変な人と言っても無害なら問題がないのですが、変を世の中に広めたいのか、他人に干渉しようとしてきます。
変な人の対処法は、基本的にありません。
どういう対応をしても彼らのフィールドに引きずり込まれてしまうので、ただただ避けるのみです。
わたしが『変な人とよく遭遇するな・・』
と思っていた頃に気が付いたのは、自分の精神状態が弱っている時に遭遇しやすいという事です。
この不思議な現象について。
変な人は、他人のネガティブな感情に敏感
風邪の時などいかにも具合が悪そうに見えると、周囲の優しい人が異変を察知してくれます。
それと同じように変な人が寄ってくるのも、自分がネガティブな状態の時が多いです。
これは何故かと言うと、変な人はネガティブな感情に支配されているため、他人のネガティブな精神状態に敏感だからです。
辛い事があって落ち込んでいる時ほど、ネガティブの臭いを嗅ぎつけた変な人がやって来ます。
変な人を引き寄せないようにする
『ああ、さいきん変な人が寄ってくるなぁ』
と思ったら、自身の精神状態をチェックしてください。
日常で何かストレスを抱えてないでしょうか?
変な人が寄ってくるかどうかは、自分の精神状態を教えてくれるバロメーターです。
問題を取り除いて正常になれば、変な人を引き寄せなくなります。
優しい人にも変な人が寄ってくる
変な人はネガティブな人の他に、優しい人にも寄ってきます。
優しい人というのは全ての人に安心感を与えますが、それが変な人にも伝わってしまいます。
他の人が変な人に対して冷たい中で、優しい人だけが目立ってしまうため寄ってきてしまいます。
全方位に優しさが出ないよう、他人に嫌な事をする人は助けないというスタンスにして、変な人を引き寄せないようにしてください。
無条件に手を差し伸べる危険性
恒常的にずっと悪い状況の人には、何かしら本人に問題があることが多く、手を差し伸べると自分の沼に引きずりこもうとする人もいます。
わたしの経験上そういった人は、何かをしてあげても際限なくおかわりを要求しつづけて、断ると逆恨みをしてきます。
「困った人を助けましょう」と教えられた人は多いと思いますが、それは突発的に道に倒れたとか、そういうシチュエーションだと思います。
変な人の事を知る
変な人を相手にすると彼らと同じ土俵に立たされるため、遭遇の頻度を下げるようにしましょう。
そのためには彼らの生態を知らなければなりません。
彼らは基本的にお金がありません。
すぐに激して仕事を辞めたりするので、最終的に誰でも採用される仕事にしか就けなくなります。
その不満を他人にぶつけています。
給料の安い会社や安価な飲食店など、安い場所には変な人が多いのはこのためです。
わたしはなるべくネットスーパーを利用したりして、変な人がいる環境を避けています。
変な人は、自分と同じ人を増やしたい
人って自分に似た人と一緒にいると、予想外の事が起こらないので安心するそうです。
普通の人と同じように、変な人も自分に似た人を求めます。
変な人の話を聞くとおかしな理屈ばかりで頭が痛くなってきますが、そうやって変な人はネガティブな感情を広げる事で、自分に似た人を作ろうとしているのではないでしょうか?
変な人が積極的に人と関わろうとするのは、このためです。
変な人に電車で遭遇しやすい
頑張って変な人がいない職場に入っても、通勤で遭遇してしまいます。
変な人ってあまり用事があるように思えないのに、活発に移動をしています。
前に渋谷駅で刺傷事件がありましたが、原因はぶつかって口論になった事です。
口論になったら、変な人と同じ土俵に上ってしまう事になります。
犯人は普段から人とぶつかる事が多かったので、護身用にナイフを持ち歩いていたそうです。
この犯人がぶつかる事が多いっていうの、何かわかります。
変な人って距離感がおかしいので、よくぶつかるのではないでしょうか。
行動が活発
渋谷の事件で不思議なのが、加害者・被害者ともに埼玉の人だったことです。
被害者が新聞配達のバイトで、加害者が何かのバイトです。
バイトで渋谷まで通勤する必要性がわからないです。
埼玉から来るなら途中に池袋もあるし、遠い渋谷でないとできない事ではない気がします。
変な人にはこういう『?』がつく行動が多いです。
ストレスが溜まっていたのだとか
犯人の動機は
『人生がうまくいかず、そのストレスがぶつかられたことで一気に爆発した』
のだそうです。
ストレスというのは、現状を変える原動力の役割があります。
溜めるだけだと精神が参ってしまいますが、ストレスを行動のエネルギーに換える事で、人生のステップアップができます。
しかし変な人というのは、ストレスを他人にぶつけて解消しようとします。
だから被害者が生まれるし、自身の人生は向上しないままです。
東京で遭遇した変な人
変な人は基本的にブツブツ言っているタイプが多かったです。
変な人の後ろを歩いたことがありますが
「ちくしょう」「くそぅ」
みたいな誰に向けてるのかわからない言葉を小声で言っていました。
彼らはもののけ姫に出てきた、世の中を呪うたたり神みたいなものかなと思います。
突然、駅の非常停止ボタンを押す
わたしが電車から降りてホームを歩いていたら、柱の前でしゃがんでいる若い男がいました。
それが突然立ち上がって、柱にあった非常停止ボタンを押して走って逃げていきました。
帰宅ラッシュの時間に電車が止まって、多くの人に影響が出ました。
自分と同じ嫌な気持ちを、多くの人に味わってほしいのでしょう。
避けるとしたら、会社の近くに住むしかありません。
カサで足元をつく若い男
駅のホームを歩いていたら、途中の階段から合流した男に、わたしの足元をガンガン叩かれました。
合流した時に、彼はわたしの前に入りたかったのかも知れませんが、少しだけわたしの方が早かったのが気に入らなかったのでしょうか?
道を開けて顔をよくみたら、昭和の青バナを垂らした少年みたいな、粗いつくりの顔をしていました。
彼はそのまま前の方の車両に乗りましたが、わたしが下車したら彼も降りて、わたしのほうに真っすぐ向かってきました。
わざわざ前の方に乗っていたのに、降りて後ろの車両に乗りなおす意味がわかりません。
すれ違う時に、ずっと何かをブツブツ言っていました。
変な人って基本、何かに怒っています。
変な人は断れない人を見抜く
変な人はアチコチで拒絶される経験を経て、断る人と断れない人を見抜く能力が発達します。
私が大きい公園に散歩に行った時のこと。
道の真ん中に自転車を止めて、男女が話をしているので通りにくいなと思い見てしまいました。
ツバを飛ばしそうな勢いで楽しそうにしゃべるおじさんに対し、女性は微妙に後ずさりしていました。
横を通り過ぎる時に耳に入った会話から、見知らぬおじさんが女性に話しかけて、断れないタイプの女性が質問に返しているようでした。
おじさんはヌルンとした外見で、しゃべり方も声が裏返るほど興奮していて、男のわたしでも『ちょっと嫌かな・・』と思うタイプでした。
スルーをしても罪じゃない
変な人が寄ってきやすい人は拒否することが苦手な人が多いです。
人を遠ざけることに罪悪感をおぼえ、良心が咎めてしまいます。
ですがそういった隙が犯罪の被害に遭うキカケになるので、スルーすることは自分を大切にする護身術だと思ってはいかがでしょう。
変な人が声をかけてきたら彼らと周波数を合わせず、言葉は聞かないようにしてスーッと通り過ぎます。
人間には異質な相手を警戒する本能があるので、変だと思ってスルーするのは心が狭いことではありません。
付き合う人を選んで、自分の心を守る権利は誰にでもあります。
変な人に同化したら負け
変な人というのはネガティブまみれの自分と同じ気分にさせようと、周囲に悪意をばらまいています。
それに傷つけられて、あなたの中にネガティブな感情が生まれると、彼らは小躍りして喜びます。
彼らは小悪魔みたいなもので、人間に悪感情を植え付けるのが生きる目的です。
だから彼らとは一線を引き、思いやりのある人同士でコミュニティを作る事で、変な人を遠ざけることができます。
自尊心が大切
自尊心がないと卑屈になって、何でも悪くとってしまいます。
変な人というのはコンプレックスを抱えて卑屈な人が多いので、ちょっとした事で感情が高ぶります。
それと真逆の事をすれば、変な人からの影響をシャットアウトできます。
変な人とは反対に自尊心を持ち、それを心を守る壁にします。
例え給料が安い時でも、どこか自分の性格や生活の一ヵ所でも褒めるところを見つけ、そこに焦点を当てると自尊心が育めます。
日常の中の小さな幸福感に目を向ける事で、ネガティブに染まる事が無くなっていきます。
これは心の状態を健全に保つのに有効なテクニックであり、変な人を引き寄せない雰囲気作りにもなります。
変な人が寄ってくる人は豊かになりやすい
変な人が寄ってくるのは警戒心を抱かれにくい人で、言い換えれば信頼されやすい雰囲気を持った人です。
豊かになった人を観察すると、誰にでも人当たりが良いように見えて、変な人に対しては身を引くのが早いです。
わたし自身も、『どんな相手でも受け入れなければいけない』という呪縛から抜けられてから豊かになれました。