株式会社を起業して、成功した理由

年収アップの方法

起業って、成功するか不安なんですが・・・

準備段階で、ある程度わかります。

成功の確信が持てなかったら、やめればいいだけです

 

わたしは内向的で、人の前に立つタイプではないですが、チャンスに恵まれて起業する事ができました。

 

数少ない人付き合いの中で、起業をするタイミングが合った人たちと共同出資で、株式会社を起ち上げました。

 

後に社員数は3桁になり、IT業種としてはそれなりの人数だと思います。

しかし起ち上げたと言っても、わたしは代表の立場ではありませんでした。

 

トップではなくても、仕事の自由度と収入に関して、満足のいく働き方ができました。

最高年収は2,500万円で、自社株も保有していました。

 

外資系社員で5,000万円とかあるので、収入的にはそれほどではないかも知れませんが、やる事を自分で決められるというのが大きかったです。

 

他方、同時期に起業して失敗する人たちも多く見てきたので、失敗の要因も書いていきます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

起業の準備

 

スポーツの大会でも優勝の結果って奇跡ではなく、事前の練習によってほぼ決まらないでしょうか?

 

起業もそれと同じで、成功する条件を満たしたから、起業後の結果がついてきました。

 

特にわたしたちの会社は、設立前に準備期間を1年設けて、会社スタートの前から地盤を固めていました。

 

設立準備期間

 

小さな会社を持っているメンバーや、自営だったわたしに仕事が振られて、準備期間中に新会社の経済基盤が作られていきました。

 

このあたり、パソコン一つで出来るIT業種の強みだと思います。

わたしは当時、無料で手伝っていた会社を間借りして、一人で準備期間中の仕事をしていました。

 

実際に会社を起業した時には、初期にやるような事は終わっていました

 

起業時の仕事

 

事務所は住居と会社が混在しているような、都心のマンションの一室でした。

 

最初の仕事は通販で買った机とイスを組み立てるというもので、内勤役のわたしが一人で組み立てました。

 

これが一番大きな仕事でした。

定款とか会計事務所関係は、共同設立するメンバーが準備期間中につないでくれていたので、難しい所はなかったです。

 

他の会社で経験がありますが、下手な会計事務所を選ぶと、社内管理が無駄に手間がかかるものになります。

 

わたしたちの会社が契約したのは、IT企業を良く知っている会社で、効率的なやりとりができました。

 

ハイレベルな会計事務所とつながれたのは、1年の準備期間中に他のメンバーがつなぎをつけてくれたおかげです。

 

仕事の滑り出しは順調

 

準備段階から仕事を回していましたが、起業して本格的にクライアントから仕事をもらうだけでした。

 

営業を担当する他のメンバーは、個々にクライアントを持っていたので、仕事は途切れなかったです。

 

わたしは社内のデータベースを作っていくのと同時に、広告の運用をしていました。

営業を一切しないで内勤に特化できたので、それほど難しくはなかったです。

一人で営業も内勤もしようとすると、複数の才能が必要になるので、一気に難しくなります。

 

 

起業の資金は300万円

 

会社の資本金を300万円にしました。

 

わたしはその数分の一を負担して、その分の株を所有しました。

 

所有と言っても、未上場だしA4のコピー用紙に、

『譲渡しました』

みたいな事が書いてあるだけで、何かの効力があるようには思えなかったです

 

設立費用として消えていくんだろうなと思っていましたが、後に会社の資産増に比例して大きな額になり、早期リタイア資金になりました。

 

普通の株の売買をしていましたが、自社株というもので初めて、株式の威力というものを知りました。

 

ITはあまりお金がかからない

 

会社の起業は、会社印を作るとか設立手続きの費用や、事務所を借りる費用。

 

後はデスクやパソコンくらいです。

 

パソコンは中古で3万円くらいのもので十分でした

自動プログラムを動かすパソコンは、ダンボール箱を組み立てて置きました。

 

そんななので、飲食店の内装代より全然安いと思います。

 

初月から黒字

 

成功するまで給料は無くてもと思っていましたが、設立前から黒字の算段がついていました

 

設立時のわたしの初任給は、50万円でした。

 

他のメンバーとも差は無かったです。

その時の月給より、会社を発展をさせる方が先決だったので、誰も給料は気にしませんでした。

 

 

起業直後は家にあまり帰らない

 

起業当初は通常業務に加えて、社内インフラの整備やツール作り(プログラミング)で、通勤が面倒なので会社に泊まる事が多かったです。

 

人に命令されていたら秒で辞めていましたが、自分たちの城を作る感覚だったので、特に苦しくはなかったです。

 

空気で膨らませるマットレスとかを買って、会社に寝ていました。

自分が没頭できる事だったので、苦労をしたという記憶はないです。

 

会社が成長していく

 

個人的には少数精鋭でやっていきたかったですが、外向的な性格の他のメンバーは、拡大を念頭にしていました。

 

なので、わたしが作る内部統制用のツールは、最初から拡大に対応していました

数年後を予測しながらフローやツールを作っていったので、成長のボトルネックになる事がなかったです。

 

わたしは他人より不安感が強く、臨機応変な対応ができないため、強迫観念に近い形でツールを作っていました。

 

事務所を増やす

 

会社の代表が、前職の職場から役職者を引っ張ってきました。

 

人徳があったので、会社の規模が小さかったのに、どんどん能力のある人が増えていきました

 

それに伴って、新たに事務所を借りて求人募集もしました。

事業の種類も増えていきました。

 

ベンチャーは一つの事業が成功しても、すぐに次を考えないとサイクルがはやいので、数年後に行き詰まりやすいです。

 

人数が増えて大変なこと

 

営業が増えると、その営業が新たな業態をやりたがります。

 

できるだけ自由度が高い体制にしていましたが、営業マンの中には不器用な考え方の人もいました。

 

なので案件を営業の代わりに調べて、物凄く煩雑な売買をする割に、収益がわずかなものなどを割り出していきました。

 

よくあったのは、例えば100円の粒ガムを1粒ずつ小売にするような、利益よりコストがかかるような売買でした。

その対応が大変でした。

 

会社の文句

 

起業した時に、理想的な会社を作ろうという気概を持っていました。

 

人数が増えたある時、自分の会社のレビューを見ました。

 

その中に

どこにでもあるクソベンチャー

 

という社員か元社員の書き込みを見て、膝から崩れ落ちそうになりました。

かなりショックでした

 

ベンチャーなので能力に応じて報酬に差が出るので、不満に思う人はいたのでしょう。

 

起業成功の最大の要因は、共同だったこと

 

わたしは内向的で人付き合いが苦手でしたが、その分だけ付き合う人を厳選していました。

 

打算では、良い人と付き合う事はムリだと思います。

 

フリーターから底辺企業などを経てきた中で、付き合う人のレベルは、その時の自分のレベルに比例すると感じました。

 

向上心のない生活をしていた頃は、似たような人としか知り合えなかったです。

一緒に起業をするという事は、互いに同じくらいの精神性が求められます。

 

良い人間を目指していたら、良い人と会えた

 

後に代表になる人とは、仕事を通じて知り合いました。

 

相手が新卒で営業マンとして、わたしの会社に来ました。

 

立場的にはこちらがクライアントでしたが、売買は等価交換の関係だと思っていたので、イーブンに接しました。

 

その信頼関係が続いて、後に一緒に起業する事になりました。

一見すると何も関係のない事でも、

 

『縁』

 

というのはどこでつながっているかわからないので、現在のふるまいに注意する事をオススメします。

 

失敗する起業

 

ITベンチャーにいたので、起業する人がポンポンいました。

 

どこかの会社で部長をやっていた人が、元の会社の劣化コピーみたいな会社を作っていました

 

それで上場成り(上場して株価を上げて、創業者利益を得る)をゴールにする会社がよくありました。

ライブドアの堀江さんのパターンを真似ようとしたのだと思います。

 

しかし、下心ばかりで本業が疎かになり、力尽きていく会社ばかりでした。

 

営業部長と経営者は違う

 

営業部長が作る会社というのは、一つの事業部が独立したような感じの所が多かったです。

 

勢いは2~3年は続いていましたが、後は緩やかに停滞していきました

 

中には倒産する会社もありました。

わたしが経験した世界での意見ですが、経営者というのは起業をした後に成長するものではないと思います。

 

みもふたもないですが、最初から経営者の人格・気質がある、生まれながらの王みたいな人が起業をし、当然の帰結として成功させるような気がします。

 

これはあくまで会社の起業の話で、個人で特別な技術を持った人の独立を言っているわけではありません。

一人の営業会社は続かない

 

一人で営業会社を起ち上げた人が続けられたケースは、わたしは見た事がありません。

 

自由にできるのは良いのですが、個人だと活動が偏りやすいからだと思います。

 

大体数年で、どこかの会社に合流したり転職していきました。

それでも、借金を作らなかったらいい経験になったのではないでしょうか。

 

会社の起業が成功する人

 

前述の通り、共同で起業した会社の代表とは、相手が新卒の営業の時に知り合いました。

 

その時から、交渉力や論理性などが他の営業とはケタ違いでした。

 

普通は論理性が高いと他の部分が弱かったりしますが、全てのパラメーターが高いという感じでした。

 

後に人格診断テストをさせてもらったら、実際に全ての人格・気質が高い値を示していました。

 

全てを見抜く能力

 

例えば論理性が高い人は、会話によって相手がどれくらい論理性が高いのか測れます。

 

全ての人格・気質が高い人は、あらゆる人の能力を正確に見抜きます

 

それにシステムエンジニアではないはずなのに、設計の話をしても少しの説明で全てを理解します。

そんな人よりわたしが優れていたのは、内向的で危機感が強いという部分です。

 

ネガティブも才能まで高めれば、仕事になります

 

起業かセミナーとかは誰も行かなかった

 

起業セミナーは、瞬間的なやる気を上げるためのものなのかなと思っています。

 

共同設立のメンバーは、誰もセミナーには行っていません。

 

わたしはトヨタの工場とか、セブンイレブンのPOSシステム(販売管理データベース)とかが好きで勉強していました。

 

セミナーで興味がないものを教えられても、頭に入らなかったと思います

 

 

別に起業が社会人の成功というわけではない

 

わたしは理不尽な扱いを受けるのが嫌なので、都市部の仕事で行き着いたのが起業でした。

 

なので、月収20万円でも固定客に評価される陶芸家なら、十分に成功だと思います

 

会社が制約になって、能力が十分に発揮できないなら起業が解決になります。

会社と相互補完の関係が築けているなら、別に起業をする必要はないのかなと思います。

 

関連:共同で起業した会社を辞めた理由