求人広告に
未経験者 〇歳未満
となっていると、年齢だけで無条件に諦めてしまっていないでしょうか?
突破する方法はあります。
重ねた年齢は元に戻せませんが、経験は自分で作る事ができます。
それに、経験者と言っても下手な人は大勢います。
会社側は経験者を採用したのに
『経験していてもこの程度か・・・』
という人と何度も遭遇しています。
ではなんで広告に経験者優遇などと書いてあるのか?
採用担当者が人の能力を見抜く目がないため、『経験者』という分かりやすい評価基準にすがるためです。
裏を返せば、経験者に匹敵するアピールできれば、年齢制限を取っ払うことができます。
これは想像よりずっと簡単な事です。
未経験への転職で、年齢制限を取っ払う方法
わたしが未経験業種に転職できたのは、経験者と同等にアピールできたためです。
未経験者 29歳未満
となっていた会社に、28歳と6ヵ月で応募して採用されました。
なんだ、年齢未満じゃないかとお思いかも知れませんが、今やり直すとしたら年齢以上でも余裕で求人に応募していました。
年齢ギリギリの時に経験した経験から、オーバーしても大丈夫だとわかったからです。
求人採用においては、制限を無視するくらい強い気持ちを持った方がいいです。
この時は未経験の年齢制限にギリギリでしたが、自己PRの内容を練れば経験者と競っても十分に通用します。
経験者以上の自己PR
年齢はギリギリでしたが経験者や、未経験でも若い人と競争になったら採用されないと思ったので、その仕事の実務をやっている人が読む本を買い勉強しました。
そして、実務で使うためのファイルを作成して、面接の場で実務として披露して採用されました。
その仕事の適性があったので、入社後に役職と給料は既存社員を追い抜いていきました。
後に採用側として自称経験者を見てきましたが、何年やっても経験が身についていない人が多数いました。
例え経験があっても転職をするという事は、実はその仕事が不得意という可能性があります。
だから適性や意欲のある人が独学した内容の方が、経験者を凌駕している事がよくあります。
これを面接官に感じさせる事ができれば採用試験を突破する事ができます。
自分の利益を第一に考えて、年齢制限を無視する
自分が未経験で、会社が29歳未満と書いてあるから無理だと諦める行動で誰が得するでしょうか?
自分の利益を第一に考えたら、そんな年齢制限に従う理由はありません。
未経験者の年齢制限があっても経験者以上のアピールをすれば、経験者枠で応募ができます。
他の応募者の事を知らないので、経験者相手にかなわないと思っているかも知れませんが、前述の通り実際はそうでもありません。
それに会社で求人広告を多く出していましたが、タイミングによって応募者全般の平均能力にバラツキがありました。
採用の難易度は一定ではありません。
他の応募者の能力が低いタイミングで、応募の時に添えた資料が会社の目に留まれば採用のチャンスが高まります。
そのチャンスを自分で掴むために、年齢制限を無視してしまいましょう。
弾かれる事が続いたとしても、わたしはナイスファイトだと思います。
そういう思いは次につながります。
具体的に経験を作る方法
例えばIT広告の世界に行きたいとして、広告運用に関する本を買って勉強をします。
個人でもサーバーを借りて簡単な広告サイトを作る事ができます。
案件は適当なアフィリエイトサイトから持ってきて、グーグルのアドセンスやヤフーに出稿すれば、一連の広告の経験になります。
1万円くらいの予算で広告出稿し、データを見て改善して、更に1万円分くらい出稿してどのように変化をしたのかを記録します。
そのデータに様々な考察を入れたものを資料化して面接で説明すれば、大抵の経験者以上のアピールができます。
経験者と言っても改善しない人はいつまでも低レベルな仕事をしているので、改善の伸びしろを見せれば高い評価を得られます。
広告業だけでなく、デスクワーク全般で同様のアピール方法が可能です。
未経験者が経験者になる方法
本当に行きたい業種で転職活動が長引く覚悟があるなら、どこかにバイトで実績を積む選択肢もあります。
バイトは与えられた作業をしますが、それ以外の工程を見る事もできます。
退勤した後であれば、経験を積むために作業をさせてもらう事もできると思います。
バイト代を得るのが目的ではなく、経験を積むことが目的なので給料は二の次です。
その経験を武器に正社員を募集している会社を受けに行きます。
自分が正社員の就職するためにバイトの経験を積んだことも説明して、意欲をアピールします。
その気迫は伝わります。
未経験者の中にも差がある
スマホのゲームプランナー補助の募集には、未経験の人から多くの応募がありました。
その中でも差が生まれます。
面接の場で単にゲームをやった感想を語るだけとか、フラッと来ておしゃべりするだけで採用されると思っている人が多かったです。
採用される人はちゃんと仕事の内容を考えてきて、仮定がありながらも仕事のアプローチまで考えたり、経験者の領域にまで踏み込んでいました。
どのくらい下調べや汗をかいたのかは、そういう所で会社に伝わります。
資料を持ち込む
教える余裕がないから経験者を求める会社は入る価値ナシ
切羽詰まっていて、仕事を教える余裕がないから経験者を求めている会社もあります。
そういう所は低レベルな仕事を人力で補っているような会社ばかりです。
仕事の質が低く、いつまでも属人的な仕事ばかりやっています。
切羽詰まる状況になるまで対策が立てられなかったような会社に、入る価値はありません。
転機になる業種に転職できた結果