親が特殊(オレオレ)サギに騙されかけた件

不安とストレス

親というのは、ある時を境にして保護者から、ケアが必要な存在に変わります。

平日に実家の父親のケータイから、わたしのスマホに変な電話がかかってきました。

 

『今、自宅に電話しているか?』

 

わたしがしていないと答えると、『わかった』とだけ言って電話を切られました。

 

後で聞きましたが、この時点で母親がダマシの第一段階にひっかかっていて、わたしがお金で助けを求めている事になっていました。

 

特殊サギの対策について色々と考えましたが、そもそも固定電話っていらなくないですか?

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特殊サギのストーリーが滅茶苦茶

わたしに扮して電話をした掛け子の話を信じて、母親がお金の用意をしようとして、父親に止められました。

 

掛け子のストーリーが滅茶苦茶で、わたしが既婚者を妊娠させたのでお金を用意してほしいと、泣きわめきながらお願いした事になっていました。

 

親は、わたしがノーマルな相手と付き合う甲斐性がないから、既婚者に手を出したとでも思ったのでしょうか。

 

成人してから泣いた姿を見せた事もないのに、電話で泣きわめいたのも信じています。

 

無心した金額は数百万円くらいでしたが、わたしは毎月けっこうな額を仕送りしていたのに、数百万円の貯金がないと思われていたという事です。

全部が理屈に合わないのに、母親は全て信じていました。

 

 

わたしのそれまでの行動が全無視されて、犯人が作る人物像が信じられてしまいました。

 

既婚者を妊娠させた

独身相手と付き合う甲斐性さえない

数百万円の貯金もない

毎月、高めの仕送りをしていた

電話で泣きわめく

成人後に泣いた姿を見せた事がない

 

 

母親の論理性の無さ

サギ電話の内容は、ことごとくわたしの性格と真逆でした。

わたしの情報を組み立てて論理的に判断すれば、

 

『既婚者を妊娠させて数百万円必要』

 

と泣きながら電話してくるはずがないのです。

なぜ騙されたのでしょう。

 

PTAも何だかおかしかった

PTAも変な思考回路じゃないですか?

 

子供の頃に外で遊んでいると、PTAがTVゲームの使用のアンケートをとっていて、子どもながらにウスウス意図を感じ取って、『やらない』と答えたらPTAのママさんらは

 

「おっ、えらーい」

と言いました。

 

こんな恣意的なアンケートって、意味があるのでしょうか。

 

他にも10円の労力をかけて、1円のベルマークを切り抜くとか。

そういう非合理性に会社勤めをしているようなお母さんが参加すると、悲鳴を上げます。

 

子供への愛情で騙される?

これも少し違和感があります。

愛情があるのなら、もっと子供を信頼するはずです。

 

他の特殊サギのバリエーションで、

『会社のお金を横領したから助けてほしい』

 

というのもあります。

本来なら子どもに罪を償わせて、真人間にしていく事を考えるのが本当の愛情ではないでしょうか。

 

相手に判断を丸投げしている

トラブルに対してどう対処すればいいのか考えず、電話口の相手に全て委ねてしまっています。

だから言いなりになってしまうのです。

 

厳しい言い方かも知れないですが、会社で問題を丸投げして失敗する人を見ているような気持ちになりました。

 

 

特殊サギより以前に

慎重な人は警戒心が強いので、自分ではトラブルを避ける事ができます。

しかし、周囲の人にもらい事故を受ける事があります。

 

わたしは特殊サギが流行る前に、怪しい電話の被害者になりました。

わたしが不在中に、会社宛てに電話があり

 

「歩道橋でおんぶして運んでくれた人を探していて、そちらの会社の社員みたいだけど、心当たりのある人の名前を教えてほしい」

 

と聞かれて、わたしの名前を伝えてしまったそうです。

騙しやすそうな人間のリストを作っていたのでしょう。

 

しばらくは戦々恐々と過ごすハメになりました。

 

特殊サギの関連か、郵便物が盗まれる

住んでいたマンションの集合ポストで、住人の郵便物が片っ端から盗まれる事が、定期的にありました。

 

ポストが団地のように大きくないので、外から取れてしまいます。

これで名前を調べれば、

 

『オレオレ』

 

ではなく、名前を名乗る事ができます。

郵便物が盗まれたら、サギ電話の予告編と思ったほうがイイです。

 

納税記録が流出

ちょうどこの記事を書いている時に、神奈川県庁のサーバーかパソコンのハードディスクが転売されて、大量の情報が流出した事件が起こりました。

 

納税額から年収がわかるし、住民税の記録で勤務先がわかったりもします。

その上、名前と住所も知られているという事なので、神奈川県民は緻密なストーリーで騙されるリスクがあります。

 

そもそも、固定電話っていらないですよね

お年寄りは、そんなにコミュニケーションをとる事あるんですかね。

特殊サギの対策はどれも後手後手なので、根本原因である固定電話の撤去が解決策に思えます。

 

らくらくスマホで、登録された番号以外は出ないようにすれば、被害は起こりません。

ピーポくん(警察マスコット)が固定電話をもぎ取って捨てるくらいのキャンペーンをした方が、被害を減らせます。

 

FAX利用の弊害

我が家では、未だにFAXを使用しています。

そのために固定電話回線が残っています。

 

お年寄り同士、かたくなにメールは使わないみたいです。

歳を取ると好奇心が失せるので、新しい事を覚えようとしなくなります。

 

母親が騙された理由

仕事から離れると、考えごとをする必要がなくなるので、問題解決力が下がります。

 

日常生活では、スーパーい行って1000円くらい出せば、何も考えなくても相応の商品が受け取れます。

 

天敵のいない島で育ったキーウィ・バードのように、安心しきって生きてきたので、悪意のある電話に対処できません。

 

騙されやすい性質

大分前に、自宅に大掛かりな浄水器がつけられました。

聞いた事もないメーカーの上、定期的に変えのフィルターが必要な物でした。

 

知り合いに勧められたと言っていましたが、今思うとマルチの商材を買わされたのだと思います。

 

他にも、ある”庶民の味方の党”にハマって、巨大な1万円くらいの本を買わされたり、論理性が低いエピソードが多かったです。

 

普通の人より、見えている世界が1次元少ないような感じです。

それでも、騙す人間の方が悪いですが。

 

特殊サギの犯人たち

一時期、半グレが表の仕事をしようとした時期があり、IT業界でもチラホラ見かけました。

しかし結局は続かずに、特殊サギの団体に変わったりして姿を消していきました。

 

特殊サギで分業体制やノルマが決まっているというのは、表の仕事の概念を持ち込んでいるからではないでしょうか。

 

犯人は恐らく後悔している

半グレの変遷をたどると、暴走族で終わるはずだった連中が、抗争の過程で渋谷に入り込んだ事で変質しました。

 

渋谷はチーマーというギャングに近い集団が、繁華街で卑劣な金儲けをしていました。

チーマーとの抗争に勝った暴走族でしたが、チーマーの影響を受けて半グレに変質していきました。

 

暴走族だったら引退していた年齢の者が、そのまま半グレになってしまい、裏の道に進んでしまいました。

逮捕されたり海外に逃亡したり、彼らの殆どは後悔していると思います。

 

 

犯人たちの将来

半グレは力の裏付けが必要な生き方をしています。

だから体力が低下する35歳を過ぎると傾き始めて、落ちぶれたり無理をして逮捕されます。

 

わたしが若い頃に住み込みのバイトをした時、年配の元反社のおじさんがいましたが、組織で居場所がなくなったようでした。

 

反社で歳をとっても組織にいられるのは、極わずかです。

人生のツケは、必ず払わされるようになっています