QRコード決済のPayPay(ペイペイ)について。
使った人に買い物の20%をバックする、総額100億円キャンペーンがありました。
ものすごい数の人が利用して、私は恐怖を感じました。
もしペイペイ払いが一般化したら、これを口に出さないといけないのだろうかと。
不安が多い人は人目を気にするので、人前で「ペイペイ」と口にするのは憚られます。
この繊細な感覚について。
※読み進めてもカードのアフィリエイトに誘導とかやっていないので、ツイッターで「このアフィカス!」って言うのやめ・・・やめてください!
人前でペイペイ払いなんて言えない【語感がもう恥ずかしい】
同じ音が二つ続くと、何か赤ちゃん言葉の雰囲気がでます。
猫をニャンニャンだとか、車をブーブーとか。
ペイペイにも同じニオイを感じます。
大人が「バブー」というのと一緒です。
とりあえず、ペイペイが一日でも早く廃止になる事を望んでいます。
初対面の人にペイペイなんて言えない
いい歳をした大人の男が、レジで初対面の人に
「ペイペイで支払います」
なんて言えないです。
ましてや若いアルバイトの人には、社会人としての示しがつきません。
気持ち的には
「あなたの事をバカにしているわけじゃなくて、ペイペイ払いでお願いします」
くらい付けたいです。
それでも相当に恥ずかしいですが。
人にどう思われるのかが気になって仕方ないです
省略言葉も恥ずかしい
昔、マクドナルドでレタペパバーガーというのがありました。
レタスとペッパーの略でしたが、これも言えませんでした。
メニューを指さして「コレを・・」と言っていました。
初対面の人に略語って、渋谷のギャルくらいしか許されていません。
牛丼屋とかでいいおじさんが
「並盛一つ。なる早でね」
なんて言ったら、全人格を疑います。
ペイの一語だけでも恥ずかしくなってきた
ペイペイ連打している内に、ペイの一語も相当恥ずかしさを帯びている気がしてきました。
林家ペーもぺーさんと呼ばれているくらいだし、ペイの一言の野ざらし感は不安になります。
つなげても、やっぱりペーペー社員とかみたいにゲンが悪いし、何とかして使わないで済むようにしたいです。
これを書く間にノイローゼになったのでしょうか?
プリペイドカードさえ気になってきました。
プリっとしてペイとは、何なのでしょうか? 恥ずかしい・・・!
ペイペイと言えない人
感受性の豊かな人は、ペイペイと言えないのではないでしょうか。
世の中はガサツな人と内向的で繊細な人で構成されています。
今回、ペイペイと命名した人はガサツ側の人です。
ペイペイと似たような語感の言葉は、パンダの名前以外にはロクでもない意味の言葉ばかりです。
それを平気で選んでしまうあたり、ガサツな性格です。
今後も絶対に言わない
キャッシュバック目当てで『ペイペイ』なんて言ってしまったら、自分の事が許せなくなってしまいます。
ツイッターでリツィートしたら100万円の企画がありますが、すごく下品です。
金持ちに頬を叩かれて、ワンと言わされるのと同じ気分です。
ペイペイもツイッター100万円も、ぜったいにやりません。
今はただ、ペイペイが一日も早く終焉を迎える事を祈っています。
メルペイまで出てきて、声がどこにも届いていない事に愕然とする
これだけペイペイハラスメントの被害を訴えたのに、2019年4月にメルペイで還元とか、平気でペイを使っている事に愕然としました。
メルヘンでペイって、男子が両方とも気恥ずかしさを感じる言葉を繋ぎ合わせています。
鹿児島あたりの男子だったら、一人も口に出す事ができない言葉です。
キキララのランドセルを背負ってるわけじゃないんで、メルでペイは勘弁してください。
金ならあるんです。でも「メル・ペイ」は言えないんです。
還元を受けたいのに、ペイを言えない事で苦しんでいるマイノリティーはいます。
こちらもツイッターで
#ペイハラ
みたいな事をして、ことを荒げたくないんです。
払い(ばらい)にしてもらえんでしょうか?
QRコードを読み取るということで、
「コード払い(ばらい)」
という実用語にしてもらえんでしょうか?
オーソドックスにしましょう。
ちょっと近未来の言葉って、3年くらいすると古臭くなって、それまで使っていた人たちも気恥ずかしくなります。
そうなると、誰も口にしなくなります。
ここは無難に『払い』を検討してください。
ゴホンと咳払いではダメでしょうか?
レジで、ゴホンと咳払いしたら、それがペイペイ払いの合図として受け取ってくれるなら、検討してもいいです。
代替案を考えていて、
『何でこっちがこんなに考えないといけないんだろう?』
と理不尽に思ってきたので、レジでおやじたちに
「出世払いで ガハハハハーッ」
っておやじギャグでペイペイ潰しをしてほしくなってきました。
世の中の仕組みを作る人へ
世の中の仕組みを作る人は、普及のために最低ラインを意識する必要があります。
この場合は、ペイペイと口に出せないくらい繊細な人を気遣ってください。
入念にリサーチや会議を重ねた結果、繊細な人を切り捨てるという判断をしたなら諦めます。
若い女性を会議室に集めて、ポッキー食べながらの座談会で「ペイペイかわいー」という意見が出たのかも知れません。
若い女性にまずは普及させたいという戦略の元なら、こちらサイドも諦めます。
気にしすぎる人
こちらサイドが『気にしすぎる』というのは自覚しています。
例えばわたしは店で1万円札を出すと悪い気がするので、駅で交通系ICに細々とチャージしてそのお釣りの千円札をせっせとため込みました。
しかし思いのほかキャッシュレス社会の到来が早くて、数年経っても全く減らないので怪しい商材のインチキ広告みたいな状態です。
気にしすぎな上に予備の予備まで考えるので、千円札が扇みたいになっています。(5万くらい)
けど、こういう気にしすぎる人間がいるからこそ、設計業務などの繊細な仕事が回るのではないでしょうか?
追記:この記事の反応
最初にこの記事を出したのは2018年末のことです。
キャッシュバックが盛んに宣伝される中、「ペイペイ」の語感に恥ずかしさを感じる感性を、自嘲的に笑い話にしたのが本記事です。
その頃の反応は、『しょーもな(笑)』というもので、記事の感じ通りでした。
2022年になると、ポイントキャンペーンで「ペイペイ」と言ったことがある人が増えたからか、こんな反応がきました。
すごく”一生懸命”な人から、熱いメッセージをいただきました。
こういう反応をもらった時にわたしが心がけているのは、自分にインプットする前にネガティブを取り払うことです。
この人の場合はヒステリーではなく、”一生懸命な人”に置き換えました。
ここまで読んだ方に有益な話をすると、ネガティブの応酬では貧しくなるということです。