わたしは就職氷河期にフリーターで年収200万円以下でしたが、30代の頃には1000万円超になっていました。
その当時から今まで一度も投票に行っていませんが、これは正しい判断でした。
遠くの人に期待しないで、自分の能力を引き上げたことで、底辺を抜け出せました。
もし選挙で自分の生活を向上させようという選択をしていたら、今も毎日を不満の中で過ごしていたと思います。
投票に行かないのは、他人に期待しないから
社会に出る時に就職氷河期に入りましたが、先に社会に出た人は自分たちの雇用の確保に必死でした。
あるいは就職できない人を誘い込む、ブラック企業というのが作られました。
その少し後で、人材派遣がただの人足寄せ場みたいになって、どんどん環境が悪化していきました。
今まで野党との連立政権とか政権交代がありましたが、どの時代でも環境が良くなるという事はなかったです。
わたしがフリーターから抜け出せたのは、自分の能力向上に集中したおかげです。
投票は大きな負担
投票に行ったことがないのでイマイチ理解していないのですが、選挙近くに看板に貼り出される人から選ぶとしたら、10人以上を調べることになります。
そこから選択をするのは、
かなりの意志力(ウィルパワー)を消耗する作業です。
意志力というのは日々の行動決定などに使うもので、上限が決まっています。
頭が疲れたという状態は、意志力を使い切った事を意味します。
アップルのスティーブ・ジョブズは、意志力の消耗を抑えるため、服の選択をしないで毎日同じものを着ていました。
フリーターだったら、余計に自分のこと以外に意志力を使う余裕はありません。
赤の他人は幸福をもたらさない
赤の他人が、自分に利益をもたらしてくれた経験はありますか?
わたしは一回もありません。
自分ができる事を増やして、会社の周囲の人にとって有用な人間になることで、高い報酬を得る事ができました。
単に他人に期待をするだけで、自分に利益がもたらされた人を見た事がありません。
1票しかないから投票に行かない
人生の選択肢をすべて間違えているような人と、同じ1票しか持っていないって嫌じゃないですか?
どんなに投票する人を吟味しても、選択ミスをする人たちに負ける事があります。
どうして彼らはいつも、自信満々なのでしょう?
しばらくすると『騙された』とか、いつも言っているような気がします。
全ての選択を失敗する人
選挙に熱心な人って、人生の一発逆転を狙って馬券を握りしめるみたいに、投票券をにぎってませんか?
結局どこかの党の運動員にさせられて、お金か労力を提供させられています。
お金に困った人がマルチをやって、更にお金を失う構図にしか見えません。
彼らの行動はいつも、悪い意味で早いなと思います。
火事で慌てて道路に逃げて、消防車に惹かれるような行動が多くないですか?
正しい選択ができるまで黙って自分を高めて、それから投票をすればいいのにと思います。
三人寄れば文殊の知恵の誤り
これは、どれかの能力が突出した人たちが集まった時にだけ当てはまる言葉です。
ダメな人が寄り集まっても、やっぱりダメな集団になります。
知恵の最高到達点が低くて、正解を引き当てられないからです。
そういう人達と一緒に居ても、現状は変わりません。
立候補者も変な人が多いから、選挙に行かない
立候補者を見ると、派遣で生活苦で家庭環境もひどい人とかが出たりします。
アピールは、『苦しみを知っているから、人の為に政治ができる』という事です。
でもこれって、偏差値35の人が『家庭教師ができる』と言っているようなものではないでしょうか?
まずは自分の学力をあげないと、他人に教える事はできないと思うのですが。
社会を嫌悪する人々
周囲に認められなくなった人が、周囲をコキおろす事で自我を保とうとします。
売れなくなった芸能・文化人が、普通の日本人を非難するために、日本と逆の立場の国の人に同調するのがパターン化しています。
ただの異論なら良いのですが、何でも批判をするだけなので不健康です。
社会嫌悪症とでもいうか、気の毒な状態だなと思います。
大衆扇動の手法が見て取れる
テレビに出演する政治家が
「〇〇を制限しているわけでは全くなくて、ただ、△△でやるべきではない」
という、前半で肯定的な事を言って共感を得た後、後半で自分が通したい事を言う手法を使っていました。
何度もこのパターンを使っていました。
ディベート先進国のアメリカだと、この手法は既に知れ渡っていて
「ただ の前の言葉は意味が無い」
と封じられます。
小手先のテクニックで騙そうとするところが、冷めてしまいます。
一生懸命だけと判断ミスが多い人
自分の利益のために政治をする人は感情的に嫌ですが、一生懸命でも判断ミスばかりの人からも、被害を受けないですか?
会社とかでも間違った判断をもとに、全力で行動して、何もしないより悪い状態にする人とかがいました。
結局、どちらの人たちにも期待をしない事が、自分の生存率を上げる事になります。
選挙が身近だった
親がある”庶民の味方の党”の支持者で、選挙が近づくと運動に出たり、家でビラを折ったりしていました。
色々な名目でお金も取られます。
その光景を子供の頃から見ていましたが、何かが向上するような事は一つもありませんでした。
結局はマルチと同じ構図で、判断を間違いやすい人を誘いこんで、自分たちのために使っているだけです。
与党も野党も、その辺りは変わりません。
投票の代わりに、身近な人を厳選する
わたしの収入が増えたのは、付き合う人を厳選したおかげです。
フリーランスの人も、付き合う人(会社)によって収入が大きく変わると思います。
いい人と付き合いにはどうすればいいでしょうか?
これは、何か一つの分野でいいので、平均より上の能力を身に着けることです。
自分を高める
何か一つでも平均より上の能力があれば、それが不足するどこかの会社に、必ず必要とされます。
ハイランクの人でも万能ではないので、自分に欠けた部分を他人に求めます。
その結果、わたしは高い報酬や会社の株を持たせてもらいました。
自分の能力を高めると、それに見合った人と引き合うようになります。
考え方を変える
「貧困に反対!」
と言うと、貧困にフォーカスが当たって、不思議と自分が貧困になるような選択をしてしまいがちです。
こういう時に私は
『お金を持つ』
という前向きな事に意識を向けて、実際にそうなっていきました。
臆病な才能を伸ばした
才能を伸ばすと言っても、無理をする必要はありません。
自身の特性から、向いている事がわかります。
例えばわたしは元々の気質が臆病で、就職氷河期の不安感で更に拍車がかかりました。
その結果、起こりえるトラブルを何重にも考えるようになり、それが業務フローやプログラムの設計を考える事へとつながりました。
自分の特徴をデメリットに感じると、それを活かす方法は思い浮かびません。
才能だと思う事で、活かすことができます。