誰も教えてくれなかった仕事の辞め時

転職の決断

学校でも家でも、仕事は辞めない事を前提にした教育をされます。

仕事を辞めたらゼロからやり直しとか、社会のレールから外れるという極端な価値観を植え付けます。

 

しかしこれを教えている人は終身雇用の価値観を引きずっていて、間違った教えをしている事に気が付いていません。

 

 

わたしが経験した実社会とは、かけ離れています。

会社を辞めずにしがみついて、最後は転職の選択肢が減った状態で倒産かリストラに合う人を見てきました。

 

移動する余力がある内でないと、切羽詰まった転職となって不利です。

人間は現状維持バイアスというものがあり、会社の状態が悪くても環境を変えない傾向があります。

 

そうやって何もしないでいる内に、スキルは古くなって潰しがきかなくなっていきます。

辞めない事の方が怠慢でリスクがあります。

 

就職先を決めるのと同じくらい、辞め時の判断は重要でした。

わたしは少し早めに辞めすぎな傾向がありましたが、最終的には平均以上の年収をもらって40代で早期リタイアできました。

 

誰も教えてくれなかった仕事の辞め時

脱出

 

仕事を辞めたらいけないというのを信じていたら、わたしは月収20万円以下のフリーターのままでした。

転職を繰り返して適職に辿り着いて、賞与を入れなくても30代で年収1000万円を超える事ができました。

 

社会人デビューの初期値が低かったので、経験値がたまったら辞めて次の仕事に転職をしないと、後れを取り戻せませんでした。

 

一回の転職で大きな飛躍は現実的ではないので、転職の度に少しずつ上に上がっていきました。

転職は面倒なようで、慣れると引っ越しより気軽です。

 

アメリカで、その日に解雇を告げられてダンボール一つで会社から出てくる人とかいますが、日本の退職も昔よりはアメリカに近くなってきました。

 

仕事の辞め時を知らないリスク

仕事は惰性で続けたら楽にこなせるようになってきますが、そういう底が浅い仕事は給料の上限も低く、社会の変化にも弱いです。

 

バイトをしていた会社の一つが廃業した事があります。

そこは出版社等の写真を現像する会社でしたが、社員の人は

「斜陽産業」

と自ら言っていました。

 

ちょうど夕方で、窓から本当の斜陽が見えていたのが印象的でした。

会社は年配者が多く、そこから事業を変化させるのは難しいだろうと思いました。

 

人間はどうしても慣れたことを続けたがる習性があります。

わたしがバイトを辞めて2年くらいで、その会社は解散しました。

 

その会社だけでなくフィルムからデジカメへの転換期だったので、同業他社もほぼなくなりました。

 

辞めない事に意味がある仕事

長くやっていくと上達する、宮大工や和菓子職人など伝統的なものは続ける意味があります。

他にも経験が関係する農業や林業なども、継続してやることに意味があります。

 

こうして分類すると辞めない方がいいのは、昭和より前からあったような仕事であることがわかります。

これらと違い、最近できた仕事はサイクルが短いです。

 

機械、とりわけIT関係が絡む仕事は技術革新によって、一気に流れが変わるため転職の見極めが重要です。

 

 

転職前提の仕事は不安ではないか?

 

わたしは就職氷河期で終身雇用の会社に入れなかったため、ITベンチャーという不安定なルートに進みました。

そこは不安定なようで転職をしても一貫した経験が積めるため、感覚的には部署異動のような感じでした。

 

 

それに時流に合った会社はお金の流れも活発であったため、わたしレベルの人間でも上場企業の平均より多くの給料がもらえました。

新規に起業する会社に参加したことで自社株を保有する事ができ、それもあって早期リタイア資金が貯まって勝ち逃げできました。

 

一方、終身雇用の会社に入った人はリストラの陰がチラつく不安定な立場になりました。

時代に合わせて小刻みに方向転換していった方が、生き残る確率は上がります。

 

 

新しい経験のために仕事を辞める

わたしは一つの仕事の経験を積んだら、新しい経験を積むためという前向きな理由で仕事を辞めていました。(飽きがきたというのもありましたが)

給料は少し下がることもありましたが、経験が第一なので気にしませんでした。

 

新しい仕事についたら、仕事100%で勉強20%くらいの合わせて120%くらいで経験を積んでいきました。

 

このプラス20%が資産のように積みあがって、人生の後半に効いてきます。

この貯金があると、後半は60%くらいの力で仕事をしても余裕の生活が送れます。

 

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