日本は終わっているのか?【小市民の視点】

仕事関連ニュース

 

わたしは会社が終わっていると思ったら、割とすぐに辞めてしまいました。

 

どちらかというと悲観的です。

 

よく

『日本は終わっている』

というのを聞きますが、氷河期に社会に出て20年以上の変化を見てきました。

 

あくまで小市民の視点ですが、

 

『日本が終わっているなら、世界はもっと終わっている』

というのが実感です。

 

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日本は終わっていると言う人々

 

コロナの時に海外在住の人が、

 

『こちらは無用の買い占めがない。日本のように浅ましさがなくて優雅に滞在できる。民度の差。』

 

という内容をツイートしましたが、その直後に他の在住者から、空っぽな棚や衣料品の盗難などが報告されました。

 

日本だとマスクや消毒液などが品薄でしたが、海外はそこに食料品まで加わりました。

 

動画では、商品の奪い合いで力士みたいなおばさんが取っ組み合っていました・・・

 

なぜ、この海外在住の人は、日本を叩いたのでしょうか?

 

その後のツイッターのやり取りを見ても、バーサーカーモードに入ってしまったかのように、日本を叩きまくっていました。

 

 

日本が終わっていないといけない人

 

海外から日本を叩いていた人は、どうも選挙に数回立候補したけど、いずれも落選しています。

 

その度に党を変えて立候補していたので、強く議員になりたかった気持ちがわかります。

落選した事により、自我を保つのが困難になったのではないかと予想します。

 

その結果、日本人が悪いという事にしないと、自分の心が守れなかったのではないでしょうか。

彼らは損得ではなく、自分を守るためなので、結構ムリやりな叩き方をします。

 

コミュニティを憎むようになる

 

映画で『ヒトラー最後の7日間』というのがあり、その宣伝コピーが

 

【彼の敵は、世界】

というものでした。

 

日本が終わっていると言う人は、受け入れてもらう事を望んだのに、周囲の人に受け入れられなかった人が多いです。

 

彼らから見ると、コミュニティの人々が結束して、自分に意地悪をしていると感じているので、日本人をひとくくりにして

 

『悪』

としがちです。

 

わたしは一人でいる事が好きですが、集団から疎外されたと感じる事はなく、恨みを抱く事もありません。

 

独立した大人なら、集団にすがったり恨んだりする事はありません。

 

同調圧力が強い?

 

「日本は同調圧力が強い(からダメ)」

 

と言う人がいますが、自分本位で行動するのって、そんなに尊い事でしょうか?

その人の親なら、わが子のワガママも可愛いと思いますが、他の人にとっては迷惑行為です。

 

別にやってもいいけど、その結果、周囲が迷惑に感じて距離を置くのを

 

「同調圧力が強い」

と怒るのは、いかがなものでしょう。

 

例えばわたしのように、他人を押しのけられない人間にとって、駅のホームで整然と並ぶルールはありがたいです。

 

自分で判断する

 

『日本は終わっている』と声高に言っている人は、その人の私怨が入っているので、あまり耳に入れないようにしています。

 

そういう私怨ではなく、研究者が予算配分の事で日本に苦言を述べているとかは、参考にしています。

 

『日本は終わっている』

という、誰かの私怨から出た結論のみを鵜呑みにすると、その毒にやられます。

 

第一、終わっていると思いながら仕事をして、モチベーションが上がるでしょうか?

会社の文句を言いながら働くのと一緒で、何もプラスがありません。

 

日本は年収が低いから終わっている?

 

同じ仕事でもアメリカとかオーストラリアとか、年収〇万円以上で高い事があります。

 

ですが、そういう国では物価も非常に高いです。

東京の家賃は高いイメージですが、世界的に見ると都市部としてはマシな方です。

 

それに、日本は安くて高度なサービスを受けられます。

 

アメリカに移住した友人が、

「荷物の時間指定がなく、通販では部品がたまに全部入っていない」

と言っていました。

 

予定時間にまんじりともせず、配達員を待っているわたしには、アメリカ生活は不可能です。

収入とコストで考えると、日本は十分に満足な水準に感じます。

 

 

救急車5万円

 

アメリカだと、ほんの100mの距離でも救急車にのれば、5万くらい費用が発生します。

 

風邪でちょっと治療を受けても、万単位です。

日本ほど、低所得者に優しくありません。

 

アメリカの上層を見ると、日本より勢いがあると感じますが、総合的に見ると日本はそんなに悪くない社会です。

 

超優秀ならアメリカが有利

 

超優秀な人への賃金は、アメリカの方が高いです。

 

しかしこれは、日本以上に優劣の差をつけるために可能です。

いらないと思ったら、

 

『明日からこなくていい』

と、すっぱり切られてしまいます。

 

日本では優秀でない人でも、何となく出来そうな仕事があてがわれたりします。

脱落者を出さないというのは、社会全体で考えると治安上のメリットがあります。

 

治安以外にも、人々の中の『社会の信頼度』が上がる気がします。

その分、超優秀な人の賃金が下がってしまいますが、この一点で日本が終わっているとは判断できません。

 

ブラックの経験はあるけど

 

ボーナスが0~3万なのに、サビ残・休日出勤という、ブラックの基準にあたる会社を経験しました。

 

ですが、足にクサリをつけられていたわけではないので

 

『ああ、ここダメな会社だ』

と思って、さっさと辞めただけです。

 

その後、転職した先で楽しい仕事だったので勝手に土日に仕事をしたら、実績が上がって年収も激増しました。

 

特に資格を取ったわけではなく、会社を変えたら成果が上がりました。

 

『日本は終わっている』

と考えていたら、いい環境を目指す転職も二の足を踏んでいたと思います。

 

失われた20年って何?

 

バブル崩壊後の20年が、

 

『失われた20年』

と呼ばれるようになりました。

 

わたしはまさにこの期間に、大いに働いて稼ぎました。

 

『失われた20年』

という言葉が事実のように扱われていますが、この言葉の出どころはAという一新聞社に過ぎません。

 

その人にとっては失われた20年かも知れないですが、わたしは得た物が多い20年でした。

 

日本が終わっていると思う部分

 

わたしはIT系の仕事が多かったです。

 

新しいサービスとかが色々出る度に、すぐに天下り用の審査・監査の団体が作られていました。

こういう関所でサービスを減退させ、蜜をすいとる仕組みを見ると、

 

『終わってる・・・』

とつぶやきたくなりました。

 

歴史的にも、こういう官の圧迫が民の我慢の限界を超える事が、しばしばありました。

 

右肩上がりではなくなった

 

戦後に全てがリセットされて、そこから右肩上がりでしたが、社会インフラがいきわたって一服ついた感があります。

 

今、右肩上がりの国は最新の設備が盛り込まれて、日本の遅れが目につきます。

日本は次の設備更新時に、順次新しくなっていくと思います。

 

エアコンでも、持っていない人は最新のものをつけますが、10年くらい前の物がついている人は、あまり積極的に交換しません。

 

日本もそんな状態で、インフラは最新でないとしても、一通り行き渡った感があります。

 

経済成長期より、充実している

 

昭和生まれで、まだ少し成長期の名残がある頃に育ちました。

 

当時の飲食店は、バリエーションがそんなにありませんでした。

それに牛丼も、結構高かった記憶があります。

 

コンビニの弁当も、今より美味しくなかったし、当時より今の方が色々と充実しています。

 

少子化で日本は終わってる?

 

少子化で日本人が絶滅するように言われていますが、人口は明治の終わりで5000万人弱くらいでした。

 

そう考えると、今の人口は十分に多いです。

それに1970年代には、人口抑制策がとられていました。

 

薬局の前に、避妊具の小さな自販機があって、そこに

『家族計画』という、大人にしか通じない言葉がかいてありました。

 

それが功を奏したのか、少子化になりました。

ただ医療体制が充実して、高齢化が重なったために、人口構成が歪みました。

 

医療体制がひどくて、平均年齢が短い国と比較して、どちらが良いでしょうか?

 

 

日本人は劣化している?

 

かつては質が高かったように言われますが、これは家庭内で選抜があったからだと思います。

 

兄弟の中で頭がいい子しか進学できないとか、優秀だと名家に養子として育てられるとか。

わたしもギリギリ、子供が多い年代でした。

 

ちょっとでもボンヤリしていると、自然淘汰されそうな危険な遊具が沢山ありました。

先進国となって、ノンビリした子でも進学できるようになったので、そこだけを見ると劣化したと感じるかもしれません。

 

ですがわたしは会社で働いていて、恐ろしく頭がキレる人や、責任感の塊のような人を見たので、全員が劣化したとは思いません。

 

日本を下げる心理

 

ある記者のツイートで、日本人のルールが否定的にあげられていました。

 

この記者が新宿駅でエレベーターを待っていたところ、国籍は不明ながら〇〇系(外見的特徴のため伏字)のおっちゃんが踊りながら割り込んだのだとか。

 

エレベーターに乗ろうとした中年男性を追い出し、ベビーカーに乗った人に手招きして乗せて、おっちゃん自身は乗らなかったのだと言う。

 

そしてこのツイートの最後は

 

『列にきちんと並ぶなんて、形式だけの「美徳」と、誰かを思って動けるおっちゃんの行動と、どっちが世の中を良くするだろう。』

 

と締められていました。

最後は日本の習慣を下げるのは、いつものパターンです。

 

習慣は形式では生まれない

 

日本人が列に並ぶのは、公平な方が争いが起こらないという、経験から生まれた習慣です。

 

多くの災害を経験して、一番多数が生き残りやすい方法が習慣化しました。

 

一方、人災の方が多かった国では、他者を押しのけて横入りをすることで、自分や家族が生き残ろうという戦略をとります。

 

〇〇系のおっちゃんがどこの人か不明ですが、仮にある大陸だとすれば、そこでは子供の人権というのが無いに等しく、生存率も低いです。

 

日本で子供が一人で通学できるのも、あからさまではないにしろ、大人たちの配慮が存在しているからです。

 

列に並んで順番を待てば、力が弱くても公平な権利が受けられます。

 

記者が嫌う日本人の習性ですが、海外の人は写真を撮り

『自国もこうであれば・・・』

とコメントします。

 

公平な方が、弱者に優しい

 

〇〇系のおっちゃんの問題点は、自分が王様のように、他人を選別したところです。

 

エレベーターから追い出した中年のおじさんは、見えないハンデを背負っていたかも知れません。

中年のおじさんは、〇〇系のおっちゃんのお眼鏡に叶わなかったのでハジかれてしまいました。

 

おっちゃんの『俺が法律だ!』という傲慢な考えは、部族間抗争が多い場所などで見られます。

その結果、力の弱い女性・子供から犠牲になります。

 

日本の一コマを切り取って、短絡的に批判をする。

世界の紛争が感情的・短絡的な理由で起こっているように、まったく建設的な考え方ではありません。