引き寄せに抵抗がある人は、アップルのスティーブ・ジョブズがやっていた禅の代わりの、イメージトレーニングみたいなものだと思ってください。
禅とかマインドフルネスみたいに頭を空っぽにするというのは、虚無な感じが結構むずかしいと感じます。
それよりも頭の中にイメージを浮かべる引き寄せの方が、無理なく続けられます。
引き寄せは禅と同じように日々のストレスを消して、気持ちをスッキリさせる効果があります。
それに、意味を見出しにくい日々の仕事と生活に、方向性を持たせられます。
一つの方向性を意識すると、日々の行動は一貫性が出て、努力が積みあがるようになっていきます。
まずはリラックスする
他のページと内容が被るかも知れませんが、貯金(他のものでも)をイメージする前にリラックスをします。
まずストレスが溜まった状態をリセットして、そこに自分の願望を思い描く事で、目標としてセットされるようになります。
ストレスを感じた状態では、呼吸が浅くなっています。
原始時代のストレス源である肉食動物や天候は、カロリー消費を抑えてジッとしていればやり過ごせました。
しかし現代のストレス源である仕事は、翌朝には再びあらわれます。
だから積極的にストレスを解消する必要があります。
深く呼吸する
リラックス法は、夜に寝る前に行うのが効果的です。
ベッドなどで横になって
・6秒息を止める
・口から6秒はく
無理がないレベルで、吸って・止めて・吐いての長さは変えて大丈夫です。
大事なのは、肺が酸素で満たされるようにする事です。
酸素は肺で吸収され、血液に乗って全身に届けられます。
このイメージを浮かべながら、肺を空気で一杯にしてください。
深く呼吸をするだけで、自分が安全な場所にいると感じる事ができます。
それと同時に、丹田あたりで手を軽く組みます。
丹田の場所は、座禅をする人が手を組んでいるヘソの下あたりです。
呼吸の時に肺が満たされたらそのまま、丹田を膨らませるようにしてください。
吐き出す時は丹田を凹ませて、お腹がペッタンコになるようなイメージで、空気を全部出してください。
全身をリラックスさせる
緊張して手が震えるというように、緊張状態が出やすいのは身体の末端です。
だからリラックスする時は、末端を最初に意識します。
「私の右手はリラックスしている・・・」
など心の中でとなえて、実際に指先から手が
温かい・リラックスしている
と感じたら、徐々に腕・肩とリラックスさせる部位を上げていって、最終的に頭までリラックスさせます。
具体的なイメージを思い浮かべる
ここではわたしが貯金をした時のイメージで説明しますが、自分がかなえたい事をイメージする時の参考にしてください。
大事なのは、
『既に持っている状態』
を思い描き、その気分に浸る事です。
身体をリラックスして、ネガティブな感情を追い出した後にやります。
お金の上で寝ているイメージ
わたしはベッドではなく、床にマットレスと敷布団を敷いて寝ていました。
そのマットレスが結構分厚いものでした。
貯金を増やす引き寄せをしている時は、マットレスの代わりに札束を敷いているイメージをしていました。
その上に布団を敷いて、寝ている気持ちでした。
『お金がそこにある』
という気持ちが重要です。
くだらないと思ったらやらなくていいですが、やっても特にデメリットはないと思います。
もう一つのイメージ
もう一つの方法として、引っ越し準備で枕元にダンボールを積み上げていた時に、その箱の中身がお金だと思っていました。
全てが想像より実際にあるものを使った方が、具体的なイメージが浮べやすかったです。
特に寝入る時は現実と想像の境界があいまいになるので、効果が大きいです。
お金があるという安心感の中で、眠りに入って行きました。
効果の無い引き寄せ
通帳を見返して、たまにネットバンク経由のlotoの当選金が入っていました。
その額はわずか数千円です。
lotoの購入額は数万円なので、全く割にあいませんでした。
お金の引き寄せをしても、宝くじのように自分の行動があまり関与しないものは、効果が薄いように感じます。
引き寄せの本当の効果
最初の引き寄せは年収1000万円をめざした時でしたが、半信半疑ながらもいい効果がありました。
それは、どんな状況でも自分が腐らずにいられるという効果でした。
年収1000万円になるまでの間には、どうしようもない会社に入ってしまう事もありました。
その時でも、そこで吸収できる事はやろうという気になり、自分の価値を落さずに済みました。
自分の価値が落ちたと思ってしまうと、その後の選択は価値のないものを選びがちです。
新卒でつまづいた人が、その後でずっと変な会社を渡り歩いてしまうのは、失敗で自尊心を失うからです。
引き寄せで目標があると、失敗にも前向きな意味を見出す事ができて、再び元の道に戻りやすくなります。