電車に乗る前から服が濡れて、その状態で混んだ電車に揺られて通勤です。
仕事が始まる前から不快な気分になって、ライフゲージはどんどん削られていきます。
なぜ、月曜に雨が多いのか?
仕事はじめの月曜に雨が多い理由
月曜は雨ばかりだ!
こんな風に思っている人は、雨ではなく仕事へのストレスが危険水域の状態です。
何故なら、実際は月曜に雨が多いわけではないからです。
仕事が始まるのが嫌で嫌で仕方がなく、その感情で雨に遭遇するので強烈に嫌な印象となり、記憶に強く残ります。
だから月曜の雨だけを覚えていて、他の曜日は記憶していないため、雨は月曜に多いと思ってしまっています。
自分がどれだけ仕事に嫌気がさしているかのバロメーターです。
思い出すのはやっぱり、月曜の雨
渋谷の会社に勤めていた頃、あの街は谷にあるので大雨が降ると歩道が川のようになりました。
靴の中もスラックスの裾もビショビショになり、その状態でデスクワークがはじまります。
今週一週間がんばろうというのが、月曜の朝に早くも打ち砕かれます。
気が滅入ってきて、今の仕事とか将来さえも考えてしまいます。
そんな雨のダメージが多い渋谷の会社は、電車の乗り継ぎも面倒なので辞めてしまいました。
雨には周期がある
季節によって、同じ天気が7日周期にきます。
月曜に雨が降ると、翌週の月曜も雨といったように。
この時に
「月曜は雨が多い」
という概念が頭に植え付けられます。
月曜に雨が多めなのは秋だけで、年間を通すと月曜が多いわけではありません。
これは主観と違っていて納得がいきませんでしたが、統計だから仕方ありません。
遊び主体の人は、土日に雨が多いと感じる
登山など天気が重要な遊びをする人は、土日の雨に敏感です。
雨天中止になるとガッカリとします。
『もう〇週間も連続で土日が雨だ!』
強いストレスを感じて、彼らは土日に雨が多いと思います。
このように記憶は、ストレスの度合いによって強く脳に焼き付けられて印象に残ります。
仕事中心の人は、休日の雨が気にならない
休日に雨が降っても予定を変えて、家で映画でも観ていれば問題なく過ごせます。
仕事以外ならなんだってストレス解消になるので、休日の雨に強烈な印象は残りません。
夕方まで何もしないで無為に過ごしたと罪悪感を覚えたとしても、実は堕落した過ごし方に解放感を覚えているのではないでしょうか。
平日は
『〇〇しなければならない』
という事が多すぎて、自分の主体性を見失います。
休日に王様のように何にもしない過ごし方をして、布団の中でパンをむさぼり食うような徹底的に堕落した生活をするのも、正しい休日の過ごし方の一つです。
通勤をナシにする選択
結局、月曜の雨が気にならなくなったのは引っ越し
会社の近くに引っ越して、徒歩通勤になってからは月曜に雨が多いと感じなくなりました。
徒歩と言っても、ほぼ隣の建物感覚の距離なので、天候の影響はうけません。
電車で変な人にリズムを崩される事もなく、朝の時間が超快適でした。
東京のデメリットは満員電車ですが、それを無効化してメリットだけ享受できます。
電車のイライラ
ニュースの見出しにこんなものがありました。
これも月曜の雨と同じく、通勤のストレスが危険水域にある状態だったから、イライラを我慢する事ができなかったのでしょう。
引っ越しでコストはかかるけど、ストレスをお金に換算すると食費と同じくらいかかるのではないかと思います。
引っ越しでストレス8割減