世の中にはロクでもない会社があって、短い職歴が出来てしまうのも仕方がありません。
会社にはいったばかりで辞めたいと思っても、職歴が汚れるのを恐れてしばらく居続ける人もいますが、それは時間の無駄です。
短い職歴はネガティブですが、芸能人の離婚会見を参考にすると、逆に好印象に変える事ができます。
離婚も人気稼業ではネガティブな事ですが、相手の非を責めずに爽やかに会見をすると評判が上がって、離婚後の仕事につながりやすいです。
短期間で退職した理由は、芸能人の離婚を参考に作る
芸能人は自分自身をコンテンツとして販売していて、売れるか否かは好感度にかかっています。
失言をしたら即消えてしまうシビアな世界なので、彼らの受け答えは参考になります。
ある女性芸能人の離婚を参考にします。
相手のせいにしないけど、自分のせいにもしない
「結婚生活はどちらが悪いとかはないと思うので、今は気持ちの整理がつけられ、今後はプラスな関係を築いていけたらいいなと思っています。」
このように、どちらも悪くない上に、今後は仲良くしていきたいみたいです。離婚していますが。
とりあえずへりくだれば無難だろうと思うと、嘘くさくなったり卑屈すぎて印象を悪くします。
夫婦喧嘩は犬も食わないというように、いさかいは見ていて気分が良いものではありません。
自分に非がない事を、状況説明でにおわす
「子供が産まれて、子供のことだけに一生懸命になってしまって、時間が合わなかったのがありました。
話し合える毎日が、夫婦や家族を作り上げていくと思うんですけど、夫婦にはなれたけど、家族にはなれていなかったのかなと思います。」
子供が産まれたら大変な事は、多くの人が知っている共感できる事柄です。
その状況をにおわす事で、本人に非がない事をにおわせます。
結果、相手の非を責めなくても状況を聞いた側は、相手が悪いのではないかという印象を持ちます。
女性の方が面接に強い理由
人の共感や同情を誘う言い回しは、女性の方が上手です。
面接でも女性の方が受け答えのキャッチボールが上手にできます。
男性はヤリ投げの技術を競うかのように、一方的に遠くに投げるように面接をします。
一方、女性は面接官の言葉や感情を的確にくみ取って、キャッチボールをします。
自己主張を抑える術が、自然と身についています。
この辺りは女性同士のコミュニティで共感性が重要なので、自然と受け答えにも表れます。
離婚会見でも、女性の言い方を参考にしましょう。
男女の違い
アルバイトの退職理由は、ぶっちゃけ何でもいい
一般的にもアルバイトは辞めるものだという前提なので、退職理由はなんでも構いません。
むしろ退職理由よりも、なぜアルバイトだったのかを考えた方がいいです。
作家とか音楽系の何かを目指していたので、生活費はアルバイトで稼いでいましたという、夢追い方がオススメです。
アルバイトを辞めた理由は、追っていた夢は趣味にして、将来のために地に足をつける生活をしようと決意した事にしてください。
アルバイトを辞めた理由は、正社員になるための一点張りです。
フリーターは職歴が多いです
正社員の仕事を短期間で退職した理由
正社員の仕事の退職理由は、面接で聞かれる事が多いです。
この理由から、人となりを判断する材料になっているので、注意が必要です。
基本は、会社の悪口を言わないで、かつ自分を卑下しすぎない事です。
労働時間が長すぎて早めに退職した時の理由
「始業が9時でしたが、職場の方針で朝7時半にはオフィスに入るようになっていました。
そういう経験で仕事に対する気構えを教えてもらえましたが、終業も23時を回るため学習の時間が通勤の電車に限られてしまいました。
インプットの時間をとって、アウトプットの質を高めた仕事がしたいという気持ちが募っていきました。
会社のスタイルと合致しないため、迷惑をかけないよう早めの退職をいたしました。」
明らかに長時間労働の会社が悪いですが、そこを主軸にしないで説明をして、自分の好感度を上げています。
割と失敗しても大丈夫みたいです
パワハラで退職した時の理由
パワハラの被害にあったとしても、面接の場では言えません。
面接官はあなたと過去の会社の、どちらにも肩入れしていないからです。
どちらかと言えば、面接官は過去の会社に近い立場なので、パワハラの被害を言うと悪印象を与えかねません。
世にパワハラというものがあるのを知っていても、当事者でない人には伝わりません。
この場合、退職理由は何でもいいのでデッチ上げます。
自然な理由になるよう、辞めた理由から就職の志望動機につなげて、面接官の注意を退職というネガティブな事から反らします。
他に給料が低いとか人間関係の退職も、言って得する事はありません。
会社が短い退職の何を気にするのか
就活が面倒なように、会社側にとっても採用は手間がかかります。
それに採用した人がすぐに辞めたら、採用を決めた人事が失敗の烙印を押されます。
面接官は大きな存在に見えますが、社内ではそんなに強い立場ではない事が多いです。
だから、あなたが面接官に与えるべきなのは安心感です。
過去の短い職歴は過ぎた事で、これからの可能性に期待をさせれば、退職のことなど消し飛ばすことができます。
具体的には、新しく受ける会社の仕事に使うツールの一つでも作れば、本気度は伝わります。
この方法は、実際にバイトや短い職歴があったわたしが適職に就職する際に使用して、効果がありました。
やる気は資料作りで伝わる