車やバイクを下取りに出すと、結構な下がり方をします。
割と人気のある車でも、1年で1000kmくらい乗ってから買い取りセンターに持って行ったら、半額になっていました。
だから物を買うということはお金が減るイメージしかありませんでしたが、買って数年で倍くらいの値段になった物がありました。
フィギュアを買ったら倍になった
特にコレクターというわけではなかったのですが、ジョジョの奇妙な冒険で時を止める能力のある、ザ・ワールドというスタンドのフィギュアを買いました。
購入した理由は、仕事で効率化をすると60分かかっていたものが数秒で終わるようになり、時間を止めるような感覚だったので、その象徴として買ってデスクに飾りました。
こういうフィギュアは製造され続けるものではなく、製造が中止して数年で倍以上の金額になっていました。
定価が約3,600円くらいだったのが、今は新品だと10,000円です。
開封した中古品だと、6,000~7,000円くらいです。
わたしの持っているのは未開封のままですが、日焼けしたり箱が歪んだりしているので、マイナス査定されるでしょう。
それでも倍くらいにはなると思います。
株式投資で買値の倍になったのは、1銘柄だけです。
そう考えると、フィギュアは儲かる確率が高い買い物でした。
買ってすぐにラップに包んで保管すれば
そこで頭によぎったのが、買ってすぐにラップに包んで保管しておけば、新品としてリセールできるのではないかという事です。
すごく確率の高い投資になります。
でもこれって、買い占めの思考なんですよね。
問屋みたいに流通の一端をになっているわけでもなく、単に欲しい人の間に割って入っているだけです。
わたしが買い占めて転売をやらないのは、怖いからです。
サイコパスでもない限り、人は後ろめたい事をすると罪悪感が生まれます。
その罪悪感から、無意識のうちに自分に罰を与えるような選択を選んでしまいます。
これがバチのメカニズムで、転売をする人が儲け続けるのが難しい理由です。
フィギュアは箱から出したら捨ててしまいがち
同時期にAmazonで買ったプレデターは、定価から少し割り引かれて3千円台でした。
箱から出して飾っていたのですが、事あるごとに倒れるし、付属品の置き場に困ったりしました。
それで近藤麻理恵さんの『片づけの魔法』の本に感化されていた頃、
『手に持ってときめかないものは迷わず捨てる』
の教え通り、プレデターのフィギュアを捨ててしまいました。
現在の売値を調べたらで、新品で14,000円になっていました・・・
プレデターは世界的に人気だし、定期的に映画化されたりするので、SFものは高いですね。
ただ同じSFもののエイリアンは、モデルによって値が上がらないものもありました。
北斗の拳のフィギュア
ちょっとマイナーなキャラクターですが、修羅の国という皆が強い国の中で、まだ名を名乗ることを許されていない修羅の一人です。
これは2千円代で買いました。
名が無いわりに結構強くて、準主役のファルコと闘っています。
マイナーなキャラでコレクターが限られるのか、今の値段は5千円くらいでした。
これも片づけの魔法にハマっていた頃に捨ててしまいました。
片づけの魔法は気分がスッキリする、素晴らしいテクニックです。
ただわたしは、炊飯器についていた使わない計量カップを捨てたら、それが無洗米用のカップで、無洗米を買ってから気がついて途方に暮れたりしました。
ブランドの腕時計
腕時計も消耗品のような感覚でいましたが、ブランド物は違いました。
わたしが持っていた機械式の腕時計が、オーバーホールが必要な時期になりました。
オーバーホールというのは、時計店に預けて分解掃除をしてもらう事です。
この費用が一つにつき数万円かかります。
そこで、質屋系の店の買取店に持って行きました。
メタルバンドの時計の方は6年くらい使ったし、道で人を避ける時に思い切り石の壁にぶつけて、大きなキズが出来ていました。
箱も無いし、調整で抜いたバンドのコマも無かったので、相当に減額されると思っていました。
しかし数万円の減額だけで済み、臨時収入みたいになりました。
そのブランドの腕時計の発売価格が年々上がっていたので、中古でもキズがなければプラスになっていたと思います。
値が下がった腕時計
メタルバンドの時計と違って、ゴムバンドの時計は半値以下になってしまいました。
メタルバンドの時計とは別のブランドだし、買った時の値段もブランドの時計としては安い方でした。
ゴムのように劣化するものは、リセール目的の場合は選ばない方がいいと思います。
一定の金額以上の腕時計を持っていれば、いざお金がない時に換金ができます。
腕時計は、身に着けられる動産のような役割を果たします。
現金だとインフレリスクがあるので、高い時計を持つのもありかなと思います。
家は価値が落ちる
家も買ってすぐに売った事がありますが、わたしには向いていませんでした。
稀に買値より上がるマンションがありますが、そういう時期は売却後に住む新しい家も高いので、結局はおいしくありません。
投資目的で複数物件を買うにしても、不動産屋の障壁があります。
不動産屋は結構アナログな付き合いが必要で、営業力のないわたしには不利です。
それにネットで簡単に売買できる株と違って、不動産の売買は人同士の儀式が多いです。
売りと買いを経験しましたが、ハンコの押し合いとか重要事項説明とか、早く帰りたかったです。
わたしは家を買って・売ってで300万円のマイナスを経験しました。
高い勉強代でしたが、おかげで家賃収入系の投資は向かない事がわかりました。
一番価値があったのは本
本は売りに出しても、殆ど値段がつきません。
ですが投資に対するリターンとしては、本が最も効果がありました。
学校の勉強が苦手だったわたしは、社会に出てから独学で勉強をする必要がありました。
必要だと思った本は、割と即決して買ってしまいました。
読んだ本の量が一定量を超えると、それぞれの知識が結びついて、問題解決能力が飛躍的に上がりました。
それに対する給料として、30代からは年収が大企業平均より下になる事がありませんでした。
本は一冊読んでも大してレベルアップしませんが、ある点を超えると一気に数段階レベルアップします。
この特性を頭に入れて、根気よく読書を続けてみてください。
わたしが低学歴でも年収を得た方法や、独学の株式投資で利益を上げた事などを他のページに書いているので、よければ色々と読んでみてください。