FXから投資を初めて約8年で、1000万円ほどの利益を上げました。
副業でリスクを取らないやり方だと、これくらいが限界でした。
政府がインフレ誘導して着実に物価が上昇している中で、自分の貯金の価値が目減りするのを防ぐために投資を勉強しました。
貯金しているだけで資産価値が減るので、将来を考えたら投資をするしかありませんでした。
投資の勉強は早い方がいいです。
定年退職の退職金をつぎ込んで失敗するのは、早くから勉強をしていなかったためです。
わたしの経験では
『この株が上がる』
みたいに安易な情報に飛びつかなければ、個人でも利益は上げられます。
それでも投資が苦手な人はインフレ分くらいをカバーする、絶対に損をしたくない人向きの方法もあります。
投資は銘柄でなく大局を判断する
野球で、
『明日の巨人対広島は5-4で巨人が勝つ』
という予想を当てるのは難しいですが、
『今年は巨人が調子いいな』
くらいならできそうな気はしませんか?
投資もそれと同じで、大局の方が判断しやすいです。
その大局から上がりそうな業種を選ぶと、利益を得やすいです。
投資には世界の流れが反映される
投資の歴史を勉強すると、どこかの国が潤ったら金融危機が起こって、そのお金がゴッソリと他国へ移動する事の繰り返しです。
日本のバブルもそうだし、南米も少し前は新興国として持ち上げられていたのが、ベネズエラなどで国家破綻の危機です。
韓国なんかも過去の危機でIMFが入って、海外企業に株を安く買いたたかれて、それ以降は配当金が流出する金融植民地のようになりました。
今、最も大きく膨れ上がっているのが中国です。
このお金が流れ出る時に、日本がどういう立場になるのかで銘柄を決めます。
重工株を早目に買いすぎた
大局の予想が当たっても、タイミング間違えると利益を上げられません。
わたしは中国の軍備拡張で、日本の防衛費も上がると予想して防衛関連の重工株を買いました。
三菱重工やIHI、それに車で有名なSUBARUも元は富士重工で防衛産業株(今は事業の95%が車)です。
これは仕込むのが早すぎて、買った後で下がりました。
今が復調しつつある感じで、2019年3月期は三菱重工・IHIは配当が倍になっています。
防衛費が上がる大局の予想は当たっていましたが、タイミングを誤りました。
同時にインバウンドの航空関連と人手不足のロボット産業を買っていて、そちらで十分に補填ができました。
勉強するなら早めに証券口座を開いた方がいい理由
証券口座をいくつか持っていますが、申し込みがネットで完結できるとはいえ、少し面倒くさいです。
住所の確認のために本人確認の郵便物を受け取ったり、マイナンバーをアプリで送付したりです。
申し込みから開設まで、スムーズにいっても一週間は見ておいた方がいいです。
グダグダしている内に買いたいと思った株が急騰して、運を逃した気になってしまいます。
オススメは楽天証券
楽天は通販会社だと思っていたので、あまり信用をしていませんでしたが、楽天銀行を開いてから印象が変わりました。
手数料関係やポイントの充実が、従来の銀行とは全く違います。
それに過去の入出金履歴が見られる範囲も広く、色々な面で優れています。
外貨預金もメガバンより有利で、破綻しても預金保護される1000万以内なら、楽天系が圧倒的にオススメです。
その流れで、楽天証券も開設しました。
無職でも口座を作れる
クレジットカードの審査と違って、証券口座は反社でなければ作れます。
とりあえず口座を作って、勉強のために色々な画面を操作してみる事をオススメします。
チャートや企業情報も、証券口座の方が詳しく見られます。
他人が持ち掛ける投資話を信用しない理由
一行の口座の残高で数千万レベルになったら、銀行から営業電話がかかってくるようになりました。
残高でフィルターをかけて、片っ端から電話してくるのだと思いますが、全て断っています。
銀行が勧める投資信託は、4割の人が損をしているというデータがあります。
投資信託は銀行が手数料で稼ぐためのものであって、個人のお金を増やしてくれるものではありません。
運用しているのは普通のサラリーマンなわけで、自分の会社を優先した運用をしています。
自分自身で運用した方が大切にするし、お金の扱い方もわかってきます。
笑えるほどうさん臭い投資話
昔からペテンは色々とありますが、今でも形を変えて残っています。
例えばFXで通常より早い回線でつないでいるので、他の証券会社の注文をキャッチして、中央取引所の値動きに反映される前に自動で注文できる。
こんなペテンの投資話をする人が実際にいました。
『ちょっとあり得るかも?』
と思いますが、どのペテン話にも共通して言えるのが、
『そんなに儲かるなら自分だけでお金を回すはず』
という言葉に尽きます。
孤高の人の方が儲かる理由
投資は多人数派(多額ではなく)になったら負けるゲームです。
他の人に同調しやすい人は、まとめて狩られて養分になります。
ひたすら自分自身と対話をする、孤高の人の方が場を読めます。
孤高と反対の、周囲の人とベッタリな人はペテンに騙されやすいです。
大規模な投資詐欺に引っかかった人は大抵
『知り合いが配当を貰ったので大丈夫かと思って』
と、他人を投資判断の拠り所にします。
孤独や孤高に耐えられる大人だけが、投資には向いています。
投資のリズムはFXで勉強
初めて投資をする人には、FXがオススメです。
少額でできるし銘柄が少なくてシンプルです。
上がるか下がるかの二分の一なのに、最初はなかなか当たらない理不尽さを勉強できます。
世界のお金の流れとか、サプライズと言う割に状況が整っていたり、投資の世界の不思議が体験できます。
FXの特徴はレバレッジですが、資産形成が目的なら一切使用しない事をオススメします。
レバレッジは借金をして投資をやるようなものです。
投資の第一関門は貯金から
投資をはじめる前の基礎勉強が、貯金をする事です。
投資で大失敗するのは親の遺産を引き継いだだけとか、お金の扱いを知らない人です。
ある程度の貯金をするには、経済性が身についていないとできません。
借金返済のために会社に前借りしてまでFXをした人がいますが、100万円くらいの損失を出して借金を増やしていました。
貯金ができない人には、それより難しい投資ができないのは当たり前ではないでしょうか。
貯金をしていく内に、お金の取り扱いが学べます。
不動産投資をしない理由
賃貸とかで不動産営業に関わったら、結構ダメな感じの人が多いと感じました。
売買でも同じような印象を受けて
『この人らを介していい物件買える?』
と疑問に思いました。
それにいい物件は不動産屋に抑えられてしまうので、大規模修繕間近みたいな物件しか一般に出回りません。
買ったら買ったで入居者との契約やら建物の管理とか、株と違って煩わしい義務が発生するのも面倒です。
不動産投資は普通に仕事みたいになるので、やるつもりはありません。
絶対に損をしたくない人はコレ
元本保証型の金融商品を探しましたが、限りなく利息がゼロに近い定期預金しかありませんでした。
しかし、これにidecoを組み合わせれば万単位の利益が出せます。
リスクが全くなくて一番リターンがあるのは、この方法だけでした。
ただ60歳になるまで基本的におろせないので、それまで生きなければならないですが・・・