしたくなかったので頑張れました。

 

パワハラで辞めた会社より良い仕事ができるようになったので、パワハラには感謝しかないです。

 

パワハラをする人の心理

猿

 

その後、多数の人を仕事で見てきた経験から判断すると、パワハラは衝動です。

 

大人が抑制できず、静かな業務の中で絶叫を上げるのは異常な行動です。

特にシステムエンジニア職と感情の爆発は、仕事の特性と相反します。

 

H氏の例だと、風体からもアンバランスさが伺えます。

 

まず体型が非常に太っていました。

それなのに首元にはオシャレの道具として、カラーピンというものが止められていました。

 

それがまるで風船の口元の留め具みたいでした。

 

髪は長髪で、スーツはスリーピースを着ています。

太っているのを放置して、非常にオシャレなファッションをしていました。

 

まず体型を改善するのが先なのに、矛盾を感じます。

 

それと絶叫が、まるで悲鳴のようでした

中学時代に学年で一人、何かがあると絶叫をして暴れまわる生徒がいました。

 

H氏もそれに似ていました。

 

パワハラをやり過ごす方法

絶叫マシン

 

H氏の絶叫を聞き続けている内に、後半は飽きを感じてきてしまいました。

 

最初の内は、黒ひげ危機一髪みたいな感じでハラハラしていましたが、当たり前になると驚きもありません。

 

H氏の絶叫が始まると、

(わたしは富士急ハイランドのアトラクションじゃないのに)

と思って、H氏がジェットコースターに乗る客のように思えました

 

 

今では罵声の内容は思い浮かばず、ただ絶叫コースターにのるH氏の姿しか浮かびません。

 

パワハラは脳に刻み付けるとトラウマとなって、その後の仕事に支障が出ます。

滑稽な事と変換してはいかがでしょう。

 

 

パワハラ当事者の後ろを見る

 

わたしは怒鳴られている時に、目の焦点をパワハラ社員を突き抜けて、その後ろ1mくらいの所に合わせていました。

 

 

ちゃんと聞いているように見えて、その後ろを見ているので、罵声を浴びても国道の騒音みたいにしか感じませんでした。

 

大体が中身のない事を喚いているいるだけなので、意識を集中して聞く価値はありません。

 

パワハラを受けた影響

 

深いストレスが加わるほど、強く記憶に刻まれるため、今でもその社員の事を鮮明に覚えています。

 

そのため、新しく知り合う人でパワハラ社員に似た特徴の人がいたら

 

『この人はうけつけないな』

と思って、深く知る前にシャットアウトしてしまいます。

 

切る事でリスクが減ったかも知れないし、チャンスを逃したかも知れません。

今のところは別に、切って失敗だったという事はないです。

 

パワハラに対する復讐

 

パワハラで退職した人の復讐は、訴えて慰謝料をもらうのが一般的だと思います。

 

急な退職で貧窮する場合にはありだと思いますが、わたしは別の手段をとりました。

後にIT業種で役員になったので、パワハラ社員がどれくらいの年収だったかは、大よそ査定ができます。

 

自分の年収がパワハラ社員よりも多くなった事で、実りのある復讐ができました。

負の感情に対して負で返すと、勝ったとしても虚しいものです。

 

負のエネルギーを正に変えてこそ、パワハラに対する復讐となります。

 

 

幸せになる事で、パワハラ社員に復讐する

 

パワハラをする人間は、少なからず不幸です。

 

よく見ると、どこかバランスがおかしいことに気が付くはずです。

わたしにパワハラをした人間は、パンパンに太っているのに大らかでなく、白目をむいてキレる人でした。

 

明らかに普通ではありません。

自分が変だから、他人の事も自分のレベルに引きずり降ろそうとするのです。

 

彼らの世界に引きずり込まれず、小さくても幸せを感じる生活を送れば、それが復讐になります。

 

辞めた会社の現在

 

その会社はまだ存続しています。

 

しかし社会経験を積んでから見ると、全く将来性のない事業を細々と続けています。

HPでは、請負派遣でやっている事を独自開発のように書いていたり、他の業務も時代遅れのものです。

 

建設関係で言えば、技術不要で単に人数合わせで使われる人工の扱いです。

就職活動していた頃はネットに情報も少なく、普通のシステム会社だと思っていましたが、見返すと非常にレベルの低い会社でした。

 

渦中に居る時は、自分のいる環境をなかなか冷静に判断できません。

 

会社から出る事で、人生の新しい道が開けました。

パワハラができる会社は、構造がおかしいので居続ける価値はありません。