株に仕事の要素を持ち込みたくないので、あまり手間がかからないようにやっています。
それでも副業で株をやって、8年で800万円くらいの儲けです。
配当金の累計は計算していないですが、3桁はいっていると思います。
わたしの手法は、一時期不正会計に翻弄されたので、会社発表の数字は見ないでやっています。
面倒くさいからというのもありますが・・・
その代わり、もっと大きな枠組みと時間で相場を見ています。
このやり方だと、相場にかかりきりにならずに、ほったらかしで出来るので副業トレーダーにオススメです。
相場にかじりついてやるより肩の力を抜いて、トレードを忘れるくらいの方が副業に適しています。
株式相場の大枠を予想する方法
2019年10月に、消費税が10%に上がりました。
色々なメディアで、消費増税で経済が悪化して日経平均が落ちるという事が書いてありました。
わたしは逆張りで、消費増税で株価は上がると予想しました。
今は、メディアの逆張りが正解のターンです。
メディアの逆張りが正解の理由
一般投資家の多くは、メディアの主張に左右されます。
株やFXは常に、少数派が勝つゲームです。
少数と言うのは金額ではなく、人数のことです。
今はメディアの言うことを信じる人が多いので、その逆張りが正解です。
もしも多数の人がメディアを
『そんなこと言って、また逆にいくのだろう』
と疑うようになったら、順張りのターンに変わるでしょう。
選挙にもビッグデータ解析が使われていたくらいなので、直接お金が絡む投資でも、多数の人の方向性を見ています。
まだ上がりそうより、手堅い銘柄を選ぶ
大枠の方向性を決めたら、銘柄はただ
『手堅い』
というのを第一に考えます。
『これからまだまだ上がりそう』
だと思うような株は、既にピークアウトな事が多かったです。
個人が上がりそうと感じるという事は、上がる情報が出尽くした状態なので避けたほうが無難です。
期待感があるのに断念するのは難しい事ですが、個人が得られる情報は一番遅いのであきらめています。
ほったからして助かった株
消費増税で株価は下がるというメディアが多いのに反して、株価は上がるという大枠の予測をしました。
自分の能力を高めるなら、リスクがあっても実際にトレードに参加した方がいいです。
負けたとしても、骨身にしみて勉強をする発奮材料になります。
株は川崎重工とルネサスを買いました。
その数日後に川崎重工が一気に下がりました。
2,600円から一気に2,000円付近まで下がりました。
教科書通りならロスカットするところですが、保持していて復活して、含み益に変わりました。
ルネサスは20万近くの益だったので、川崎重工で1万の益は失敗っぽく感じますが・・・
大枠の予想が上だったのでホールド
重工系の株は低迷の状態が長く続いていて、底が硬い状態でした。
今回ズルッと下がったのは、中間の決算が予想と違ったからです。
こういう下がり方の場合は一過性の事が多く、何よりも大枠で上と予想していたので、ほったらかしです。
川崎重工はバイク・鉄道・大型の設備を扱っていて、ITみたいに虚業の部分が少ないのも底堅い要素です。
結果、元に戻りました。
ブレイクした株は避ける
お笑いの有吉さんが、ブレイクしたいと相談するタレントに
「実力以上の露出がある状態はブレイクです。だからあなたはもうブレイクし終わっています」
と切り捨てていました。
株もこれと同じで、実力以上に株価が上がっていると、そこがピークです。
スバルは500円台から数年で5,000円台に上がりました。
5,000円台の時に、アメリカで人気だとかの記事が沢山出て、
『まだまだ上がる』
という気にさせました。
しかし既にブレイクした状態だったので、後は下がっていきました。
ZOZOOWNも人気だと言う記事が出たあたりがピークだったように、ブレイクの理論は色々とあてはまります。
株価の大枠は国単位で予想する
日本が実力以上にブレイクしていたのは、平成バブルの頃です。
当時
『東京都の土地代でアメリカが買える』
って言われていましたが、そんな無茶なって思いませんか?
これがブレイクしていた状態で、以降は長らく景気が落ちました。
今は韓国を注目
韓国は以前、IMFが入りました。
IMFというのは、破産管財人の手前くらいだと考えてください。
外貨が無くて国民が金を供出するとか、末期的な症状も観られました。
そこから復活して2017年くらいが実質的なピークに思います。
スマホや半導体を中心に成長しましたが、実力以上でブレイクの状態だと判断しました。
韓国が国内外で建てた建物や橋・ダムの崩落が相次ぎましたが、これは彼らのせっかちな性格が影響しているように思います。
海外の橋が崩落した時は、すでに韓国の会社が潰れていたとかで保証がなく、日本が代わりに援助しました。
ダムの時は、まだ裁判になっていませんが、決壊する可能性がある時に現地にいた韓国企業の人間は、避難して帰国済みでした。
長期的信用を構築するという点で、まだ難があると判断し、実力以上の景気のピークとしました。
造船に注目する理由
韓国がピークアウトという大枠の予想を、株に活かす事を考えます。
川崎重工をまだ保持しているのは、韓国が影響しています。
川崎重工は防衛産業株でもあるので、韓米同盟が弱まっているので、日本の防衛費は上がるという予想です。
それに加えて、韓国の造船も日本の重工に関係があります。
韓国は造船を援助中
韓国の造船は受注が世界一と言われています。
しかし赤字で、韓国政府が援助して支えています。
ダンピングみたいなものなので、日本や欧州が非難をしています。
赤字受注で政府が援助しているのは雇用の確保が大きいですが、一時しのぎの先がないので破綻するかなと思っています。
その時に日本の造船に受注が流れてくると思って、川崎重工の株を保持しています。
こんな風に大枠の予想をすると、長い時間で考えられるので、株をしばらくほったらかしにできます。
ほったらかし投資の課題
川崎重工は買って数日で落ちました。
会社の数字を継続して見ていれば、何らかの兆候がつかめたかもと反省しました。
とはいえ、数字を見る仕事は苦痛なので、やりたくはありません。
そこで考えたのが、webを巡回するプログラムを作って、継続的に決算数字を収集しようかという事です。
収集するだけでなく、プログラムに会社をピックアップさせるまでをやらせれば、人間は意思決定に専念できます。
これは難しいようで、エクセルでできる事です。
副業の株に使えるプログラム
エクセルに付帯しているVBAなら、プログラムの初心者にも勉強しやすいです。
面倒な設定なしで、すぐにプログラミングを始める事ができます。
その割に応用範囲が広いので、本業に活かして年収アップも見込めます。
副業をする意義は、単にお金を得るだけでなく、本業の仕事に役立つスキルを得る事だと思います。
わたしレベルでもできたプログラムの勉強法等を、別ページにまとめています。