何となく職場にはコーヒーみたいな習慣があります。
コーヒーで集中力UPとか、リラックスタイムだとか言われていますが、飲んだ後に不安感が増した経験はないでしょうか。
コーヒーを飲む効果は、カフェインにより神経をより鋭敏に覚醒させるのが主です。
だから普段から繊細な人がコーヒーを飲むと、より一層鋭敏になってしまい逆効果です。
何だかやたらと不安感が募る人は、コーヒー習慣が原因かも知れません。
仕事や就活の緊張をリラックスさせようとコーヒーを飲むと、よりいっそう緊張しやすくなってしまいます。
最近なんとなく気疲れする割に物事が進まないという人は、コーヒーのせいかもしれません。
不安感が強い人はコーヒーを控えた方がいい
内向的な人は些細な出来事の受け止め方も過敏で、不安感を多く感じます。
内向的な人は神経が鋭敏で、身の回りの細かい事に気がつきすぎます。
気が利くのは良い事ですが、社会生活を維持するには適正なレベルがあります。
鋭敏過ぎてもギクシャクしたり、気疲れして気力が尽きてしまいます。
この問題を解決する飲み物はコーヒーではなく、お酒など鋭敏さを下げるものです。
お酒で酔うのが嫌いな人は、リラックス効果があるチョコレートの摂取をお勧めします。
コーヒーは大雑把な性格の人向きの機能飲料
コーヒーで仕事が上手くいくというのは、誰にでも当てはまるものではありません。
外向的で大雑把な人がコーヒーで鋭敏さをアップさせると適正なレベルになり、仕事に集中して成果を上げられます。
コーヒーはアメリカの文化です。
アメリカは日本よりも大雑把で合理的な人が多く、その気質の隙間を埋めるものとしてコーヒーが有効です。
彼らに合った飲み物なので、様々なコーヒー文化が発展しました。
コーヒーはアメリカ文化だから、そのままでは日本人に合わない
アメリカでは何倍もコーヒーを飲むのを前提にした文化があります。
大量のコーヒーを常時用意するコーヒーメーカーも、そういった文化から出来ています。
それに対して日本独自のコーヒー店の文化として、時間をかけて質を高めた淹れ方があります。
少量で満足度が高いコーヒーの方が、日本人に合っています。
コーヒーが合わないのは体質
人種的にお酒に強い人が多いという違いがあるように、カフェインに対する強さも異なります。
アメリカ人の体質と日本人の体質は違います。
アメリカ人と言っても人種が様々なので一概に言えませんが、ここでは多くの人がイメージする典型的なアメリカ人を参考にします。
トランプ大統領っぽいというと少し荒削りな性格すぎるかも知れませんが、大体そういう感じです。
コーヒーをガブガブ飲んでも、影響が少ない人たちです。
アメリカ人よりも日本人の方が、体質的にカフェインが合わない人は多いです。
緑茶にもカフェインが含まれていますが、コーヒーよりは大分少ないです。
玉露茶はコーヒーよりカフェインが多いですが、エスプレッソみたいなもので、沢山飲むものではありません。
仕事がひと段落つくたびにコーヒーブレイクを入れていると、日に4~5杯を飲む事になりますが、これは多すぎます。
リラックス効果は香り
コーヒーにはリラックス効果があると言われます。
しかし、眠気を覚ますと言う真逆の効果もあります。
リラックスと覚醒のどちらが正しいでしょうか?
これはどちらも正しくて、コーヒーの香りはリラックス効果があり、飲むと覚醒効果があります。
なのでリラックス効果だけを得るなら、アロマの方が適しています。
コーヒーを飲むと車の運転が疲れる
内向的で他人に迷惑をかけまいとする人は、運転中に寝てはいけないと責任を感じてコーヒーに手を伸ばします。
常日頃から運転に気を使っている人がコーヒーを飲むと、鋭敏になり過ぎて運転に気疲れをします。
運転していて『あの角から人が飛び出してくるかも?』という予測は必要ですが、その度合いが際限なくエスカレートしていきます。
仕事も車の運転と似たところがあって、細かく気にし始めたらキリがないのに、コーヒーで危機感に歯止めがきかなくなります。
特に大雑把な人と関わらざるを得ない場面では、コーヒーで鋭敏になった神経では耐えられません。
細かく気が付く人ほど、ストレスを拾う
カフェインを取り過ぎた時の症状
インスタントコーヒーで、カップに大目にコーヒー粉を入れてしまうと、カフェインの取り過ぎの症状がでます。
頭が熱い状態が続きますが、頭痛とかはなくて、気が張った状態が続きます。
気が張るというのはいい状態ではなくて、気がつき過ぎて気が散ってしまい、一つの事を進めにくくなってしまいます。
コーヒーは美味しいからつい飲んでしまいますが、無視できないほどの影響が出ます。
カフェインレスコーヒーの感想
カフェインレスコーヒーというのを試してみました。
飲んでも頭が熱くなるような事も、鋭敏になりすぎることもなく、コーヒーの味だけが楽しめました。
コーヒーが好きと言っても、いつも牛乳メインのカフェオレにするので、お湯だけで飲む人よりはシビアではありません。
ただ値段が30gの小瓶で約400円と、今までのインスタントコーヒーの3倍以上の値段がします。
それでも飲んだ後の不調がないので、今後もカフェインレスコーヒーにしようと思います。